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ゴーヤの「摘心」をして立派なグリーンカーテンを作ってみよう!

今年こそはグリーンカーテンを作ろうと思っているなら、ゴーヤに摘心をするのをお忘れなく。摘心をすることでわき芽が伸びやすくなり、大きなグリーンカーテンを作ることが出来るのです。そして沢山実ったゴーヤを使って料理も作っちゃいましょう。ゴーヤ料理のレシピもご紹介☆

ゴーヤの摘心の方法

摘心って何?

大きなグリーンカーテンを作りたい!ゴーヤを沢山実らせたい!と思ったら、ゴーヤの摘心をしておきましょう。
まず摘心とはなにかというと・・・

伸びてきたつるの芽の先端部分を摘み取ることです。つるを摘むと、新たなつる(子つると言う)が複数の葉の付け根部分から出てきます。

伸びてきた子つるをさらに摘心すると、子つるからさらに新しいつる(孫つる)が伸びてきます。

出典:http://gcgoya.com

なるほど。摘心は2回するのですね。
摘心をすることでわき芽がよく育つようですね。

摘心はどうやってするの?

では、摘心の方法をご説明しましょう。

<摘心1回目>

つるが伸びだしたら本葉の数を数えます。双葉の上のうちわ状の丸い2枚(初生葉[しょせいよう])を除いて数えます。

・本葉の9枚目が出たら、8枚目と9枚目の間でつるの芯を指で摘みとる
・翌日に8枚目の葉の下のつるを摘みとる
・同様に翌々日に7枚目の葉の下のつるを摘みとる

そして本葉の3枚目~5枚目から出てくる子つるを伸ばします。

出典:http://gcgoya.com

<摘心2回目>

子つるの本葉が7枚目が出たら、2回目の摘心作業をする。1回目のようにつるを伸ばしてから、摘心しても良いが、早めに摘心したほうが丈夫な孫つるが出やすい。

・本葉7枚目が出たら、6枚目と7枚目の間で摘心
・1回目と異なり6枚目の葉の下はそのまま残す
・すぐに孫つるが出てくるので、太くて丈夫なつるを2本だけ残し、他のつるは摘み取る

2回目の摘心のころには、子つる・孫つるがたくさん出てくるので、細いつるなど余計なつるは摘み取ります。

出典:http://gcgoya.com

摘心をすると小つるを伸ばして・・・

こ~んな立派なグリーンカーテンが出来るんです。

グリーンカーテンができたら、今度は実ったゴーヤで料理を作ってみましょう。
これから美味しいゴーヤ料理をご紹介します☆

ゴーヤの摘心&レシピ①ゴーヤチャンプルー

材料 (2人分)

ゴーヤ細め1/2本(※)
木綿豆腐200g

豚薄切り肉(バラでも小間でも)100g
☆塩・酒・昆布茶(※)各少々(肉の下味)
玉葱1/4個(目安50g)
ゴマ油 適宜

◎玉子2個
◎オイスターソース・酒各小1
◎マヨネーズ小1
◎かつお節小1袋(3g入)

