腹持ち抜群!ゆで卵の良質なタンパク質はダイエット効果もある?!
2016/05/13
pico3
『畑の肉』と呼ばれる大豆!大豆のタンパク質は毎日生まれ変わる人体(髪、爪、皮膚、筋肉など)の構成にとても重要な栄養成分です。そのためには毎日の食生活で大豆や大豆製品を食べていただきたいのです。大豆のタンパク質で健康的な美ボディを保持しましょう。
大豆の花
枝豆
大豆はマメ科の一年草で、種子を大豆として、若いものを枝豆としています。
原産地は中国を含む東アジアなどの諸説あり、日本では古事記に大豆の記述があるそうです。
大豆の語源は、「大いなる豆」からといわれています。
大豆は植物性ですが、肉と同様の必須アミノ酸を含有して、大豆のアミノ酸スコアは100で牛乳や卵と共に優秀なタンパク質と評価されています。
鞍掛豆
大豆は、色も形も様々にあり、色も黄色、白色、黒色、緑色など、形も大、中、小と多種多様です。国内では、黄大豆のことを一般的に『大豆』として、大粒種が栽培されています。
・大粒種 料理に使用され、煮豆などになります。
・中粒種 味噌、醤油、豆腐など加工品になります。
・小粒種 納豆などになります。
・黄大豆 日本ではいろいろな用途になるので様々な種類があります。
・青大豆 枝豆用、うぐいすきな粉の原料になります。
・鞍掛豆 青大豆の一種、別名「パンダ豆」、海苔のような風味があるそうです。
味噌と大豆
・きな粉 大豆を炒って粉にしたもの。
・納豆 煮た大豆を納豆菌で発酵させたもの。
・醤油 大豆・脱脂加工大豆、小麦、食塩を合わせて、麹菌で発酵させたもの。
・味噌 煮た大豆を塩と麹菌で発酵させたもの。
・豆乳 大豆を水に浸して、加熱後に搾乳した大豆の汁。
・湯葉 豆乳を加熱したときにできる膜。
・おから 豆乳の絞りかす、ですが栄養満点。
・高野豆腐 豆腐を凍結して、乾燥させたもの。凍み豆腐ともいわれる。
・油揚げ 薄く切った豆腐を油で揚げたもの。
・厚揚げ 半丁から1丁くらいの豆腐を油で揚げたもの、生揚げともいわれる。
・大豆粉 大豆を加熱せずに粉砕したもの。
タンパク質は、炭水化物、脂質と三大栄養素といわれ、人体(髪、爪、皮膚、筋肉、内臓など)を
構成しているとても重要な栄養です。タンパク質はアミノ酸を主とできていて、動物性タンパク質と植物性タンパク質があります。どちらもタンパク質ですが、タンパク質のアミノ酸がそれぞれ違うため、
いろいろなタンパク質を含有する食材を均等に摂っていただきたいです。
タンパク質は、消化のあと体内でアミノ酸になり、人体を形つくる様々な物質になります。
アミノ酸
大豆のタンパク質は人に、必要なアミノ酸の20種類のすべてが含有。
量も比較的にバランスがとれています。
また、体内で合成不可の必須アミノ酸も9種類が豊富に含有。
大豆のタンパク質は、人に必要なアミノ酸の20種類すべてが含有されています。量もわりあい平均があり、大変優れたタンパク質です。体内で合成できない必須アミノ酸も豊かに含有されてます。
アミノ酸は体を形づくる細胞、すなわち骨や筋肉、内臓の材料になるだけでなく、体の機能を高めるさまざまな働きを担っています。
主な作用。
●体の機能を正常に保つ
●運動能力のアップ
●ダイエット効果
●美肌効果
●集中力アップ
●免疫力アップ
●肝機能を高める など。
美肌への効果…アミノ酸はコラーゲン生成の材料なるので、お肌のエイジングやシワ、シミ、肌荒などを防いでくれるのは、特にウレシイ効果ですね。
アミノ酸スコア
PCDAAS
タンパク質の評価基準は、3つあります。
・プロティンスコア タンパク質を評価するスコア、牛乳、卵のアミノ酸組成からだされている。
FAO、1957年。
・アミノ酸スコア 食品の中の必須アミノ酸の含有比率を評価するスコア。1985年改定。
・PCDAAS アミノ酸スコアにタンパク質の消化しやすさを加えたスコア、1993年。
アミノ酸スコア、PCDAASで、大豆タンパク質は最高の評価が出ています。だからといって、
大豆ばかり食べてください、というわけではないです。偏食はよくないです。
ただ、人の体内ではタンパク質を消化吸収し代謝して、体が日々刻々と作り変わっています。
そのためにもいろいろな食品を均等に摂取することが大切です。
人体を形作っているタンパク質は、体内へ消化吸収・代謝され、人体全部の構成を続けて日々入れ替わっています。体内で再合成されたタンパク質は、酵素、ホルモン、免疫物質などや筋肉、内臓、血液など人体の構成する部位へ再合成されていきます。
それゆえにタンパク質をきちんと摂らないと髪、爪、肌、筋肉、血液、酵素、ホルモンなど体が悪い症状に傾きます。免疫力が下がるなど。
理想は1日3度の食事でタンパク質を摂っていただくのがよいそうです。
なかなか3度の食事でタンパク質を摂るというのは難しい場合もあるとおもいますので、可能であれば、1日1度はタンパク質を意識するように食事をして頂きたいです。
大豆
大豆には、脂質、炭水化物、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸など様々な栄養素が含まれます。
大豆はコレステロールを全く含んでいません。大豆は自然のバランス栄養食ともいえます。
●その他、大豆に含まれる成分
・総コレステロールを低下させる大豆レシチン
・ビフィズス菌を増殖させる作用のあるオリゴ糖
・抗酸化作用、またコレステロールなど血中脂質の低下が期待できる大豆サポニン
・骨粗しょう症の予防や更年期の不調を改善するといわれるイソフラボン
といった多くの機能性物質が含まれています。
大豆はタンパク質の他にもいろいろな健康と美容によい栄養成分が含有されています。
意識して大豆製品を摂って頂きたいです。
大豆は古来から、お味噌やお醤油、お豆腐、納豆などとして日本の食卓に親しまれてきました。
大豆は煮豆より発酵食品(味噌、醤油など)や豆腐、豆乳などで摂った方が消化によいので、
毎日、朝一杯のお味噌汁など摂りやすい食事で、大豆食品を摂っていただきたいです。
また、お肌のうるおいなどによいコラーゲンの生成にも、タンパク質を基にして体内で再合成されているので、うるおいある素肌への効果もあるようです。
大豆タンパク質の力で健康維持と、美髪と美爪、うるおいある素肌をキープしてください。
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