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キムチは発酵食品!正しい賞味期限と保存方法でおいしく食べよう!

韓国の漬物であるキムチ。キムチは発酵食品ですが、市販品は発酵を抑制する成分が入っているため賞味期限が短く表記されています。つまり、正しい賞味期限を知っていれば今よりもおいしさが変わるんです!この機会に正しい賞味期限と保存方法を知りおいしくキムチを食べましょう!

辛くておいしいキムチ!意外と知られていませんが、賞味期限はとっても重要!

ご飯のお供にも料理にも最適なキムチ。アレンジ次第で色々な食べ方ができますよね。
でも、キムチは発酵食品だから長持ちするものと思ってはいませんか?

実はキムチは意外とデリケートなもの。賞味期限と保存方法はとっても重要なのです。
あなたが今している保存方法では賞味期限が縮まり、キムチのおいしさが変わってしまうことも…!
ここでは、いままで知らなかった、キムチの正しい賞味期限と保存方法、この関連グッズなどをまとめてご紹介します!是非この機会に試してみてください!

意外と知らない?日本で売られている「キムチの特徴」

日本で販売されているキムチと、本場韓国で作られているキムチは味と賞味期限に違いがあります。
韓国のキムチは、唐辛子・ニンニク・生姜・塩辛・イカ・エビなどのエキスに長く深く漬け込み、発酵させ酸味が強くなったものが好まれますが、日本人用に作られているキムチは比較的浅く漬けられていて、どちらかというと甘みを感じる味になっています。
栄養素的には深く漬けた物のほうがいいのですが、これはあまり日本人に好まれる味ではないため浅漬けのキムチになったのです。

キムチは発酵食品として知られていますが、実は日本で作られているキムチの中には化学調味料で漬けられているために、発酵・熟成がしっかりとされていないものがあります。そのため、賞味期限が本格的に作られたものよりも短くなり、時間が経つごとに風味が失せ、発酵ではなく腐敗してしまうものがあるのです。

まず、腐敗するのを避けるためには化学調味料で漬けられたものではなく、自家製店で作っているような本場の深漬けされたキムチを買うのがいいでしょう。
そちらの方が、賞味期限がとても長く、時間が経つごとに味が変化していくため楽しめます。

深漬けされたものは時間が経つほどに発酵が進むため、長くおいしく食べることができるのです!

キムチの賞味期限はどれくらいなの?

キムチを買う際に賞味期限を確認する方は多いと思いますが、スーパーに置いてあるキムチって意外と消味期限が短いと感じたことはありませんか?発酵食品のはずだから、もっと長くてもよさそうに…なんて思ったこともあるはず。

■本格的に漬けられたキムチなら数か月は大丈夫!

本場韓国では、年に数回漬けたキムチを保存して数か月にわたり食べ続けるものなのです。そのため、数か月は賞味期限があり保存がききますが、丁寧にかき混ぜたり、雑菌が入らないように注意しなければなりません。ですが、時間が経つごとに発酵が進み味が変化していくため最後まで、長くおいしく食べていけるのです。

■スーパーで売られているキムチは…

スーパーなどで市販されているキムチは、乳酸発酵させていないものや、発酵が浅いものが多いのです。
そのため、本格的なキムチに比べ、甘味が強く、賞味期限が本場のものよりも短くなります。
また市販のものは、発酵を抑える成分が入っているため時間が経っても発酵は進みません。だから賞味期限が短いのです。賞味期限が切れたまま放置すれば、逆に悪くなりやがて腐敗してしまうのです。

ですから、市販のキムチを買った場合には書いてある賞味期限に関わらず早めに食べるほうがおすすめです。

本格キムチの場合は、発酵が進むと酸味が増してくるため日本人は苦手に感じる方が多いようです。なので、酸味が強くなった本格キムチは火を通して、炒め料理に使うをまた違った風味で楽しむことができます!

キムチの常温保存は危険!?

キムチを常温保存するのは危険なことなのです!

市販のキムチの場合、適した保存温度は10℃以下。私たちが普段食べているキムチは発酵が浅いため、10℃以上の環境で放置されると発酵はあまり進まず、カビが生え腐敗が始まってしまうのです。

本格的なキムチの場合は、もっと危険です。
なぜなら、常温で放置されたキムチはどんどん発酵が進み、醗酵食品ですから「ガス」が発生します。そして、それが完全な密閉容器で保存されていた場合、数日で破裂する恐れがあるんです!
温度が高いところでは、冷蔵庫などで保存するよりももっと早く発酵が進むので袋や容器が破裂する可能性が高くなるんですね。

保存の仕方で賞味期限を長くするには?

