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メロンでアレルギー?意外と知らないメロンと花粉症の関係?!

メロンを食べた後に喉がイガイガ痛くなったり、痒くなった事はありませんか?それはメロンアレルギーの症状かもしれません。花粉症の人は特に注意が必要!どうしてメロンが花粉症と関係あるの?今回はメロンアレルギーと花粉症の関係についてまとめてみましょう!

メロンとは?

メロンとはどんな果物なのでしょうか?まずはメロンについて調べてみましょう。

メロンは植物学的にはスイカと同じ瓜科、しかもキュウリ属の野菜になります。とは言っても、流通分野や食生活における分類、栄養学上などでは、もちろん代表的な果物としてとらえられています。

出典:http://foodslink.jp

メロンはスイカと同じウリ科に属するのですね。

メロンといえば高級な果物の定番です。
特にマスクメロンや夕張メロンはとても美味しく、見た目も芸術作品のような美しさです。
そして価格も相当なものになります。それもそのはず、高級なマスクメロンは、一個のメロンに栄養を全て集めて美味しくするために、一株に一個しか実がならないように後の実は摘果してしまうのだそうです。

しかし、プリンスメロンやアンデスなど、手ごろな価格のものもスーパーで手に入れる事もできますよ。

メロンアレルギーとは?

高級果物として定番のメロン。甘くて美味しくてちょっと特別感があるメロンですが、そんなメロンにアレルギーがあるのをご存じですか?

メロンを食べると口の中がイガイガしたり、喉にかゆみを感じたりすることはないでしょうか?
このような症状が出る場合は、メロンアレルギーかもしれません。

実はこのアレルギー症状は、メロンだけではなく他の果物でも発症する可能性があります。
そして、この果物のアレルギーと花粉症には関連があることをご存知ですか?

メロンアレルギーの症状は?

メロンのアレルギーは口腔アレルギー症候群の症状です。口腔アレルギー症候群は、果物アレルギーや食物アレルギーとも言われます。花粉症の方がなりやすいと言われています。

その症状は、食べた時に口の中がピリピリと痛かったり、唇が痒くなったり喉の奥がイガイガしたりします。他にも皮膚や粘膜に蕁麻疹が見られたり、目や鼻のかゆみ、下痢や嘔吐、気管支喘息を起こしたりします。

メロンの他にもアレルギーの原因となるので注意が必要な果物があります。

・(ウリ科)メロン、スイカ
・(バラ科)桃、リンゴ
・(マタタビ科)キウイ
・(パイナップル科)パイナップル

アレルギー体質だと思う方は食べる時に注意しましょう。

口腔アレルギー症候群とは?

花粉症の患者さんで、メロンなどの特定の果実によって口腔内のアレルギー症状が起こることが知られるようになり、口腔アレルギー症候群と呼ばれています。

どうして口腔アレルギー症候群と花粉症が関係あるのでしょうか?

それは、花粉症の原因となる種類の花粉と、果物の持つタンパク質が似ている場合、アレルギー症状が出てしまうのだそうです。

口腔アレルギー症候群が更に悪化するとアナフィラキシーショック症状を引き起こします。
アナフィラキシーショック症状とはどんな症状なのでしょうか?

アナフィラキシーショック症状とは?

アナフィラキシーショック症状をご存じですか?
近年、アレルギーの方が増えていて、このアナフィラキシーショック症状についてメディアで取り上げられる事も多くなりました。

アナフィラキシーショック症状は、じんましん、かゆみなどの皮膚症状、息苦しさなどの呼吸器症状と、目のかゆみやむくみ、くちびるの腫れなどの粘膜症状が多いです。

また、腹痛や嘔吐などの症状、血圧低下などもみられます。これらの症状が全身に急速にあらわれるのが、アナフィラキシーショック症状の特徴です。油断すると命を落とすことにもなり、大変危険な状態です。

口腔アレルギー症候群の対処は?

メロンが嫌いという方は少ないと思います。
旬の時期になれば、やはりメロンを美味しく食べたくなりますよね。
では、口腔アレルギー症候群への対処法はあるのでしょうか?

◆対処法

・食べるのを控える
・熱するなど加工して食べる
・抗アレルギーの薬を飲む

残念ながらこのような3点が主な対処法です。
どうしても食べたい!または心配な方は病院で検査する方法もありますので検討してみて下さいね。

メロンアレルギーについてまとめてみました

今回はメロンアレルギーについてまとめてみました。いかがでしたか?

高級果物として定番のメロン。旬の時期にいただくこともあり、美味しく食べたいですよね。
しかし、花粉症などアレルギー体質の方は、食べるのに注意が必要です。油断したらアナフィラキシーショック症状など危険な状態に陥る事もありますので、アレルギーが心配な方は1度検査するなど対処が必要です。

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