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紅茶は私たちの健康維持に一役買います!その素晴らしい効果とは!?

近代、日本の緑茶のように浸透している紅茶ですが、現代人の健康維持にとても役立つのは知っていますか?緑茶は虫歯予防や抗酸化作用で知られていますが、紅茶も同じくらい素晴らしい効果・効能があるのです!今回は、紅茶の効果について解説していきます!

ちょっとした紅茶のよもやま話

紅茶は皆さんの知っている通り、茶の葉や茎を摘み取り、乾燥させて発酵させてからさらに乾燥させます。それを沸騰したお湯で抽出した飲料のこと言います。

紅茶は中国から始まりその後シルクロードをわたって日本へと伝わります。
その後1600年代になってヨーロッパへと伝わったのです。

紅茶の消費量世界一はやはり英国!

紅茶と言って思いつく国はそう、「イギリス」ですね!
イギリスは紅茶の消費量が世界一で最も多く紅茶を飲むのです。
それもそのはず、一日に5・6回もティータイムがありますし、イギリス軍の戦闘糧食(レーション)にもティーバックがついているほどです!

ちなみに、紅茶はイギリス人の生活に深く結び付いていて。核戦争が真剣に議論された1950年代には「もし核戦争が起こった場合、紅茶が不足するという深刻な事態が起こる」とか、「パンや肉と並び、紅茶の備蓄の必要性がある」といった議論がイギリス政府内議論されていたほどです!

日本でいうところの…醤油やお米、マグロでしょうか?なくなったら困りますよね。


また、紅茶の入れ方も、イギリスの権威ある英国王立化学協会が2003年に正式に発表しています。

紅茶の成分はどんなもの?

紅茶の三大成分①カフェイン

紅茶の成分はほとんどが水分ですが、カフェイン・タンニン・ビタミンKが含まれています。

カフェインは、茶葉の量によって異なりますがコーヒーの3倍の量が含まれます。
また、紅茶に含まれるカフェインは、後述のタンニンと結びつくため、その効果が抑制されることからコーヒーのような覚醒的作用は弱く、緩やかに作用するといわれています。

また、カフェインは健康維持の効果もあります。

紅茶の三大成分②タンニン

タンニンは、緑茶にも含まれます「苦み成分」です。生の状態の茶葉にも多く含まれ、抽出した液の水食にも影響してきます。
このタンニンはポリフェノールの一種とされ、茶葉重量の11%程度タンニンが含まれています。
生産量の面で主力となる変種のアッサムチャは、タンニンの含量が基本の変種に対して1.2 - 1.5倍程度多い事が分かっています。

紅茶の三大成分③ビタミンK

ビタミンKは、紅茶に含まれている成分の一つで、カフェインやタンニンと比べると量は少ないですが、含まれています。

ビタミンKの効果として、出血時に血を固めたり、骨にカルシウムが沈着するのを防ぐ働きがあります。

水に溶けだすビタミンKは少ないですが、茶葉を粉末状にして飲んでいる場合は、ビタミンKの過剰摂取に注意が必要です。

注目の紅茶の効果とは!?

紅茶の効果①眠気覚ましや疲労回復効果!

先ほど出たカフェインがその効果を発揮します。
紅茶にはコーヒーの3倍の量が含まれていますので、起き抜けの紅茶で目を覚ましたり、仕事の後で飲むと疲労回復・眠気覚ましになります。

茶葉自体にカフェインが多いのですが、水に溶けだすカフェインはコーヒーと比べ少ないので、効果は穏やかです。

紅茶の効果②風邪予防の効果!

こちらはタンニンがその効果を発揮します。タンニンの仲間のカテキンが風邪予防になるのです。
緑茶も風邪予防に聞くと聞いたことがあると思います。それはこの、カテキンに殺菌・抗菌効果があるからです。

飲むことで効果を得られますが、さらに紅茶でうがいをすると一層風邪予防に効果ありです!

紅茶の効果③消化を助ける効果!

紅茶のカフェインは、食後に一杯飲むことで、胃液の分泌を促進し消化を助けてくれる効果があります。
イギリスの食習慣の一つ「アフタヌーンティー」に食事と紅茶がついているのは理に適っているわけです。

リラックス効果だけではなかったのですね。

紅茶の効果④ダイエット効果あり!

紅茶には糖質や脂質がありませんので、カロリーを気にせず飲むことができます。(砂糖やミルクを入れてしまうと効果は得られないでしょう)
カフェインをとってから運動すると脂肪燃焼の効果があり、利尿作用もありますので、体の老廃物が早く排外へ放出されるわけです。

紅茶の効果⑤消臭効果あり!

紅茶は備長炭と同じように周りのにおいを吸収しやすいのので、消臭効果が期待できます。
冷蔵庫や下駄箱に茶葉を入れておけば、においが取れます。
また、生魚や肉を調理した後のまな板を洗う際に紅茶を使うとにおいがスッキリおちます。

紅茶の「完璧な入れ方」とは?

紅茶の素晴らしい効果を得るには、やはり紅茶を美味しく入れたいですよね。
イギリスの権威ある英国王立化学協会は「紅茶の完璧な入れ方」を発表しました。

そこで、美味しい紅茶の入れ方をご紹介します。

①やかんに新鮮な軟水を注いで火にかける。時間、水、火力を無駄にしないように適量だけを火にかける。(日本は水道水で大丈夫です。)

② 湯が沸くのを待つ間、4分の1カップ(50cc程度)の水を入れた紅茶ポットを電子レンジに1分間かけます。

*やかんのお湯が沸くのと同時にチンしたポットからお湯を開けてくださいね。

③カップ一杯あたりティースプーン1杯の茶葉をポットに入れ、 やかんのお湯を茶葉の上に注いでかき混ぜます。

④蒸らすために3分間放置する。

 *理想的な入れ物は磁器製マグカップか、あなたのお気に入りの自分用マグカップです。

★ストレートはこれで完成ですが、ミルクティーの場合は、まず先に牛乳を入れておきます。そのあとに紅茶を入れるのがベストです。最後に味わいのために砂糖を入れます。

★熱いのが飲めない人は、摂氏60度から65度で飲んでください。

ひどく乾燥した日・疲れているときには紅茶を一杯飲みましょう♪

紅茶の効果は幅広いのが理解していただけたと思います!

真冬は乾燥したり、気温の変化で体がついていけない時があると思います。
そんな時は、紅茶を飲んでリラックス♪そして、風邪予防をしてみてはいかがでしょうか?

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