2016/06/07
az2az
みょうがは夏の終わりから秋の始まりにかけて旬を迎えます。薬味としては定番のみょうがですが、実はみょうがには秘められた効能があったのです。ここでは知っているようで意外と知られていない、みょうがの効能についてご紹介させて頂きます。
みょうがは薬味としてはもちろんですが、サラダなどに添えてもさっぱりとした味が食欲をそそります。きゅうりやナスなどを塩もみした後、みょうがや大葉を混ぜ合わせてそのまま食べてみて下さい。すごくさっぱりとした味わいで、食欲増進間違い無しですよ!
また、みょうがはさっぱりとした味が何にでも合いやすいので、食欲が低下する夏場には、様々な料理にトッピングしてみても良いかもしれませんね。みょうがの効能により、食欲が低下していても、さっぱりとして食べやすいですよ。
風邪を引いて喉が痛む時などには、みょうがの搾り汁でうがいをしてみて下さい。みょうがの搾り汁を使ったうがい液でうがいをするだけで、熱が引き、喉の痛みを和らげてくれる効能があります。
みょうがの搾り汁を使ったうがい液は、みょうが2~3個をガーゼなどに包んでつぶし、その搾り汁を作ります。これに同量のお酒を加えたものが、うがい液になります。このうがい液を使って1日に数回うがいをするだけでその効能が効き始め、喉の痛みが和らぎ始めてくるのです。ぜひ一度、みょうがの効能を知って頂くためにも、試してみて下さいね。その効能のすごさを実感できると思いますよ。
みょうがに含まれているアルファピネンと言う香りの成分が、頭をすっきりさせる効能があると言われています。実はこのアルファピネン、ヒノキの香りにも含まれているもので、リラックスしながら血の巡りを良くするという効能があります。また、アルファピネンは身体を温めながら、溜まった熱を排出するデトックスの効能もあると言われています。そのため、みょうがは冷房で冷え過ぎた身体にピッタリの食材とも言えそうですね。
みょうがの効能として、口内炎や結膜炎にも効くと言われています。これらの症状には、みょうがよりもその根っこの部分がより効果的だとも言われています。
まず、みょうがの根っこをしっかりと水洗いします。その後、陰干しをして20~30グラムを400ccのお水で半量ほどになるまで煎じます。この煎じた液体で、口内炎の場合には1日に数回うがいをします。結膜炎の場合にはこの煎じた液体で患部を洗います。これだけでみょうがの効能が効き始め、口内炎や結膜炎の症状が改善されていくようです。
みょうがの根っこ部分は、腫れにもその効能があると言われています。もちろん根っこの部分が手に入らないようであれば、みょうが自体を使っても良いでしょう。
みょうがの根っこ(またはみょうが)をすりおろしたものに塩を少し加えて布の上で伸ばします。それを腫れた部分に湿布替わりとして当てておきます。乾いてきたら取り替えて、それを何度か繰り返していくうちに、みょうがの効能が現れ始め、少しずつ腫れが引いてくるのがわかるかと思います。
みょうがの葉っぱはあまり一般的には広く知られてはいませんが、その葉っぱにも効能が潜んでいました!みょうがの葉っぱは、痔に効く効能があったのです。
みょうがの葉っぱ20~30グラムを500ccのお水で半量になるぐらいまで煎じていきます。これをお風呂に入れて腰湯として使うと、痔にもその効能が現れてくるようです。みょうがの根っこの部分を煎じたもので患部を洗うことで、よりその効能も現れやすくなるとも言われています。みょうがの葉っぱは簡単に育てられますので、家の北側あたりにでも植えて育ててみてはいかがでしょうか?
いかがでしたか?みょうがの効能を知れば知るほど、試してみたくなったりしませんでしたか?まさかみょうがにこんな効能があったなんて!と、驚きますよね。みょうがはさっぱりとした口当たりで、薬味としても最高ですし、口直しにも食べたくなったりするものです。みょうがを摂取することで得られる効能にも、様々な効能がありましたね。ただ、みょうがの根っこや葉っぱの部分については、なかなか市場に出回っていないことも多いものです。そこで、みょうがを自分で栽培してみるのも一つの手段ですよね。意外と簡単に栽培できるものですよ。痔などについては、恥ずかしくて病院に通いたくない!と思う人も多いものですよね。そんな時にはみょうがの効能に期待して、みょうがを栽培してみては?
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