焼肉にもみだれをする必要性と種類、他の料理に使える意外性
焼肉と言えば、肉やつけダレとありますが焼肉にはもみだれという重要な存在がいます。もみだれが欠けるとせっかくの焼肉も台無しです。この記事ではもみだれの重要性と種類別のもみだれ・家庭でも作れるもみだれやもみだれの意外な活用法を紹介します。
肉に下味としてもみだれを使うと肉本来の味に様々な食材で出来た味が混ざり、焼いた時の香ばしさと味が格段の上がります。
もみだれにいれる食材次第で肉のおいしさも大きく左右するほどの必要不可欠な脇役です。
漬け込む時間は20~30分ほどでよいです。前日から漬け込むと味は全体に染み渡るのですが肉が黒く変色します。
しょうゆだれ
色々な野菜・果物のジュースが混ざったしょうゆだれでロースやハラミ向けで柔らかくなり、肉を噛みしめると醤油と肉の旨味でご飯が欲しくなります。
しょうゆだれは使える場面がとても多く、しっかり作りこむと万能調味料として役に立ちます。
しおだれ
さっぱりとした塩だれは味の濃いしょうゆやみそが向かないタンや豚トロといった、あっさりが必要なお肉向きです。塩だれにゴマやネギをたくさん入れたネギ塩だれを作るのもいいです。
みそだれ
味の濃い味噌だれはホルモンといった脂の多い食材やレバーといった臭いがある内臓系との相性が良く、肉の旨味をアシストします。
3種類のもみだれに甘口と辛口の他にジンギスカン用や韓国のプルコギ用と一括りには出来ないもみだれは焼肉好きを楽しませる存在です。
材料
醤油大さじ2~3
砂糖大さじ0.5~1
酒大さじ1
みりん 大さじ0.5~1
ごま油 大さじ1~1.5
リンゴジュース大さじ1~2
にんにく(すりおろし) 小さじ1~2
ごま大さじ1~2
焼肉のしょうゆもみだれレシピ①
材料をよく混ぜます。分量は目安なので目分量でいいのですが醤油や砂糖で味が大きく変化しますので、ここは慎重かつ感覚で
焼肉のしょうゆもみだれレシピ②
焼く少し前にお肉にからめます。
焼肉のしょうゆもみだれレシピ③
お好みの焼き加減でいただきます。
材料(ホルモン400g)
ホルモン400g
☆塩小さじ 2
☆みりん 大さじ 3
☆酒大さじ 3
☆ごま油 大さじ 1
☆ウェイパー 小さじ 1/2
☆にんにく(チューブ) 小さじ 1
☆レモン汁小さじ 1/2
☆こしょう(粗挽き)少々
焼肉の塩もみだれレシピ①
☆の調味料を全部混ぜる。
焼肉の塩もみだれレシピ②
①で混ぜたたれをジップロックに入れたホルモンに入れる。
焼肉の塩もみだれレシピ③
よく揉み込んで、冷蔵庫に寝かせる。
焼肉の塩もみだれレシピ④
好きなタイミングで食べる。
材料(2人分)
にんにく大きめ1片
生姜ニンニクと同量
味噌 ※写真は黒大豆味噌の使用時大さじ1
コチュジャン小さじ1
オイスターソース小さじ1/2
豆板醤少々
メープルシロップ ※ハチミツでも可小さじ1/2
醤油小さじ1/2
みりん小さじ1/2
ごま油小さじ1
焼肉の味噌もみだれレシピ①
ニンニクと生姜をすりおろして器に入れる。
※弁当用ならニンニクを入れなくても大丈夫です。
焼肉の味噌もみだれレシピ②
調味料を記載の順番に器に入れて、一つ一つよく混ぜて完成です。
焼肉の味噌もみだれレシピ③
※ロースやモモ肉のような脂の少ないお肉は揉み込んですぐ。
※ホルモン系は味染みの悪い物は揉み込んで5~10分ほど寝かす。
3タイプの焼肉のもみだれを紹介しました。個性的な味付けでそれぞれの調味料にあった食材のエキスにする事でよりいっそう美味しいもみだれが出来上がります。
焼肉以外につかうもみだれ:からあげ
焼肉用もみだれですがから揚げの下味に使うと良いです。しっかりと揉み込むことで揚げた時に鶏に味が染み込んでいて、とてもおいしくなります。
焼肉以外につかうもみだれ:マグロのづけ
しょうゆのもみだれで漬けたマグロを鉄火丼などに使えば、素晴らしい丼が出来上がります。マグロの他に臭いの強いカツオにも活用できます。
焼肉以外につかうもみだれ:塩焼きそば
塩焼きそばは塩ベースの調味料で作るので、焼肉の塩もみだれを使う事で塩焼きそばにしっかりと味が付き、おいしい塩焼きそばが作れます。
焼肉以外につかうもみだれ:餃子
餃子の餡を作る道中で焼肉の塩もみだれを混ぜる事で餡に下味がついて、酢醤油が無くても食べれる餃子が作れます。
焼肉以外につかうもみだれ:味噌ラーメン
焼肉につかう味噌だれは様々な味噌に豆板醤とコクのある調味料で濃厚な味噌ラーメンに作れます。
焼肉のもみだれに対する必要性が伝わりましたでしょうか?焼肉だけではなく、他の料理に活用出来る万能調味料です。
是非、もみだれを作って、活用してみてください。炭火やホットプレートで焼く肉にもみだれの香りが人々の胃に幸せを届けます。