賞味期限が切れた納豆は食べても大丈夫?賞味期限の本当のところ
2016/04/07
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日本人の食生活には欠かせない納豆。コンビニやスーパー、お土産などで買う藁に入った納豆も賞味期限は一週間くらいですよね。安くてついつい買っちゃうけど3パック食べる前に賞味期限が過ぎてしまうこともしばしば・・・。賞味期限が切れても食べれちゃう納豆の秘密に迫ります!
結構勘違いされてる方も多いかと思います。
見た目や香りから、腐ってるように見えるのも仕方ないですが、実は違うんです。
納豆が発酵食品であることはご存知だと思いますが、「そもそも発酵と腐るの違いって何?」って感じますよね。
そんな納豆について調べてみました。
賞味期限が定められている理由、賞味期限の延ばし方、賞味期限が切れてしまった時の調理法など、納豆をより深く追究してみましょう。
腐ってるんだったら賞味期限もなにもない気がします・・・
「発酵」というのはある特定の菌を繁殖させて、人間にとって有用な食品になることをいいます。
勘違いされる原因は、腐るメカニズムと変わらないからなんです。
言葉遊び感は否めないですが、健康にいい納豆は決して腐ってるわけではないんですよ!!
納豆の保存に不適切な高温多湿の状態で放置すると、賞味期限に関係なく腐ります。
粘つきがなくなり、カビが生えたり、水っぽくなったり、アンモニア臭がしたりします。
これは、納豆菌の他にカビや雑菌など、人間に害のある菌が繁殖するためです。
納豆は賞味期限に関わらず、冷蔵庫で保存するようにしましょう。
賞味期限切れてないのになんか白いのついてる!!
安心してください、食べれます。
白い粒粒は、チロシンというアミノ酸の結晶。乾燥したりすると出てくるもので、食べても無害ですが食感は落ちます。
ふわふわは納豆菌の菌叢(きんそう)で、いい納豆の証拠みたいです。
実は、納豆は商品として出回ってからも発酵を続けています。
あまりにも発酵してしまうと、チロシンが出て食感が悪くなったり、アンモニア臭が出たりと、美味しくなくなってしまうんです。
どうやら製造してから10日くらいが美味しく食べられる限度、ということで賞味期限が定められています。
賞味期限が延ばせるねば~!?
納豆は冷蔵庫でしか保存できない、そう思っていませんか?
納豆菌は強くて、温度が低くても死なず、冬眠状態になるそうです。
過剰発酵も防げるので、冷凍庫保存はオススメ。
ただし水分が足りなくなる恐れがあるので、パックのままではなくラップやビニールにくるんであげてくださいね。
賞味期限内に使いきれる分は冷蔵庫、賞味期限が切れそうになったら冷凍庫に移し、食べる前日に冷蔵庫で解凍する。
これで賞味期限を恐れずに納豆をいっぱい食べることが出来ますね!
賞味期限・・・忘れてたねば~・・・
賞味期限が過ぎてもすぐにおなかを壊すわけではありませんが、やっぱり風味は劣ってしまいます。
そんな時は加熱調理をオススメ!
ネバネバが少なくなってしまうのとキッチンが納豆くさくなるのが難点ですが(笑)賞味期限が切れても少しならカバー出来ますよ!
個人的には納豆レタスチャーハンと納豆磯辺揚げがお気に入りです。
レタスのシャキシャキと香ばしい納豆が合うんです!
賞味期限切れなんて気にならない!
お酒のつまみにもってこいの一品です。
山形の塩納豆。
塩こうじが入ってて、スーパーで買ってきた納豆と混ぜて食べるとすっごい美味しいんです♪
最近の我が家のお気に入りです。
いかがでしたか?
我が家では全員納豆大好きなので大量に買うんですが、いつも賞味期限見ずに冷凍庫に直行しています。
賞味期限内に食べきれる分以外は冷凍庫から解凍して食卓に出すので、いつも息子と「賞味期限切れてるんだけど!」「冷凍してたから大丈夫!!」というやりとりを思い出しながら書いていました。
みなさまも冷凍保存を利用して、納豆の賞味期限とうまく付き合ってみてくださいね。
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