2015/12/07
nadeshiko0103
2016/06/18 更新
私たちの食卓に欠かせない調味料のひとつ、「味噌」の正しい保存方法は知っていますか?適切でない保存方法だと、その豊かな風味も逃げてしまい、美味しさを最後まで維持することができません。味噌を最後まで美味しく味わうための保存方法をまとめてみました。
私たちの食卓に欠かせない調味料のひとつといえば『味噌』ですよね。
味噌汁は定番メニューのひとつという家庭もたくさんあると思います。
いろんな味噌を配合したり、便利なだし入り合わせ味噌を使用したり、その味わいは家庭によって様々です。
こんなに家庭によって味わいが異なる理由のひとつに、味噌の種類がたくさんあることがあげられます。
市販されているものを購入する家庭もあれば、自家製のお味噌を作る家庭もあります。
地域によってスタンダードな味噌も違ってきますよね。
そんな個性豊かな『味噌』ですが、最後まで開封したて作りたての風味豊かな味噌を味わうためには、保存方法が重要になってきます。
そこで、今回は家庭でお馴染みの調味料『味噌』を最後まで美味しく味わうための、正しい保存方法についてまとめてみました。
味噌を保存していると、だんだんと買ったばかりの頃より色が濃くなってきている気がしたことはありませんか?
実はこの現象は開封済みでも未開封でも起こる現象なんです。
もちろん気のせいなんかではありませんよ。
味噌は時間の経過によって様々な影響を受けて、変色していきます。
この変色とともに風味が変化していってしまうのです。
市販品の味噌にはパッケージに賞味期限が書いてありますよね。
実は味噌の保存については、カビや腐食さえなければ1年以上も持つってご存知でしたか?
ちなみに、基本的に味噌は腐りません!
減塩のものや出汁入りのものは保存食としての能力が低いため、腐ってしまう可能性があるので気をつけましょう。
しかし、残念ながら保存の過程で味噌の醗酵はどんどん進んでしまいます。
そのため保存期間が長くなればなるほど風味は損なわれてしまいます。
やはり美味しく味わうためにはパッケージ通りの賞味期限内でできるだけ早めに食べきるのが良いでしょう。
家庭で味噌を保存するときは、どのように保存していますか?
ありがちな間違えた味噌の保存方法についてまとめてみました。
家庭での味噌の保存方法が当てはまっていないかチェックしてみましょう!
味噌は常温で保存できないこともないのですが、どんどん醗酵が進んで風味が落ちてしまいます。
できれば冷蔵庫など低温を維持できるような場所で保存するのが良いでしょう。
どうしても常温保存したい時は必ず冷暗所に保存しましょう。
パックで売られている味噌の表面にはうすい紙が貼ってありますよね。
あの紙は味噌の酸化防止効果があります。
特殊な紙というわけではなく、味噌の表面が空気に触れている事が良くないので、もし紙を捨ててしまっている場合にはラップで表面を覆っておきましょう。
ちなみに紙の上に乗っている酸化防止剤は開封後は効果が落ちるため、捨ててしまっても大丈夫です。
こちらも「うすい紙を捨てる」同様に、味噌の表面が空気に触れてしまうため、酸化を進めてしまいます。
別の保存容器に移し替えた場合には、表面をラップで多い、しっかりとフタをしておきましょう。
開封前・後にかかわらず冷蔵庫に保存しましょう。
温度変化の少ないチルド室がおすすめです。
販売されているままのパッケージは空気に触れやすいので、できれば容器を移し替えましょう。
タッパーなど密閉できる容器がおすすめですが、なければラップで包んでも良いです。
お味噌汁1回分の味噌を丸めてラップにくるめば、使う時に便利ですよ!
保存容器の中の味噌が空気に触れないようにラップで包んだり保存袋に入れて、しっかりと密閉しましょう。
保存容器で保存するときは味噌の表面をラップで覆うと、酸化が防げますよ。
実は味噌は冷凍庫でも保存することができます!
家庭用の冷凍庫で味噌が凍ることはないので、冷蔵庫で保存した味噌のように使う事ができますよ。
冷凍庫内は温度が低く味噌が醗酵しないので、冷蔵庫で保存するよりも風味が長持ちします。
冷凍庫内にスペースが余っている方は、是非お試し下さい。
おうちでの味噌の保存方法はいかがでしたか?
味噌の保存のポイントは「表面をしっかり覆う」ようにして「密閉容器」に入れ「冷蔵庫」で保存することです。
最後まで豊かな風味で美味しい味噌を味わってみてくださいね。
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