
日本料理のマナー知らないと恥ずかしい!「綺麗な焼き魚の食べ方」
無形文化遺産にも登録された和食には食べ方の作法があるので、知らないと恥をかいてしまう場面もあります。さて、そこで困った「焼き魚」の食べ方がキレイじゃない!途中までは何とか出来ても焼き魚の食べ方でマナー違反がありませんか?色々なお席に出る機会に役に立ちます!
いまや「和食」は世界に君臨する食事です。でも、日本人であっても知らない和食の作法を覗いてみましょう。知ってるようで知らない事があるかも知れませんね。
今回は特に「焼き魚の食べ方」を特集します。
汁物の食べ方
左手をお椀に添え、右手でふたを時計回りに回して開けます。蓋を斜めに傾け、裏側の水滴を椀に落とします。終わったら反対の手順で蓋をします。
ご飯の食べ方
ご飯のお代わりをする時は、ご飯を全て食べ終えてからではなく、一口ほどお茶碗に残します。
おかずご飯に乗せて受け皿変わりにしてはいけません。
お刺身は、味が淡白なものから順に食べます「白身魚→貝類→赤身魚」と食べるのがマナー!わさびは刺身の上に少しのせ、醤油をちょんとだけつけて食べます。「左から」食べるのが一般的。
山形に盛ってあるものは一番上から。
煮物の食べ方
手前からはしを付けるのが基本。ひと口サイズに切って食べます。
天ぷらの食べ方
淡白な味のものが手前、味の濃いものが後ろに盛り付けられていますので、そのまま崩さないように淡白な味の天ぷらから順に食べるのがマナー!
こぼさないように下に手を添えながら食べてしまう...
実はこれ「手皿」と言われる和食のNG作法
季節によって旬の焼き魚はメインディッシュですね。
料理人が一番美しい焼き魚に仕上げても、食べ方を知らないと台無しにしてしまいます。
焼き魚の食べ方のマナー
魚の身を食べる順番は魚の面の背側の左から右、腹側の左から右が最初です。
また、食べ終わった後はお皿の左上にまとめます。
焼く魚の食べ方のタブー
半身を食べるために裏返さないこと。また、骨が口に中に入っていた場合手でつまみ出さない。
口を覆い箸で出します。
焼き魚の基本的な食べ方①
今回は「メバルの塩焼き」で焼き魚の基本的な食べ方を紹介します。上身の頭の後ろから尾へ食べ進め、その後、腹側の身をいただきます。
焼き魚の基本的な食べ方②
《食べる前にまずヒレを取る》
胸ビレ、背ビレを手前から順にはずし、皿の左上にまとめておきます。
焼き魚の基本的な食べ方③
《中骨に沿って身に箸を入れる》
焼き魚の中骨の上を、頭のほうから尾の方へ箸先を入れます。食べるときに身がはがれやすくなる。
焼き魚の基本的な食べ方④
《頭の後ろから身を食べていく》
頭の後ろから尾の方へと一方向に食べ進めます。背中側が食べ終わったら、腹側も頭側から尾に向かって食べていきます。
焼き魚の基本的な食べ方⑤
《上の身を食べたら中骨を持ち上げる》
焼き魚の中骨と下の身の間に箸を入れます。箸で尾の骨を折り身からはずし、頭をつけたまま中骨全体をはずします。
ポイント:中骨を浮かせてから骨を外すとキレイにできます!
焼き魚の基本的な食べ方⑥
頭を付けたまま中骨をはずし、中骨を折って皿の隅にまとめます。下側の身をいただくき食べ終わったら、中骨、小骨、ヒレと一緒にまとめます。
焼き魚の基本的な食べ方⑦
お皿の左上に焼き魚の残骸をまとめます
これで焼き魚の食べ方は完璧ですね。ごちそうさまでした!
焼き魚が上手に食べらる人は、食べ終わったお皿の隅には、頭と骨しか残っていません!
へたな人が焼き魚を食べた後は、お皿のあちこちに焼き魚の頭や骨が、散らかり決して綺麗とはいえません。
焼き魚食べる時のコツは、頭や骨を外したらお皿の左上にまとめて置くことなのです。
焼き魚によって様々な食べ方があります。今回は代表的な魚です。
魚を上手に食べるコツ!焼き魚のきれいな食べ方
焼き魚のきれいな食べ方 アジ編
鯵は、家庭でも簡単ですから、練習には丁度いいですね。
秋刀魚の食べ方(初級編)
秋の魚として出回りますね。油が乗ってて美味しいです。腹もおいしいですよ。
あゆの食べ方
これからの初夏から初秋にかけて必ず登場します。今回は骨を抜く方法ですが、普通に食べてのいいですよ。
お魚の食べ方 ~洋食(例:さけのムニエル)~
こちらは、洋食でのフォークとナイフです。基本的な魚ですからマスターしてくださいね。
最後に「つまようじ」は出来れば使わないほうがスマートです!
最後までご覧いただき有難うございました。
今回の和食の基本的な作法は、既にご存知だったかもしれませんが今一度復習のつもりでご覧ください。また厄介な焼き魚も、練習次第でそんなに難しくはありません。
どうぞご参考にしてください。