2016/01/07
maas
鶏ささみ料理で、ゆで時間がわからずにパサパサの硬い肉になってしまった経験はないですか?実は、鶏ささみ肉のやわらかさを生み出す秘訣は、低温調理でじっくり時間をかけてゆでることなんだそうです。ここでは鶏ささみ肉のゆで方とあわせてゆで時間について調べてみました。
鶏ささみ肉の料理で、肉がパサパサになってしまった経験はありませんか?
原因は、ゆで方を間違えて火を通しすぎてしまったからです。
鶏ささみ肉のやわらかさを生み出す秘訣は、調理する時の温度とゆで時間にあるようです。
脂肪分の少ない鶏ささみ肉は、ゆでる時にお湯の温度を70℃程度を保つようにしましょう。
温度を上げすぎないで調理することが大切です。
鶏ささみ肉のゆで時間はどのくらいでしょうか。
75℃以上になると、食肉のたんぱく質は固くなり始めます。この性質を考えると、ぐつぐつと沸騰したお湯の中で鶏ささみ肉をゆでてはいけません。沸騰したら火をとめ、ふたをして余熱を利用し、じっくりゆで時間をかけましょう。余熱で鶏ささみをゆでると、やわらかな仕上がりになります。
低温でゆで時間をたっぷりとって中心部まで十分に加熱するようにしましょう。
低温調理で、じっくりゆでることが大切なのはわかりましたね。ですが・・・、ゆで時間は
キッチンタイマーを使えば手軽ですが、温度をはかるのに温度計を使うのは面倒ですね。
そこで低温調理が簡単な方法をゆで時間と合わせて紹介します。
また冷凍した鶏ささみ肉のゆで時間やレンジでのゆで方も調べてみました。
材料(作りやすい分量)
鶏ささみ 4本(200g)
生姜 1片
①お鍋にささみがしっかり浸かるだけの水と、薄切りにしたしょうがを入れて、沸騰させる。
②ささみを、筋を取らずそのまま入れる。
再沸騰したら火を止めて、ふたをして8〜10分そのまま放置し、取り出す。
③保存する場合は、丸ごと全体が茹で汁に漬かった状態で保存。(3日ほど冷蔵保存可能)
使う時に、筋を取りながらほぐします。
※筋は生のまま取るよりずっと楽です。
なお、鶏ささみ肉の重さは、1本が50g程度です。本数が変わっても、1本当たりの重さが変わらなければゆで時間は変わらないそうです。
放置時間の目安は、冷蔵庫から出してすぐのものなら10分、室温に戻したものであれば8分だそうです。
鶏ささみ肉のゆで時間は、火を止めて放置する時間つまり余熱で火を通す時間も含まれるということですね。
①ささみはあらかじめ筋を取り除いておく。
②水1リットルを鍋に沸かしておき、沸騰したら塩大1/2を加える。
③そこにささみを入れすぐ火を消す。
④五分ほどそのまま放置。冷めたら手で割くとしっとり柔らかいささみになります。冷めてもおいしいです。
材料 (2-3人分)
ささ身 3本
水 1リットル
塩 大1/2
こちらは、塩をいれているため、ゆで時間が5分と短くなっています。
このくらいのゆで時間でしたら、あっという間ですね。
材 料(4人分)
ささみ 8本
☆水 2カップ
☆塩 小さじ1
☆お酒 大さじ2
.お酒(下味用) 大さじ1
①ささみは、ハサミで筋を切る。大さじ1のお酒をふって。馴染ませる。
②水に☆の調味料を入れて、沸騰させる。ささみを入れたら、すぐに火を止める。
③すぐ蓋をして、そのまま冷えるまで冷ます。
④タッパに入れて、汁ごと冷やす。
こちらの作り方ではゆで時間は、さめるまでまで待ってよいそうです。
一度火をとめてふたをしてしまったら、あとはゆで時間を気にせずというのが助かりますね。
献立は決まっているのに、うっかり冷凍庫から冷蔵庫に食材を移すのを忘れて外出してしまったことありませんか。そんな時でも冷凍した鶏ささみ肉があったら、まるごとゆでてしまいましょう。
ただし、冷蔵肉と比べて、ゆで時間(放置時間含む)はながめにしましょう。
鶏ささみ肉をほぐすときに火が中心までとおっていることを必ず確認しましょう。
材料
鶏ささみ: 何本でも
水:ささみがかる位のお水 たっぷり
①お鍋にたっぷりのお水を沸騰させて、ささみを入れます。
②全てのささみを入れたら直ぐに火を止め、蓋をし10〜15分待つだけです!
(冷凍胸肉の場合は30~40分程度で出来ました)
③10~15分経ったら一度ささみの中身を見てみて赤く(生)なければ出来上がりです❢
(胸肉は30~40分程度)
④後はお好みで調理して下さい♪
ささみを割く場合は筋ごと茹でた後に処理して下さい。
冷蔵の鶏ささみ肉よりゆで時間が長いことがわかります。
急いでいるときは、お鍋で調理するゆで時間でさえ惜しいときがありますよね。
そんなときは電子レンジでゆで時間を短縮してもよいかもしれませんね。
材 料(2~3人分)
とりのささみ 2本
酒 大さじ1
①ラップを敷いて・・ささみの数ヶ所に包丁でチョンチョンと切れ目を入れ、酒を全体に振りかける。
②ラップにくるみ、レンジで2分チーン。で、できあがり~
いかがでしたか?
低い温度を保ちながら、ゆで時間をとることは、至難の業のようですね。でもじつは蓋をして温度が逃げないようにして放っておけばいい、それだけの簡単なことのようです。ぜひ試してみてください。
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