生姜の絞り汁小1
塩・胡椒(仕上げ)適宜

ゴーヤの摘心&レシピ:ゴーヤチャンプルー①

豚肉は、大きければ食べやすい大きさにカットし、下味(☆)をもみこむ。昆布茶(※)がない場合はだしの素で代用。

ゴーヤの摘心&レシピ:ゴーヤチャンプル②

《ゴーヤの下処理1》
水洗いをし、ヘタを落とす。縦半分に切り、種とワタをスプーンで掻き出して除く。ゴーヤ特有の苦みが好きな方は手順4へ。苦手な方手順3へ。

ゴーヤの摘心&レシピ:ゴーヤチャンプル③

《ゴーヤの下処理2》
手順2の方法で種とワタを除いたあと、3〜4㎜厚にスライスし、塩少々を加えた水に10分程さらして水気を切る。

ゴーヤの摘心&レシピ:ゴーヤチャンプル④

手順2の方法で下処理をしたゴーヤも3〜4㎜厚にカット。玉葱は薄切りにする。

ゴーヤの摘心&レシピ:ゴーヤチャンプル⑤

豚肉は、大きければ食べやすい大きさにカットし、下味(☆)をもみこむ。昆布茶(※)がない場合はだしの素で代用。

ゴーヤの摘心&レシピ:ゴーヤチャンプル⑥

フライパンにゴマ油を熱し、4の玉葱→5の豚肉の順に炒める。続いてゴーヤも加えて炒め合わせる。

ゴーヤの摘心&レシピ:ゴーヤチャンプル⑦

全体に油が回ったら、1で水切りをした豆腐を食べやすい大きさに切って6に加え、強火で水分を飛ばして一度皿などに取り出す。

ゴーヤの摘心&レシピ:ゴーヤチャンプル⑧

玉子をよくときほぐし、◎を加え混ぜる。7のフライパンを熱し、半熟状の炒り卵にする。

ゴーヤの摘心&レシピ:ゴーヤチャンプル⑨

8に7を戻して炒め合わせ、味をみて物足りなければ塩・胡椒で味を整える。最後に生姜の絞り汁を回し入れて火を止める。

ゴーヤの摘心&レシピ:ゴーヤチャンプル⑩

お皿に盛って完成。今回は仕上げにかつお節少々を飾りました。ごまや生姜でも美味しいです。

コツ・ポイント

✿肉の下味(☆)で使用している酒と昆布茶は小1/3程が目安。✿手順1/豆腐をレンジにかけた後、熱いので火傷に注意。ちなみに500W使用。✿仕上げの胡椒は挽きたての黒胡椒たっぷりめがオススメ。味が締まります。

【ポイント追記】手順8でマヨネーズを混ぜる際、多少ダマになっていても加熱すれば溶けるので気にせず。テフロン加工のフライパン使用でない場合等、必要に応じて油を適宜足して下さい。

ゴーヤの摘心&レシピ②エスニック風ゴーヤサラダ

材料 (2人分)


ゴーヤ 1本
玉ねぎ 1個
にんじん 1/2本
干しえび 大さじ1
ピーナッツ 大さじ1
A 青唐辛子(みじん切り) 2本分
  にんにく(みじん切り) 1かけ分
  レモン汁 大さじ4
  ナンプラー 大さじ2
  砂糖 小さじ2

ゴーヤの摘心&レシピ:エスニック風ゴーヤサラダ①

ゴーヤは縦半分に切り、わたと種をスプーンでかき出して薄切りにする。熱湯でゆでて、緑色が鮮やかになったら氷水に取り出し、さましてざるに上げて水気をきる。玉ねぎは薄切りにし、水に30分ほどさらして水気をしっかりきる。にんじんは皮をむいて、せん切りにする。

ゴーヤの摘心&レシピ:エスニック風ゴーヤサラダ②

ボウルにAの材料を入れて混ぜ合わせる。干しえび、ピーナッツを粗くきざむ。

ゴーヤの摘心&レシピ:エスニック風ゴーヤサラダ③

ボウルにゴーヤ、玉ねぎ、にんじんを入れ、Aを加えてよくあえる。全体がなじんだら、干しえび、ピーナッツを加えて、さらにあえてから器に盛る。

ポイント

このサラダに、ゆでて水気をきった春雨を加えれば、タイのポピュラーな春雨あえ、ヤムウンセン風にアレンジできます。春雨が入るとつるりと口当りがよく、食べ応えもアップ!

ゴーヤの摘心&レシピ③ゴーヤのピクルス

材料 ( 2 人分 )

ゴーヤ1/2~1本
塩小さじ1
<ピクルス液>
リンゴ酢100ml
白ワイン100ml
砂糖30g
塩小さじ2
赤唐辛子1本
粒コショウ2~3粒
ニンニク1/2片
ショウガ1/2片

ゴーヤの摘心&レシピ:ゴーヤのピクルス①

<下準備>
ゴーヤは縦半分に切って種とワタを取り、幅1cmに切る。塩で軽くもんでおく。

<ピクルス液>の赤唐辛子は軸と種を取って半分に割り、その他の<ピクルス液>の材料と小鍋に合わせ、ひと煮たちさせて冷ましておく。

ゴーヤの摘心&レシピ:ゴーヤのピクルス②

たっぷりの熱湯にゴーヤを塩ごと加え、サッとゆでてザルに上げる。

ゴーヤの摘心&レシピ:ゴーヤのピクルス③

熱いうちに(1)を<ピクルス液>に加えて漬け、粗熱が取れたら冷蔵庫で保存する。翌日から食べられます。

ゴーヤの摘心&レシピ④ゴーヤとツナのサラダ

材料

ゴーヤ1本(中程度)
ツナ缶1缶
レモン1ヶ
塩適量

ゴーヤの摘心&レシピ:ゴーヤとツナのサラダ①
ゴーヤを縦半分に切り、種をスプーンなどで取り除き2~3ミリにスライスし、軽く塩もみしておく。

ゴーヤの摘心&レシピ:ゴーヤとツナのサラダ②
ボールに油を軽く切ったツナ缶とレモンの絞り汁を入れ、軽く水気を絞ったゴーヤをとあえて出来上がり♪

ゴーヤの摘心&レシピ:ゴーヤとツナのサラダ
<コツ・ポイント>
マヨネーズを使わないのがポイント!!レモンたっぷりが美味しいと思います。作りたてよりも、一晩くらい寝かせた方が味が馴染んで美味しいかな?我が家の夏の常備菜。ここにキュウリの浅漬けを加えると、また美味しいよ♪

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