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料理「さしすせそ」の極意!料理上手になれる秘訣を徹底調査!

料理「さしすせそ」って何?って聞かれたら、得意になって「それは料理するときに調味料を入れる順番だよ」と答えていませんか?砂糖「さ」、塩「し」、酢「す」、醤油(せうゆ)「せ」、味噌「そ」。料理「さしすせそ」の主成分と特徴を生かしたお料理をご紹介します!

料理「さしすせそ」の理由

料理の味付けは、なぜ料理「さしすせそ」の順で用いるのか調べてみました。
1.まず甘味はなかなか浸透しにくいので、砂糖を入れるのは早い方がよい。特に塩や醤油を先に入れてしまうと食材に甘味が付きにくくなる。
2.塩(塩水)は浸透圧が高く食材から水分を呼び出すため、煮汁の味を決める初期に入れる。砂糖の前に入れると砂糖の味が食材に入らなくなるため、砂糖より後に入れる。
3.酢は早く入れ過ぎると酸味がとんでしまうので、調理進行を見計らって入れる。塩以上に食材に味が染みるのを妨害するため、塩より後に入れる。
4.醤油、味噌は風味を楽しむものなので、仕上がりに入れる事が望ましい。
このように料理「さしすせそ」にはきちんとした理由があったからなのです。

料理「さしすせそ」の【さ】砂糖

砂糖の種類と用途

①上白糖:白砂糖
②グラニュー糖:お菓子、紅茶等
③白双糖:高級な菓子や飲料
④三温糖:煮物や佃煮
⑤中双糖:煮物
⑥角砂糖:コーヒー、紅茶
⑦氷砂糖:果実酒
⑧液糖:ガムシロップ
⑨和三盆:和菓子
⑩黒糖・黒砂糖:お菓子、煮物

料理「さしすせそ」の【さ】砂糖の主成分である。一般にはサトウキビや、サトウダイコン(テンサイ)から抽出し、純度を高め結晶化したものである。原料としては他にソルガム(モロコシ)とサトウカエデがある。ちなみにショ糖の結晶を大きく成長させると氷砂糖になる。
スクロースは、小腸壁に存在する消化酵素によりグルコースとフルクトースに加水分解され、小腸で吸収されて血流に入る。そのため血糖値を急激に上昇させる。

ちょっと雑学!
実は、料理「さしすせそ」の「さ」は酒を指すとも言われています。
料理「さしすせそ」 お酒やみりんはいつ入れる?
お酒は、アルコールを飛ばすためにまず最初に入れます。お肉などを柔らかくする効果もあるので、初めに入れるほうがいいです。逆にお酒の香りを残したい場合は後から入れます。みりんも、アルコールが含まれており基本的には初めに入れたほうが照りやコクが出ます。

料理「さしすせそ」の【し】塩

塩の種類と用途

①岩塩:地中深くから掘り出した塩
(味のアクセント、スパイス感覚で使う)
②海塩(天日塩等)
:海水を蒸発させて作った塩
(かけ塩、調理塩等どんな料理にも万能)
③湖塩:塩湖でとれる。
 ウユニ湖塩・ボリビア湖塩
(煮込料理やマリネなど)

料理「さしすせそ」の【し】塩(しお)は、塩化ナトリウムを主な成分とし、海水の乾燥・岩塩の採掘によって生産される物質。塩味をつける調味料とし、また保存(塩漬け・塩蔵)などの目的で食品に使用されるほか、ソーダ工業用・融氷雪用・水処理設備の一種の軟化器に使われるイオン交換樹脂の再生などにも使用される。

料理「さしすせそ」の【す】酢

酢の種類と用途

①穀物酢
・米酢:米(酢飯)
・黒酢:玄米(和え物)
・香酢:もち米・中国(中華料理)
②果実酢
・りんご酢:リンゴ果汁(和え物)
・ワインビネガー:ワイン・フランス
 (各種ソース、サラダ)
・バルサミコ酢:ぶどう・イタリア
 (イタリア料理)
③もろみ酢:酒粕(ドリンク)

フランス語で酢を意味する vinaigre が単純に vin aigre (酸っぱいワイン)に由来していること、また、漢字の「酢」と「酒」が同じ部首をもつことからわかるように、料理「さしすせそ」の【す】酢は酒との関連性が深く、有史以前、人間が醸造を行うようになるのとほぼ同時期に酢も作られるようになったと考えられている。古来から、酢を使うと食物が腐敗しにくくなることが経験的に知られていた。また食事とともに食酢を摂取すると血糖上昇抑制効果が認められた。
鶏肉などを茹でるときに酢を煮汁に足すと柔らかくなりとてもおいしです。

料理「さしすせそ」の【せ】醤油

醤油の種類と用途

①濃口醤油:調理用から卓上用まで万能
②淡口醤油:炊き合わせや、含め煮等
③再仕込み醤油:刺身、すし、冷奴等
④溜醤油:炊き合わせや、含め煮等
⑤白醤油:吸い物、煎餅、漬物

