日本人なら米にこだわろう!産地別美味しいブランド米と県産米の種類
2016/05/19
az2az
グルメには欠かせないスープ。そのスープにはどんな種類があるかご存知ですか?コーンスープ、カボチャスープなど「スープ」が付くものから「サムゲタン」まで、おでんのような煮物っぽい汁も含めていっぱい種類はあります。そして、世界の3大スープとは?
スープの歴史と種類は?
土器文明がスープ発祥の時代とされています。すなわち、水と食材を土器に入れて火力を用いて煮込むことが初めてできて、スープの文化が始まったのです。しかし、後で述べるように地域特有のグルメ、郷土料理でもあるので、一概に西暦何年とか、どのような種類だったのかは特定出来ないようですね。
スープの種類は?
スープの種類ですが、特に系統立てた種類分けはないようです。1汁3菜と言われるように、その国、その地域に特有の郷土料理に必ず存在するのが汁物、スープです。また煮込んだ鍋物も広い意味でスープの種類に入るようです。その中でも、「世界の3大スープ」と呼ばれるスープ群があります。
スープの種類は地域の数だけ。
それでは種類の数あるスープの中で、世界の3大スープとは何でしょうか。
ブイヤベース:スープの種類
フランスの港町であるマルセイユ発祥の漁師料理の一つです。
ブイヤベースは、港町であるマルセイユの漁師が売り物にならないような小さな魚を鍋で煮込んで食べる漁師料理にその起源があります。
気取らない漁師料理であったブイヤベースは西洋料理に欠かせないハーブ類を加えて、具材にする魚を小魚だけでなく、大きな魚を入れるようにと工夫が重ねられていき、立派なフランス料理としてメニューに加えられるようになったのです。
サフラン、ガーリック風味が印象的ですが、スープというよりは海鮮寄せ鍋の種類にも入り、フランスは地中海の郷土料理です。
ボルシチ:スープの種類
寒さの厳しいロシア生まれのソウルフードですので、温まるこれで決まりです。
ボルシチは、他のスープ料理に比肩するものが無いほどに赤い色合いをしているのが最大の特徴です。
この赤さは、ボルシチには欠かせない甜菜の一種であるテーブルビート(日本ではビーツ)が持つ色素によって染め上げられているのです。
テーブルビートに含まれている色素のうち、赤色のベタシニアンが酸性に近いスープの中で強く発色することで、ボルシチ独特の赤さを生み出しているのです。
正確に言えばウクライナの郷土料理です。ボルシチという言葉もウクライナ語で草や薬草の煮汁を意味し、夏も冷やして食されるそうです。シチューの種類としてもお馴染みですね。
フカヒレスープ:スープの種類
フカヒレ自体にはまったく無味なのですが、これを煮込み料理に使うと…。
フカヒレスープは、サメの背びれ・尾びれなど天日干しにして乾物に仕立てたフカヒレを水やスープで戻して、とろみを付けたスープで味付けした中華料理です。
基本的にフカヒレスープに使うフカヒレは姿煮にしたものを使い、大きなものほど形を崩さずに戻すのが難しく、料理人の腕前が問われる食材であると言われています。
中華料理の最たるメニューだと思います。鶏がらのダシととろみがいかにも中華の種類なのですが、フカヒレのゼラチンがコラーゲンを含んでいるということで愛用されている女性も多いかと思われます。
トムヤムクン:スープの種類
3大と言われますが、必ずこのトムヤムクンを入れた4つが”3大スープ”とされるようで、中では一番辛いスープです。
トムヤムクンは、タイ料理を代表するスープ料理です。
タイ料理の特徴は、プリッキーという辛味の強い唐辛子とハーブを使って、辛味と風味を作り出すことです。
トムヤムクンも例外ではなく、辛味だけでなく具材の旨味やハーブの風味を味わえる奥の深い料理となっているのです。
タイ語で「煮込んだ(トム・ヤム)海老(クン)のスープ」という意味があり、海老を鶏肉やイカに変えるなどアレンジ・種類も様々なようです。タイの風土に合わせて発汗作用のある香辛料を使っているのが特徴的です。
新たまねぎとスナップエンドウの味噌汁のレシピ
材料 2〜3人
新たまねぎ … 小1個
スナップえんどう … 5~6本
塩蔵わかめ … 10gほど
だし汁 … 500ml
味噌 … 大さじ2と1/2ほど
豚汁もけんちん汁も、味噌汁の種類であり、ということはスープの種類に入ります。
最近はどんな種類のグルメも、その調理の仕方だったらネットで入手出来ますし、材料も簡単に料理出来るように加工されて売られています。世界3大スープも意外に手軽に自分で出来るかもしれません。
ソパ・デ・アホ
これは、アホ(にんにく)のソパ(スープ)。マドリードを含むマスティーリャ地方の伝統的なスープで、変わった種類のスープですね。
でも紹介した5つのスープ以外にも、例えばお馴染みのコーンスープ、ポタージュ関連の他にビーフコンソメ味やスープカレーまでお国、地域によって独特のスープとその種類があります。いつかそんなローカルなスープの種類に触れてみたいと思います。
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