2015/12/07
nadeshiko0103
春菊は寒い時期に店頭に並ぶ食材のため、主に鍋料理の具材として使われる事が多いですが、傷みやすく乾燥に弱い野菜です、正しい保存方法で保存しておかないとすぐに葉の水分が抜けてしなべてしまいます。春菊の正しい保存方法を紹介します。
鍋の季節に食卓に並ぶ野菜の代表とも言える春菊ですが、乾燥に弱く買ってきたまま冷蔵庫に保存してしまうと賞味期限が短くなってしまいます。
平均的な春菊の食べられる期限は2~3日程度ですが乾燥対策をしっかりして保存しておくことで買ってきた状態にもよりますが1週間程度の保存が可能になることもあります。
春菊保存可能期間(傷み具合の判断)については下記を参考にしてください。
正しい保存方法が大切!
春菊の鮮度の見極め方わかりますか?
春菊の賞味期限を長持ちさせるには保存方法が大切です。
乾燥対策をしっかりと
春菊は乾燥に弱く買ってきたまま冷蔵庫に保存してしまうと賞味期限が短くなってしまう原因になります。
春菊の葉をみてしなしなになって水分が抜けていなければほとんどの場合食べることができます。
劣化してくるとしなっとなってくるので見た目でする分かると思います。
購入時・入手時の鮮度により多少変動があるため野菜全般に決まった賞味期限は定まっていないのですが、目安となる保存期間は鮮度が良い状態であれば下記程度の保存が可能となります。
正しい保存の仕方をしましょう
乾燥は賞味期限を短くする原因になります。
乾燥を防ぐために新聞紙にくるめます
春菊の保存方法は下記の通りです。
■春菊の正しい保存方法
1.乾燥を防ぐために湿らせた新聞紙で包み保存します
2.ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れ保存します。
3.野菜室に入れるときは立てて置いて保存するのが望ましいです。
※4日以上経過しても変色したり葉がしなしなになっていなければ食べれますが栄養価の低下は避けられません。早めに冷凍保存に切り替えましょう。
食べきれないと思ったらすぐに冷凍保存しましょう
固めにゆでます。
冷蔵保存しておいても食べきれないと思ったらすぐに冷凍保存してしまいましょう。
春菊の冷凍保存方法は下記を参考にしてください。
■春菊の冷凍保存方法
1.春菊を固めに茹でます(30秒程度)
2.冷水で冷やしてから水気をしっかり切ります
3.小分けしてフリーザーバッグに入れて冷凍庫に入れ保存します
■冷凍春菊の使い方
・保存した春菊を電子レンジもしくは自然解凍してお浸し・和え物に使えます
・冷凍したまま味噌汁などの汁物に使えます
下茹でする場合
シュンギクはおひたしやあえ物にする場合、塩を加えた熱湯でブランシール(下茹で)するのですが、根元と葉の硬さに差があるので、根元を先に浸けて、15秒程してから葉を沈めます。葉はさっとつけるだけにし、すぐにあげて冷水にとり、水気を切るといいでしょう。
シュンギクは緑黄色野菜で非常にたくさんのカロテンを含みます。
β-タカロテンは抗発ガン作用や免疫賦活作用で知られていますが、その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
シュンギクには骨を丈夫にするミネラルが豊富
カルシウムをはじめ、マグネシウム、リン、鉄分などのミネラルが豊富どれも骨を生成する上で欠かせない成分です。骨を丈夫にし、健康を維持します。
いかがでしたでしょうか。春菊の保存は、葉物野菜は横に倒すと水分で葉が腐りやすくなるので立てて保存するのがよいでしょう。
また、軽く塩茹でした後に冷水にとり、水気を切って小分けにしてから冷凍すると春菊を長く持たせ保存する事が出来ます。
保存した春菊を自然解凍すればそのままお浸しに使えますし、鍋などに使う時はそのまま入れても構いません。生のままサラダにしたり、鍋に入れて煮てもなかなか春菊ならでは苦味やえぐみは消えませんが、意外と好評なのが春菊の天麩羅です。
衣がつく事で春菊の香りが閉じ込められて、子供でも食べやすいようです。
勿論子供だけではなく、大人でも春菊が苦手という方もいらっしゃるでしょう。
そのような時は茹でた春菊にごま油、醤油、だしの素、海苔を混ぜて食べてみて下さい。
春菊のほろ苦さが癖になる美味しい副菜になります。
正しい保存方法で保存した春菊を美味しく食べましょう!
主な料理レシピサイトの春菊を使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
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