2015/12/07
nadeshiko0103
山芋とは自然薯、大和芋、長芋などの総称です。種類は違いますが、どれもシャキシャキとした食感で、すりおろせば粘々として美味しい。山芋の保存はどの芋も同じ。山芋は正しく保存すれば長く美味しさを保てます。身体 にもいい山芋を上手に保存して美味しくいただきましょう。
山芋とは、長芋、大和芋、自然薯などの総称です。長芋、大和芋とも、選び方で共通のポイントは、傷がなく、ずっしりと重みのあるもの選ぶということです。表面が変色していないこともチェックしましょう。
皮の色が黄みがかった肌色で、ツヤがあり、ふっくらと太く真っすぐに伸びて、ひげ根が残っているものを選びましょう。カットされている長芋の場合は、切り口が白く、みずみずしい物を選んでください。変色しているものは鮮度が落ちています。
肉厚で凹凸が少なく、ひげ根の少ないものがおすすめです。表面が緑色っぽい場合は、アクが強く、内部がいたんでいることがあるので避けましょう。
山芋の保存方法は山芋の状態によって異なります。丸ごとの山芋と、カットした山芋やすりおろして「とろろ」になった状態では保存の方法は違います。美味しくいただくために正しい保存方法をチェックしましょう。
丸ごとの状態の山芋は涼しい時期は常温で保存ができます。新聞紙に包んで、冷暗所に置けば1ヵ月は美味しく保存できます。夏場など暖かい時期は、新聞紙に包んでから冷蔵庫の野菜室へ。やはり、1カ月は保存可能です。
切った山芋は切り口から水分が抜けて、酸化も進んでいきます。しっかりと切り口をラップでおおい、保存袋入れて冷蔵庫で保存しましょう。1週間から10日は保存できます。使う時に、切り口が気になるようでしたら薄く切り落としましょう。
山芋をすってとろろにしたら、空気に触れる面積が増えるのであまり保存ができません。色も変色しやすいので、保存する場合はほんの少し酢を混ぜてからラップをして冷蔵庫へ入れましょう。3日ほどが限界です、早めに消費しましょう。
山芋はそのままでの冷凍保存はむいていません。皮をむいてカットしたもの、すりおろしてとろろにしたもの、茹でるなどして加熱した山芋は冷凍保存ができます。
一回分ずつ♪とろろ冷凍保存
材 料(4人分)
長芋 2分の1本
酢 小さじ2分の1
変色を防ぐために酢を入れたとろろは、一回分ずつ冷凍しておくと使いやすいです。冷凍保存袋に入れて、薄く平らにして冷凍する方法もおすすめ。使いたい分量を折って取り出すことができ便利です。食べる時は、電子レンジで2~3分か自然解凍で。
長芋の保存Ⅱ
長芋 保存したい分だけ
ラップ 必要なだけ
保存袋 必要なだけ
すりおろして保存するより手間がかからず簡単です。使う時は半解凍の状態ですりおろすと扱いやすいです。なめらかなとろろに仕上がります。1カ月は保存が可能です。
煮物に使う山芋を冷凍保存する時には、ひと手間かけてから冷凍します。山芋の皮をむき、輪切りか半月切りにして固めに茹でます。冷水で冷まし、水気をとってから冷凍保存袋に入れて冷凍しましょう。使用するときは、解凍せずにそのまま調理します。
山芋、特に長芋は、漬物で美味しくいただけます。漬物にすれば、生の山芋より保存期間も伸びるので、美味しい保存方法としておすすめです。
長芋のみそ漬け
(2人分)
・長芋 10cm(約100g)
・しょうが (すりおろす) 大さじ2
・削り節 小さじ1
・白ごま 適量
・みそ
生姜と削り節を混ぜ合わせたみそに切った山芋を漬け込むだけ。冷蔵庫で1日ほど寝かせるだけの簡単な漬物です。漬け込みすぎると味がつきすぎるので、山芋を取り出して、みそを拭きとってから保存しましょう。3日は美味しく保存可能です。
長芋のわさび漬け
材 料(4人分)
長芋 10~15cm
白だし 大さじ2
水 大さじ1
わさび 小さじ2
白だしとわさびで漬け込むだけの山芋の漬物です。やはり、大和芋より長芋がむいています。シャキシャキとした食感、ピリリとわさびがきいて美味しい漬物です。
食物繊維、ビタミン、ミネラル、ムチンなどがバランスよく含まれる健康野菜の山芋は、生でシャキシャキ、熱を加えてホクホク、すりおろしてトロトロと、異なる食感が楽しめるのも魅力です。調理方法も豊富です。山芋を上手に保存して、美味しく調理してください。
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