2016/05/31
kuwaoro56
もつの栄養には、どのようなものが含まれているかご存じですか?もつには様々な栄養素が含まれていて、その分様々な健康効果や美容効果も期待できるのです。もつの栄養を知ることで、食卓にも積極的に取り入れたくなります。もつの栄養と健康の関係をみていきましょう。
【もつの栄養】ビタミンB群という栄養素
もつには、ビタミンB群に属する栄養素が豊富に含まれています。特に多いのが、貧血を防いだり神経の正常な働きを助けるビタミンB12です。豚もつの場合、100g中に1μg含まれています。
もつに含まれるビタミンB群という栄養素は、不足すると神経系の障害のほかに、食欲不振や便秘などの症状が出ることもあります。その他にも、ビタミンB群の栄養素には疲労回復の効果があったり、皮膚や毛根に栄養を与えたり、粘膜の炎症を防いだりと言った様々な効果を持つものがあります。
【もつの栄養】鉄分という栄養素
鉄分は豚もつの場合100g中に1.6mg含まれています。鉄分の最も大きな働きは、貧血を防ぐことです。鉄分が不足した場合には、貧血の他、疲労感や倦怠感、集中力の低下や口内炎などの症状が現れます。
【もつの栄養】亜鉛という栄養素
亜鉛は、豚もつの場合100g中1.8mg含まれています。亜鉛は、男女問わず生殖機能の発育や維持などに効果があるとされている栄養素です。そのほかに、免疫機能の向上やタンパク質の合成、骨を発達させるなどの役割も担っています。
また、細胞分裂や妊娠の維持にも関わる栄養素ですので、妊娠中には積極的に摂取したい栄養素でもあります。日本人の食生活では亜鉛が不足しがちになると言われていますので、意識的に補給する習慣をつけると良いでしょう。
【もつの栄養】ビタミンDという栄養素
ビタミンDは豚もつの場合100g中1.8μg含まれています。ビタミンDは、骨の健康を維持するために必要な栄養素だと言われています。免疫力を高める効果があったり、がんや糖尿病、自閉症などに効果があるかもしれないと言われています。
【もつの栄養】ビタミンKという栄養素
ビタミンKは、豚もつの場合100g中26μg含まれています。出血を止めるのに必要なプロトロンビンという物質は、ビタミンKがなければ作られませんし、骨からカルシウムが流出するのを防いで、骨を丈夫にする働きもあります。
ビタミンKが不足すると、出血が止まりにくくなります。大きな事故などに合ってしまった時には、重大な事態につながる可能性もあります。また、骨がもろくなってしまうこともあります。一方で、過剰摂取すると吐き気や息苦しさなどの症状が現れることもあります。
【もつの栄養】がん予防
もつには、がん予防の効果が期待できます。がんは抗酸化作用によって予防できるのではないかと考えられていますが、もつには抗酸化作用が高いとされているビタミンAが豊富に含まれています。
骨の健康維持
もつは、骨の健康を維持するためにも役立ちます。もつに豊富に含まれているビタミンKは、カルシウムが骨から溶け出すのを防ぐ役割を担っていますし、ビタミンDも骨の健康を維持するために必要な栄養素です。
免疫力を高める
もつは、免疫力を高める効果もあると考えられます。ビタミンDや亜鉛は、免疫力を高めるために効果があるとされている栄養素です。免疫力を高めることで、あらゆる病気にかかりにくくなります。
美肌効果
もつの栄養で、美肌効果も期待できます。亜鉛は細胞分裂に関わる栄養素であるため肌のターンオーバーにとって重要な役割を果たします。鉄分は、美しい肌を保つのに必要だとされるコラーゲンの合成にも関わっています。
デトックスの効果も期待できます。ビタミンB12が不足すると便秘になると言われていますが、もつにはこのビタミンB12が豊富に含まれているのです。便秘に悩んでいる人は、積極的にもつ煮を食べることでデトックスの効果が期待できるかもしれません。
もつの栄養と健康効果
いかがでしょうか?もつには、貧血を防いだり神経の正常な働きを助けるビタミンB12が多く含まれています。その他にも、鉄分や亜鉛などが含まれており、美容への効果も期待できます。
もつに豊富に含まれているビタミンKは、カルシウムが骨から溶け出すのを防ぐ役割を担っています。ビタミンDという免疫力を高めるために効果があるとされている栄養素も含まれているので、もつはとても万能な食材です。ぜひ、食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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