ゼリー等に含まれるゼラチンにもアレルギーがあるのをご存じですか?
2016/04/17
mnkhome2015
2016/04/08 更新
赤くて甘酸っぱいりんご。ビタミンやミネラルも多く、果物の王道といっても過言ではない!!でも実はりんごは食べるとアレルギー症状が出ることを知っていましたか?子どもはもちろん、大人になってからでも発症する可能性があるんです!!今回はりんごのアレルギーに迫ります!!
りんごはバラ科のリンゴ属に分類されます。
種類は豊富で、ふじ、つがる、王林、ジョナゴールドなどたくさんありますが、
実は世界で一番多いのが、「ふじ」なのです!
時期は秋頃に旬を迎えますが、一年中出回っている身近な果物とも言えます。
りんごは昔から「1日1個で医者いらずと」言われています!
・ビタミンC
・カリウム
・カルシウム
・ポリフェノール
・食物繊維(ペクチンやセルロース)など
りんごは女性にうれしい効果がたくさんあります!
・美肌・美白効果
・ダイエット効果
・生活習慣病予防
・高血圧の予防・改善
・便秘や下痢の解消
・疲労回復効果
・むくみの予防・改善 など
りんごの成分や効能だけを見ていくと、うれしい要素満載で、アレルギーなんてあるの?!なんて信じられないような気さえしてきます。
しかしりんごは、子どもだけでなく大人になって食べると突然アレルギーを発症することが報告されているのです!
現在では「特定原材料に準ずるもの」のひとつにりんごが挙げられており、加工食品には、アレルギーの可能性があるためりんごが含まれている旨を記載している食品もあるのです!
口腔アレルギー症候群かもしれない!!
・口の中やまわり、喉などがかゆい
・ひりひり、イガイガする
・苦い感じがする
・舌のかゆみやしびれを感じる
・蕁麻疹 など
りんごなどの果物を食べて起こるアレルギーの中で一番多くみられる症状が、皮膚や粘膜に異常が出る「口腔アレルギー症候群」です。
・吐き気や嘔吐
・腹痛
・下痢 など
こういった症状に加えて急な発熱がみられることもあるようです!
・咳や鼻水
・胸の苦しみ
・呼吸困難 など
アナフィラキシーは発症後すぐにアレルギー症状が現れる重篤な状態です!!
・血圧低下
・頻脈
・意識障害 など
特に重篤で命の危険がある状態を「アナフィラキシーショック」と言います。
りんごアレルギーの原因として考えられるものをいくつかまとめてみたいと思います!
IgEとはアレルゲンに働きかける免疫グロブリンです。
人間の体は異物が外から入ってくると、体の中にIgE抗体をつくり、その異物をやっつけようとする働きがあります。
しかし、実際には体に有害でなくても異物だと認識してしまい攻撃しすぎることで自分の体を傷つけてしまうことがあるのです。これがアレルギーです。
つまり、りんごを異物だと認識し体を守るためにIgEが作られ、過剰に反応するので結果的にアレルギーを引き起こしてしまうということです。
実は花粉症のアレルゲンと、果物アレルギーのアレルゲンは共通しているのです。
そのため、りんごのアレルゲンと花粉症の原因の抗体が反応してアレルギーを引き起こしてしまうのです。
特に花粉症の中でもりんごはシラカバ花粉症に要注意です!
シラカバは北海道に多い花粉症と言われていますが、果物アレルギーを引き起こしやすいのが特徴なのです!
特にバラ科の果物はアレルギーを引き起こしやすいとのこと!
また、りんごアレルギーが大人になって発症しやすい理由として、子どもより長い間生きている分、花粉症と長い間付き合ってきたので発症しやすいようです。
最初に紹介しましたが、りんごはバラ科のリンゴ属に分類されています。
りんごアレルギーを発症する方は、他のバラ科の果物にも注意が必要なのです!
同じ科の植物はアレルゲンが似ているのでアレルギーを引き起こしやすくなるのです。
・アンズ
・いちご
・ウメ
・さくらんぼ
・すもも(プラム)
・ナシ
・ビワ
・桃
・りんご
・プルーン
・ネクタリン
・カリン
・マルメロ など
果物は新鮮な物ほどよりアレルギーが起こりやすいと言われています。
さらに、体力が低下しているときにはアレルギーは起こりやすいものです。
アレルギーが出る心配のある人は、りんごを食べるのは避けるようにしましょう。
アレルギーの原因はその食べ物のタンパク質にありますが、タンパク質は熱に弱いのが特徴です。
お医者様との相談が一番ですが、りんごを食べるときには、加熱処理することをオススメします!
アップルパイやジャムなど食べ方は様々にありますよ!
また、お店でりんごの加工品を買うときには、よくチェックするように心がけましょう!
今回はりんごアレルギーについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
普段気にせず気軽に食べていたりんご!でも実はアレルギーが起こることもあるので注意が必要です。
りんごだけではなく、花粉症との関係や似ている果物にも気をつけなければなりません。
一見、いろんなところに注意を払わなくてはいけないようですが、少しでも気になる症状が出ればまずはお医者様に相談したり、加熱して食べるなどのアレンジをしてりんごをおいしく頂きたいですね!
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