2016/04/03
kuwaoro56
りんごを切ったら、少ししか経っていないのに色が変色していた!家にあったりんごを食べようと思ったら腐っていた!そんな経験はありませんか?本来は保存期間の長いりんご。美味しいりんごを食べるためにも、正しい保存方法について理解しておきましょう!
生で食べたり、加工したりと色々な食べ方のあるりんご。りんご大好き!という方も多いのでは?
世界中多くの人に親しまれているりんごですが、保存方法を間違えると傷んだり腐ってしまったり…。切ったら切ったですぐに変色してしまって…まるで繊細なお姫様のよう。ここで正しい保存方法を確認して、りんごに詳しくなりませんか?
りんごが腐る主な原因として「気温」「湿度」「傷」があります。また、外からは分からない障害によって褐変してしまったり腐る原因になることも。
切った後に生じる褐変は空気に触れることによって起こる酸化によるものです。
野菜や果物には、切ったり、つぶしたりしたときに褐色に変色するものがある。これは食物中のタンニンやフラボン、アントシアンといったポリフェノール成分が、ポリフェノールオキシダーゼ、あるいはフェノールオキシダーゼいう酵素により酸化するため。
褐変してしまったりんご
時間が経つと褐変してしまい見た目が悪く、美味しくなさそうに見えてしまいますね。
外からでは分からない障害も
「ミツ褐変障害」という外からは分からない褐変障害もあります
まずは買ってきてから保存するにはどのようにすれば良いでしょう。
リンゴは保存性の高い果物です。特にリンゴの季節は寒い時期が中心なので、冬などは暖房の入っていないところに箱に入れたままか新聞紙などで包んでおいておくだけで1カ月位は大丈夫です。
涼しい所で保管
0~5度の低温で湿度の高いところで保存するのがお勧めです。
夏場は冷蔵庫にいれて保存が良いですね。
褐変を防ぐための保存方法も見ていきましょう。
切ったりんごは酸素に触れないように保存
切ったりんごは直ぐに褐変してしまいます。塩水やレモン汁をいれた水などに保存するようにしましょう。
基本的にはりんごは保存期間が長いという特徴があります。
涼しいところに保管すること、落としたり傷をつけるということがなければ鮮度を保つことができます。
大量にりんごをもらってしまった!こんなに食べきれない…という悩みをもつ方も多くいらっしゃいますよね。
ご近所の方や職場で配れるという方は良いのですが、せっかくなので、加工保存してみるのはいかがでしょうか。
ジャムにして…
りんごジャムにすることで長い期間保存することができます。一度つくってしまえばトーストに合わせたり、ヨーグルトに入れたりと手軽に味わえますね。
コンポートにして…
調味料を入れて煮込むだけの簡単加工。おやつやおもてなしの一品にもなります。
硬いものが食べられなくなった年配の方にも安心して召し上がって頂けますね。
凍らせて…
丸ごと凍らせて保存しても、切ってから凍らせてもOKです。切ってから保存する場合は一度レモン汁や塩水につけましょう。
食べたい時に食べたい分だけ解凍する…。腐る心配もなく安心してりんごが年中食べられますね。
保存の効くりんごですが、他の食物に影響を与えてしまうことも。
どんなことに注意すれば良いでしょう。
果物は熟すると、自らエチレンを出して、追熟します。りんご、メロン、柿、モモは、エチレンの発生量が多いので、葉野菜などと一緒にして冷蔵庫に入れると傷みやすくなってしまいます。これらの果物を冷蔵庫に入れるときは、ビニール袋に入れて密閉します。
保存はビニール袋に入れて
周りにほかの食物がある時はビニール袋に入れて保存するのがお勧めです。
逆に、未熟な食物を熟させたい時には、りんごを近くにおいて保存することで熟す期間が早まります。
しばらく放っておくと芽がでてきてしまうじゃがいも。このじゃがいもの中にりんごを入れて保存しておくことで、じゃがいもの保存期間を長くしてくれる効果があります。
果物には熟成を早めてしまう効果がありますが、じゃがいもには発芽を防ぐ効果があり、じゃがいもなどの袋に一緒にりんごを一つ入れておくと、じゃがいもの保存にもりんご(林檎)一役買ってくれます。
じゃがいもとりんごの相性は抜群!
気が付くと発芽してきてしまうじゃがいもですが、りんごを入れて保存しておくことで1か月ほど長持ちさせることができます。
りんごの特徴や様々な保存方法を見てきましたがいかがだったでしょうか。
加工する難易度をあげてスイーツやサラダをつくったり、切り方を工夫して楽しんでみたりと、りんごの楽しみ方は沢山あります。国産でとれる美味しいりんごを、正しい保存方法で年中楽しんでいきたいですね。
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