2015/12/07
nadeshiko0103
秋の代表的な果実と言えば柿ですね。シャキッとした歯ごたえを楽しみたい方にお勧めの歯ごたえを長持ちさせる方法や、冷凍して保存する方法、など柿を美味しく食べるための様々な保存方法についてまとめてみました。どうぞ参考にしてみて下さいね。
柿は中国や日本の東アジアが原産です。ヨーロッパやアメリカには日本から伝わったので学名も「Kaki」と記されています。品種も多く1000種類近くとも言われています。また、柿は大きく分けると甘柿と渋柿に分かれています。数多い柿の品種ですが、甘柿の種類はとても少なく20種類足らずしかありません。甘柿の代表は富有柿で、甘柿生産量の80%を占めています。そして渋柿では、
平核無が同じく80%を占めています。
美味しさにはやはり鮮度の見極めが大事になって来ます。そのポイントは1、ヘタを見ます!果実に張り付く感じで隙間が無く、4枚そろっているもの。そして色は緑色が残っているものを選びましょう。
2、果実の外見をみる!色はしっかりとむら無く濃いオレンジ色になっているもので形が整っているものを選びましょう。3、重い物!手に取ってみてズッシリ重みを感じられるもので柔らかすぎないものを選びましょう。このポイントをふまえ新鮮で美味しい柿を選びましょう。
柿は呼吸の大部分をヘタでしています。そのため柿が呼吸をするごとに柿自身の水分を失ってしまい、その結果柿がすぐに熟してしまうのです。そのヘタから水分を蒸発させず、水分を補いながら保存をしてあげると柿自身の出すエチレンガスの発生をおさえることが出来る為、熟しすぎないシャキッとした歯ごたえを長持ちさせることが出来ます。
せっかく美味しい柿を選んで購入しても保存方法が間違っていてはいけません。柿は購入後も柿自身が出すエチレンガスでどんどん柔らかくなってしまいます。柿のシャキッっとした歯ごたえを残すように保存するには、柿のヘタが大きなポイントになります。保存する時にキッチンペーパーやコットンなどに水を含ませます。そしてヘタの部分に合う大きさにたたみ、その上にヘタの切り口がちょうどテッシュやコットンの中心に来るように柿を置きます。その状態で新聞紙やラップ、などに包み冷蔵庫で保存しましょう。シャキッとした歯ごたえが格段に長持ちします。
硬め歯ごたえのある柿とはまた別の柔らかく熟した柿の保存には冷凍がお勧めです。
その柿の冷凍保存方法は、そのまま柿を冷凍する事です。柿を丸ごと袋などに入れしっかりと空気を抜き冷凍しましょう。冷凍保存した柿を食べる時には、半解凍状態でヘタの部分を切り取りスプーンですくって食べたるのが個人的にはお勧めです。シャリとろ~な食感がたまりません。
食べたい時に食べたい量だけ食べる事ができるのが大きなメリットですね!ただし熟しすぎた柿は形が崩れてしまうのでお勧めは出来ません。硬すぎず熟しすぎず、柿を包むように持ちちょっと押すと低反発の枕みたいな感覚?の時期が個人的にはお勧めです。冷凍保存したい柿の皮を剥き、一口大にカットし、種も取りましょうね。そして保存袋に入れ出来るだけ空気を抜き、冷凍保存しましょう。
やはり果物の保存食といえばジャムですね。柿も独特のコクがありジャムにしてもとても美味しい果物です。甘さはお好みですがジャムの基本では果実と同量の砂糖で煮ます。ジャムにしたい柿を皮を剥き、だいたい四等分くらいにしたら種を取り、砂糖を加え煮詰めます。最後にレモン汁を加えてひと煮立ちさせたらでき上がり!お好みの密閉容器や瓶に詰めて冷蔵庫で保存しましょう。
また、保存袋で冷凍保存も良いですよ、
柿と言えばやはり干し柿!ですよね。この甘さともっちりとした歯ごたえは堪りません!
そしてとても栄養価に優れた保存食でもあります。挑戦してみたい方はぜひ参考にしてみて下さいね。
干し柿の作り方
富有はあごで食べ、次郎は歯で食べ、種無しは舌で食べる、と言われており、富有柿は果肉が柔らかく、次郎柿は果肉が硬めで、平核無柿はねっとりとした食感をしている事からこの様に言われてきたようです。
柿はいまや世界でも人気の果物です。海外でもKAKIと呼ばれ愛されている果実です。フランスでは熟して柔らかくなった柿をスプーンですくって食べるのが通常です。あの独特の食感と甘さが好まれているようです。所変われば好みも様々ですね。柔らかい柿も良いのですが、やはりシャキッとちょっとモッチリする柿の歯ごたえは柿の本来のものではないでしょうか。柿の歯ごたえを残す保存方法や季節を選ばず食べる事の出来る冷凍保存や加工して保存する方法、お好みに合う方法はあったでしょうか?ぜひ参考にしてみて下さいね。
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