料理「さしすせそ」の【せ】醤油(しょうゆ、醬油)は、主に穀物を原料とし、醸造技術により発酵させて製造する液体調味料であり、日本料理における基本的な調味料の一つとなっている。日本の醤油は大豆、小麦、塩を原料とし、麹菌、乳酸菌、酵母による複雑な発酵過程を経て生成され、その過程でアルコールやバニリン等の香気成分による香り、大豆由来のアミノ酸によるうまみ、同じく大豆由来のメチオノールによる消臭作用と、小麦由来の糖による甘みを持つ。なお、醤油の赤褐色の色調は、主にメイラード反応によるものである。

料理「さしすせそ」の【そ】味噌

味噌の種類と用途

①米味噌:大豆と米麹(多用途)
②麦味噌:大豆と麦麹(田楽・味噌汁)
③豆味噌:大豆のみ(田楽)

料理「さしすせそ」の【そ】味噌(みそ)は、大豆及び米、麦等の穀物に塩と麹を加えて発酵させて作る、日本の発酵食品である。古くから使用されてきた日本の基本的な調味料の一つでもあり、主な原料は大豆で、これに穀物にニホンコウジカビ(黄麹菌)などの麹菌を繁殖させた麹や塩を混ぜ合わせ、発酵させることによって大豆のタンパク質が消化しやすく分解され、旨みの元であるアミノ酸が多量に遊離する。製造法の違いによって、赤味噌・白味噌・淡色味噌のようにも分けられる。また大豆に含まれる大豆イソフラボンは、弱い女性ホルモン作用を示すことから骨粗鬆症や更年期障害の軽減が期待でき大豆製品の中には特定保健用食品に指定されている物もある。また抗動脈硬化作用の可能性や乳がんや前立腺がん等の予防にも効果があることが、疫学的な調査で明らかになってきており、味噌汁を飲む回数が多い人は、胃がん死亡率が低くなるという調査結果がある。塩分摂取量と胃癌の発生率には正の相関があることがわかっているが、味噌の塩分による胃がん発生率上昇のリスクは同量の食塩よりも低い。また、通常高血圧を引き起こす塩分だが、味噌は血圧をほぼ上げない可能性があり、肌の保湿やきめを改善する効果のあることが発見され、味噌の抽出物が角層でセラミドを合成する酵素を活性化させることが原因のようです。

料理「さしすせそ」を基本にしたおいしい料理

料理「さしすせそ」を基本にしたおいしい料理①

胸肉が柔らかいほうれん草炒め

材料 (2人前)
胸肉 約300g
ほうれん草 1束
玉ねぎ 1個
●砂糖 大さじ1
●醤油 大さじ1
●お酒 大さじ1
●しょうが チューブ少々
※オリーブオイル 適量
※赤ワイン(白ワインでも可) 大さじ4ほど
※塩コショウ 少々

料理「さしすせそ」の【さ】砂糖でお肉も柔らかお子様にも喜ばれること間違いなし!

料理「さしすせそ」を基本にしたおいしい料理②

ささみで焼き鳥~ねぎま風~

材料
ささみ 6本
長ねぎ(斜め薄切り) お好みで
片栗粉 適量
ごま油 大1
酒 大1
塩ブラックペッパー 適量
かぼす お好みで
刻みわさび お好みで
■ 下味用
塩 2つまみ
酒 大1
コショウ 少々

料理「さしすせそ」の【し】塩でパンチのきいた焼き鳥で晩酌おつまみ。

料理「さしすせそ」を基本にしたおいしい料理③

彩り鮮やか!カラフル酢豚

・材料 (4人分)
豚もも肉(ブロック) 300g~400g
ニンジン 1/2本
玉ねぎ 1個
赤ピーマン 3個
ピーマン 3個
水煮たけのこ 1/2本
アスパラガス 10本
レンコン 1/4本
ごま油 大さじ1
<合わせ調味料>
砂糖 大さじ3
酢 大さじ3
醤油 大さじ2
ケチャップ 大さじ5
塩 少々
水 大さじ5杯
コンソメスープ(固形) 2個

料理「さしすせそ」の【す】酢でこってりお肉料理もさっぱり美味しい。

料理「さしすせそ」を基本にしたおいしい料理④

鶏ももで♡ガーリック照り焼きチキン♡

材料 (4人分)
鶏もも肉 2枚
☆みりん 100㏄
☆酒・醤油 各50㏄
☆砂糖 小さじ1
☆ガーリック(ニンニクスライスでも) 適量
サラダ油 大さじ2
小麦粉 適量

料理「さしすせそ」の【せ】の醤油の照りが絶妙な味わい。

料理「さしすせそ」を基本にしたおいしい料理⑤

サバの味噌煮

材料 (4人分)
サバ切り身 4切れ
しょうが 一かけ
水 100cc
酒 50cc
みりん 大さじ3
砂糖 大さじ3
醤油 大さじ1
味噌 大さじ3

料理「さしすせそ」の【そ】味噌の香豊かさが引き立つ一品。

昔から伝わる料理「さしすせそ」

いかがでしたか?料理「さしすせそ」とても奥深く感じると思いませんか?
料理上手になれる秘訣はずばり料理「さしすせそ」の順番なんです!

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