2016/01/29
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料理をするのに必要なのは、まず鍋と包丁です。包丁はスーパーでもホームセンターでもいろいろ並んでいますが、どんな包丁がいいのでしょうか?自分にぴったりの包丁を知って、おすすめの包丁を選びませんか?包丁の選び方とおすすめの包丁をご紹介します!
自宅にキッチンがある人は、ひとり暮らしの人でもたいていは包丁の一本でも持っています。その一本はどんな包丁でしょうか?
料理に興味がある人は包丁も少しいいのがほしいな、と思われるかもしれませんが、そうでない人は100円ショップでもいいや、と安くて手近なものを選んでいませんか?
料理が好きな人にはもちろん、苦手な人にこそ、ちょっと使いやすい、使いたくなるような包丁をおすすめします。
牛刀は洋包丁で、諸刃になっているためまっすぐに切り込むことができます。肉や野菜、魚も切ることができますので、家庭で使うにはまずこの一本があればたいていの料理ができますのでおすすめします。。刃渡り20㎝前後のものが扱いやすい長さです。
二本目として購入するのなら、このペティナイフがおすすめです。果物ナイフ、フルーツナイフとも呼ばれ、切れ味のよさを期待するようなものではなく思われがちですが、薬味やちょっとしたものを切るのにとても使い勝手の良い包丁です。テーブルで食材を切り分けるときにも便利ですし、牛刀の次にはペティナイフをおすすめします。
長さは15cmくらいまでのものが使いやすいです。
以前は文化包丁と呼ばれていた包丁から改良された家庭用の包丁で、菜切包丁と牛刀包丁の良いところを合わせているのがおすすめポイントです。日用品売り場で良く売られているのがこの三徳包丁で、値段の手ごろなものも多くあります。
牛刀と同じく諸刃になっていて、肉、魚、野菜のいずれにもおすすめの包丁です。
最近では牛刀や三徳包丁で野菜も調理する家庭が増えたため、姿を見ることがなくなった菜切り包丁です。菜切り包丁は野菜を切るための和包丁で、かさの高い白菜を切るのにとても便利でおすすめです。
出刃包丁は魚をさばくときに使う、厚みがあってとても重い包丁です。家庭でさばく魚でしたら、この出刃包丁が一本あればまず不自由しません。魚料理が好きなご家庭にはおすすめの包丁です。
家庭用としておすすめの包丁をご紹介しましたが、包丁の種類としては例えば魚料理であればうなぎ用の包丁、刺身用の包丁、鱧用の包丁からドジョウ用、タコ用など、食材の数ほどあるのではないかと思うほどの細かい種類がたくさんあります。
一般的な家庭用の包丁の例はほかに、パン切り包丁、冷凍ものを切る包丁、中華包丁などがあります。どのような食材を調理することが多いかによって、そのほかの包丁を選んで揃えていくことをおすすめします。
ステンレス素材の包丁は、もっとも扱いやすく家庭向けとしておすすめです。
ステンレスの包丁は大量生産ができますので、機械で圧延をしたものならば値段も安く作ることができます。
しかしステンレスでも焼き付けをしたり、割り込み刃と言われる、鋼で刃の部分を作り、外側をさびにくいステンレスで挟んだ包丁はその分高価になりますが、切れ味も鋭く、扱いも簡単でおすすめの包丁です。
鋼の包丁は一本ずつ刃をつけていきますので手間もかかり、値段も高価なものが多い包丁です。その分切れ味は鋭く、切れ味が落ちてきても研げばまたすぐに切れ味が復活します。
ただし錆に弱く、使った後はよく水けをふいて油を引いておくことが必要ですので、手入れがめんどうでなく、切れ味の良い包丁のほしい方におすすめです。
セラミックの包丁はセラミックの性質上、長所と短所がそれぞれに多くあります。
長所としては、軽い、刃が薄い、手入れの必要がない、切れ味が長続きする、金属ではないので素材に金属臭がつかない、酸に侵されない、焼きが戻らないので食器洗浄機に対応する、抗菌加工もできる、カラフルな色が付けられる、などがあります。
反対に短所は、弾性がないのでひねるような動きに弱く刃こぼれしやすい、重さがないので包丁の重みで切ることができない、専用の研ぎ器が必要などがあります。
日本には全国に多くの刃物の町と呼ばれる地域があります。大阪の堺市、岐阜県関市、などは特に有名です。
それぞれの地域に多くの良い和包丁を製造しているメーカーがありますのでここにご紹介しきれないのですが、おすすめのメーカーのほんの一部を書き出してみます。
◆正宗工芸美術製作所(鎌倉市)
◆マサヒロ(関市)
◆菊一文字(京都市)
◆堺一次、景清(堺市)
◆大塚刃物(鳥取市)
日本の洋包丁にも有名なメーカーがあり、その品質は世界で認められています。また和包丁の良さを取り入れて洋包丁に生かした技術によって、より使いやすく耐久性に優れているなどの点でおすすめします。
●グローバル
海外で特に人気の高い日本ブランドです。医療用のメスと同じ材質で、持ち手までが一体型になったデザインで、デザインとしても優れていますが、機能的にも汚れがたまりにくく、持ち手のぐらつきがないので長く使うことを考えるとおすすめです。
●貝印
岐阜県関市のメーカーで、カミソリで有名です。関市の刃物メーカーはもともと刀鍛冶の技術を生かして製造していますので、「折れず、曲がらず、よく切れる」として名高い包丁づくりをしています。
●京セラ
セラミック包丁のパイオニアである京セラの包丁は、海外にも人気です。デザイン性にも優れるほか、セラミック包丁の短所のひとつである弾性に欠ける部分を、ジルコニアを使用することによりしなやかなセラミック包丁を作りました。
金属製の包丁に比べるとかなり軽い包丁ですので、ご年配の方が使われるのにもおすすめです。
●ヘンケルス
ドイツ・ゾーリンゲンで生まれた世界的に有名なヘンケルスの包丁は、機能性もデザイン性にも優れ、ドイツの高い工業力を誇っています。
包丁はメーカーも種類もとてもたくさんの種類があるので、ますます悩んでしまいましたか?使いやすいおすすめの包丁を使うと、料理の手際が断然違ってきて料理をするのがよりたのしくなりますね。
おすすめのポイントは、自分の使い方に合ったものを選ぶこと。野菜が多いのか、肉が多いのか、手入れが面倒なのか、見た目重視なのか。
参考にして、お気に入りの一本を見つけてくださいね。
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