きのこに賞味期限はあるの？知って得するきのこの賞味期限と保存方法

スーパーで買っても賞味期限の表示がされていないきのこですが、きのこには賞味期限はあるのでしょうか。

他の野菜と同じ生鮮品に分類されるので、賞味期限の表示規定がありません。
スーパーなので買ってもパッケージに賞味期限は表示されていないので、消費者自身で判断する必要があります。

ということで、きのこには明確な賞味期限がないことが分かりました。
見た目でも判断がつきづらい食品ではありますが、賞味期限の目安としては冷蔵庫の野菜室で保存して約1週間程度というところでしょう。

ではきのこには色々な種類がありますが、きのこによって賞味期限に違いはあるのでしょうか。身近なきのこについて、種類別に見ていきましょう。

・きのこ名：しいたけ
・賞味期限：冷蔵保存で5日程度

・きのこ名：しめじ(ぶなしめじ)
・賞味期限：冷蔵保存で10日程度

きのこの中でも比較的日持ちが良く、賞味期限が長いです。
ぶなしめじは日持ちがしやすいように改良が進んでいるそうです。

・きのこ名：エリンギ
・賞味期限：冷蔵保存で3～5日程度

きのこの中で最もカリウムが豊富です。高血圧の方におすすめです。

・きのこ名：エノキタケ
・賞味期限：冷蔵保存で3日～5日程度

・きのこ名：まいたけ
・賞味期限：冷蔵保存で5日程度。

きのこの中で最もビタミンB1・B2が含まれています。肌の再生や代謝UP、老化防止に効果的ですね。

・きのこ名：なめこ
・賞味期限：冷蔵保存で3日程度

きのこの中でも比較的賞味期限が短いきのこになりますね。

・きのこ名：松茸
・賞味期限：香りを損なわず食べられる期間は、冷蔵で2～3日。長くても10日程度。

きのこの中で最も食物繊維が含まれているそうです。便秘の方に向いていますね。

・きのこ名：マッシュルーム
・賞味期限：冷蔵保存で5日程度。

きのこの中で最もカロリーが低いそうです。ダイエットに向いていますね。

きのこは、スーパーで買ってきた袋の状態でそのまま保存して問題ありません。
ラップに包み直して保存しても良いです。冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

ただし水に弱いため、表面に水が付いているときはクッキングペーパーなとで拭き取るようにしましょう。料理で使用した残りを保存する時も、水分が付いたままにしないように注意が必要です。

まず、冷凍保存時も冷蔵の時と同じように、水分はきちんと拭き取ります。ジップロックなどの袋に入れ替えて保存しましょう。

しめじやえのきなどは石突を切り、ほぐした状態にすると、解凍せずにそのまま料理に使えるので便利です。しいたけやエリンギは石突を切る必要はありませんが、そのまま料理しやすいように食べやすく切った状態で冷凍することをお勧めします。

ただし、エリンギやしめじは冷凍することで食感が変わってしまうため、冷凍はあまりお勧めできません。

冷蔵保存だと長くても10日程度しか日持ちがしないきのこですが、冷凍すると1ヶ月程度まで賞味期限は長くなります。

スーパーで1袋購入したが、いつも一気に使い切れない、近所の人に大量に頂いたけど食べきれない・・・と困ったことはありませんか？そんな時は、使う分だけ冷蔵保存して、残りは最初から冷凍しておくことが最善ですね。

実はきのこは、冷凍保存すると旨み成分が増加して、美味しく食べられると言われています。きのこは細胞が破壊される時に旨み成分が増えるので、そのまま料理する場合に比べて一度冷凍して細胞を壊すことで、より美味しく食べられるのです。

専用のネットやザルに並べて1週間程度干すようにしましょう。

干す場所ですが、乾燥させて水分をきちんと飛ばす必要があるので、日差しと風通しが良い場所が必須です。雨の日や湿気が強い場所で干すと失敗するので、注意が必要です。

乾燥後は、ジップロックなどの袋に入れて常温での保存が可能です。

乾燥させることにより賞味期限は2ヶ月程度まで長くなります。
加えて冷蔵庫で保存する必要もなくなるので、とてもお勧めです。

きのこは乾燥させることで栄養価もアップします。
乾燥時に太陽の光をたくさん浴びることで、ビタミンDを多く生成するのです。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨を強くしてくれる効果がありますね。


乾燥保存では賞味期限が長くなり、常温保存も可能になり、栄養価もアップするとは、良い事づくしですね！

きのこの賞味期限と保存方法について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
保存方法を少し工夫するだけで賞味期限が長くなるので、ぜひ試してみる価値はあると思います。