ゼリー等に含まれるゼラチンにもアレルギーがあるのをご存じですか?
2016/04/17
mnkhome2015
2016/04/09 更新
子供が大好物のピーナッツ。大人になってもお酒のお供としてピーナッツが出がでてくることは多いと思います。では、ピーナッツアレルギーってご存知ですか?今回のピーナッツアレルギーは、子供ばかりではなく大人もかかってしまいます。その原因と症状、対処法を紹介します。
では、ピーナッツアレルギーはどういった原因で起きるのでしょうか。
昔からの食生活が変わってきた影響で、食べ物によるアレルギーが年々増えているとの統計も出ています。これらのものは一般的に食物アレルギーといって、大まかにその食べ物も分類されています。
その食べ物を食べることによって、身体に異常をきたすことを食物アレルギーといいます。以下にそれらを上げてみます。
・卵
・牛乳
・大豆
・麦、ピーナッツ他、ナッツ類
・蕎麦
・甲殻類
・イカやタコ
これらのものを食べると、蕁麻疹や腫れ、皮膚のかゆみ、呼吸困難などを引き起こすといわれています。卵や牛乳はよくある例ですね。牛乳などは、下痢なども引き起こします。
これらも食品は、その食品に含まれていると知らずに食し、亡くなってしまうという事件もあります。それほどの害を身体に及ぼすものなので、ご自身がアレルギーを持っている場合は注意が必要です。
また、食品の製品表示を良く見ておくことも大事なことです。どういうことかといいますと、直接にそのアレルギーのものが入っていなくても、その製品と一緒に製造されるケースもあります。その場合は、表示に「○○を原料にした製品と同じ設備で作られています」と銘記してありますので、こちらも注意して確認しましょう。
また、機会があれば自分はどんなアレルギーがあるか、確認しておくとよいでしょう。すでにどんなアレルギーをもっているか、確認ができていればいいのですが、自分は何がアレルギーの原因かを知らない人は、検査しておくことも重要かと思います。食品以外にも色々なアレルギーがあります。ハウスダスト、ペット、カビなど、知っておくと、思い当たる節があるケースも出てきます。
検査料はたいした額ではありません。たいだい5000円ほどです。内科で血液を取ってもらい検査します。何十種類ものアレルギーをチェックできます。
また、アレルギーが原因のアナフィラキーショックというものがあります。これはその食品を摂取した際の急激に身体への変化が起こる症状で、寒気、吐き気、呼吸困難等を引き起こします。さらに顔色が青くなり意識が朦朧となったり失ったりします。最悪の場合は命を落とすこともあります。
アナフィラキーショックを一番起こしやすいのは、卵でその次にピーナッツがきます。また、直接にその食べ物が原因ではなく、他の要素との絡みでも、引き起こす可能性もあります。た例えば、非常に疲れていて体力が落ちている時や体調が悪い時、風邪気味の時なども注意が必要です。また、何も口から摂取した場合とは限りません。その成分を含んだ食べ物が身体に付着した場合にも症状が出るケースも確認されています
では、ピーナッツアレルギーが発生した場合の症状を知っておきましょう
ピーナッツを食べてから腹痛や下痢、嘔吐といった症状が出ます。経過を見るのが一般的ですが、ひどいようですと、医者の診断が必要となります。一部、食道といいますか、のどに違和感が生じるケースもあります。
当然、薬で症状は和らぎますが、経過を見ている間に納まるときもあります。あまりひどくないようでしたら、水を多めに取るようにして、様子もみるといいでしょう。水にはアレルギーのもととなる抗体を薄める効果があります。
症状はそのピーナッツを摂取してからすぐに現れることもありますが、大体3~4時間以内に発症する場合がほとんどです。
子どもの場合は、ピーナッツの破片が気管支に入り込み、喘息になりやすくなります。身体がまだ成長段階でできていません。よって、大人なら排出できる小さな破片なども子どもは排出できないがゆえに、子どもにピーナッツを食べさせてはいけないということになっています。
この場合も呼吸困難となりますが、まだアレルギーの段階ではありません。このようなケースが多々ありますと、やがて大人になった際にアレルギーとして発症します。
症状としては、先ほどの呼吸困難を始め、胸の痛み、咳や痰が出るようです。
ただ単に咳や痰ですと原因の追究は非常に難しいでしょう。この場合はアレルギーの症状と判断するには医師の診断しかありません。
ピーナッツを食べた後、腫れたり蕁麻疹の症状がでます。肌は赤みを帯び、かゆみを伴うケースがかなりあります。腫れや肌の赤みの場所は、特に何処と決まったような場所はありません。血液が循環しその要素がたまる場所に出ます。
見えるところに出ると、わかりやすいのですが、下着などで隠れた場所に発症しますと、発見しにくいですし、気付かないことよって症状が悪化するケースもあります。
ピーナッツアレルギーのそれぞれの症状の対処法を紹介します。
先に述べたように、医師の診断が確実ですが、その応急処置として水の補給がいいようです。
あくまでも水が好ましく、水分と称するお茶とかコーヒー、ジュース類ではありません。この辺はよく勘違いされる方もいるので注意してください。また、果物をとることは有効です。当然そのアレルギーがない場合ですが、果物でもリンゴやパイナップルは酵素がそのアレルギーを分解し、排出を促してくれます。
下痢や嘔吐の症状が出るということは、そのアレルギー元を早く排出したいという身体の反応です。
お風呂で汗を流すのも、一つの手段として有効です。
必要とあれば、医師の診断が必要となります。特に呼吸は生命に関わることにつながりますが、その判断は慎重にしたほうがいいでしょう。一過性のものと簡単に判断してしまうと、本人の苦しみが増した際に、手遅れとなることもままあります。
また、アレルギーの判断とするのは難しいと述べましたが、アレルギーの原因となるものを食すとその症状が出ると思い当たるようであれば、その摂取を控えなければいけません。
こちらもピーナッツを食してからすぐに反応が出ますので、原因の特定はしやすいのではないでしょうか。
そして、数時間の内に治まるケースがほとんどですが、長引くようでしたら医師の診断を受けましょう。この場合も、水と果物による対応は有効です。
ピーナッツについての注意点を紹介します。
ピーナッツアレルギーは、何より一番はピーナッツを食べないことですが、自分がそのアレルギーであることを知らないとか、知らないで食べてしまった場合もあります。知っている場合には、食品のパッケージにある成分表をこまめにチェックする習慣があると思いますので、問題ないかと思います。しかし、レストランなどではその成分がわからないことがほとんどなので、あらかじめレストラン側には伝えておく必要があるでしょう。
最近の研究では、子どもにピーナッツを食べさせてはいけない、といわれていたことに関しますが、、逆に子ども頃にピーナッツを食べてなかった人は、その免疫力がないため、大人になるとピーナッツアレルギーになる確率が高いと発表されています。
子どもには食べさせてはいけないといいながら、食べてなかったから、アレルギーになる。なんとも矛盾しておりますが、そういうものなのです。免疫力ができていないからだということです。
今回は、ピーナッツアレルギーについての記事でした。
症状が現れた時に間違った対処を行わないようにしましょう。自分がピーナッツアレルギーということを自覚していない人は注意する必要があります。
自分がピーナッツアレルギーだと自覚している人は、なるべく摂取しないように注意して、症状が現れても適切な対応を出来るようにしましょう。
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