スーパーなどで売っているキムチで、賞味期限が短く表記されているものは、発酵させていないキムチである可能性が高いです。
ですので、開封してそのまま冷蔵庫で保存しても日に日に酸味が強くなり、あまり長持ちはしません。
賞味期限内であれば、酸っぱくなっても食べて問題はありません。ですが酸味が出たものは苦手なんて方も多いですよね。

そこで、市販のキムチの場合は開けたら密閉容器に小分けにし、チルド室に入れるのが一番いい方法です。チルド室は常に0℃に保たれています。キムチは温度が低ければ低いほど発酵やカビの発生が抑えられ賞味期限を多少引き延ばし、酸味が強くなるのを防げます。

チルド室が無いというご家庭の場合は必ず冷蔵庫で保存するようにし、賞味期限が書いてあっても、2週間以内に食べてしまうのがいいでしょう。酸っぱくなっていくのは2週間を過ぎたあたりで乳酸菌が一気に多くなるのです。
ですので、そこを目安に食べてしまうのがいいでしょう。

ですが、2週間以内に全て食べるのは難しい時もありますよね。
そういった場合には、前もってビニール袋などに入れておき冷凍保存してしまいましょう!
これで、ある程度はおいしさを保て、賞味期限を延ばすことができます。
冷凍すると、生の野菜を使っていますから水分が失われ食感が変わってしまう場合もありますが、味にはそこまでの変化は無いので安心して食べていただけます!

■本格キムチの保存方法

本場韓国と同じように作られたキムチの場合、保存方法が少し違います。

開封後2週間ほどで、発酵が始まり酸味が増していくのは同じです。
実は本場韓国では、きちんと発酵し酸味が出ているものであれば賞味期限はない、などと言われているのです。
ですが、自家製キムチを販売している店舗では、法規制に基づき、11月につけたキムチは翌年の6月までに賞味期限を設定し食べきることにしているのです。
その際には、必ず10℃以下環境で保存しています。

ですので、日本でも自家製キムチを販売する店舗は多くありますが、きちんと発酵しているキムチは10℃以下の環境で保存すれば賞味期限は数か月持ちます。
また、自家製で作った場合も同様です。自家製キムチの場合には、腐敗を防ぐために2~3日おきにそこからかき混ぜると、さらに腐敗を予防することができます。

どちらにも共通することは、10℃以下で保存することです。
これが一番大事なことですし賞味期限を多少延ばし、食べることができますよ!

キムチの保存にいい容器をご紹介!

キムチの匂いってとっても強いですよね。入っている容器をしっかり閉めたはずなのに、匂いが漏れてくる…
冷蔵庫全体に匂いが広がるのは避けたいですよね。

そこで、キムチ保存に最適な容器をご紹介したいと思います!

楽天・キムチ専用保管容器ステンレース
サイズは結構大きめなので、自家製キムチを作る方には好まれています。
匂い・液漏れもせず、ステンレスなので色移りも無いため、長く使うことができます。

こちらも楽天から・ステンレスタッパー
サイズは大・中・小とあり、キムチだけでなくサイズによってさまざまな用途に利用可能。
液漏れ、匂い漏れもなく洗いやすいことでの人気です!

LOCK&LOCKという商品です。色々なショッピングセンターの食器売り場にて売られています。
お弁当サイズのものから、小さいものまで色んなサイズがあります。
匂い、液漏れも比較的少なく、色移りもしにくいと好まれています。
四か所に留め具があり、しっかりしたつくりになっています。

キムチの賞味期限、保存方法をまとめてみて

いかがでしたでしょうか?
キムチは今や日本の食卓に欠かせないものとなってきました。

キムチを酸っぱくしたくないのなら、10℃以下で保存することが大事!
そして一番は、「チルド」で保存するのが賞味期限を延ばす方法です。
市販のものは、発酵させていないものもあるため、あまりに長期間置いておくとカビが生えてしまいます。
キムチは漬物ですから、一見腐敗が始まっているのか分からないこともあると思いますが、酸味だけでなく何か味がおかしいと感じたら、すぐに食べるのをやめてくださいね。
正しく保存しておいしくキムチを食べていきましょう!

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