湯葉ってどうやって食べたらいいの?美味しい湯葉の食べ方教えます
2016/05/15
az2az
世界で食べられている牡蠣のおいしい食べ方にチャレンジ!新たな牡蠣のおいしさに目覚めるかもしれません。食わず嫌い・苦手な方も食べ方によってはおいしく食べられるかも!?ポピュラーな食べ方から意外な食べ方までさまざまな牡蠣の食べ方を伝授します♪
牡蠣の歴史は長く、日本を含む世界の貝塚で牡蠣の殻がみつかっています。また、養殖が安易なことや水揚げしたあとも生きていること、栄養価の高さから、ローマ軍や開拓地そして餓えに苦しむ地域で広がって定着していきました。
その国で長く食べられているとその国ならではの食べ方が発達してきます。とくに牡蠣はそのままでも、加工してもメインとなる旨味をもっています。日本では見かけない食べ方も世界にはたくさんあるのでその一部をご紹介します。同じ生牡蠣ひとつとってもその国の個性ある食べ方が見られおもしろいですよ。
生魚をほとんど食べないフランスでも牡蠣だけは別です。
マルシェでは牡蠣は殻付きの新鮮なものしか売っておらず、家庭でも牡蠣は生で食べる食べ方しかしないといっていいでしょう。レモンやビネガーがそえられて出てきます。また、
パンとバターが一緒についてくることが多いのも特徴です。
小粒で濃厚な味の牡蠣が好まれるフランスとうってかわって、アメリカでは大粒でさっぱりした牡蠣が好まれます。そしてレモンやカクテルソース(タバスコやケチャップでできているソース)、ホースラディッシュをのせて食べるのが定番です。ほかにもスパイシーなソースがでることもあり、同じ生牡蠣でもヨーロッパとは違った味わいを楽しんでいるようです。
タイでの生牡蠣の食べ方は、強い甘さのあるグラティンの葉と、ニンニクやフライドオニオン、チリインオイル、唐辛子、ライム、タレが1セットとなっています。これがお店でもスーパーでもポピュラーなセットとなっており、スプーンで牡蠣をすくって薬味とともに口に入れるという食べ方です。
主に中国で見られる「干し牡蠣」。生食用のものよりも時間をかけて大きく育てた牡蠣をさらに手間ひまかけた縁起物の食材です。
凝縮された旨味とねっとりとした歯ごたえは特に煮込み料理で魅力を発揮しますが、煮込み以外にも炊き込んだり戻して炒め物などいろいろな食べ方に使えます。
アジアに広く浸透している食べ方です。韓国ではチヂミ、タイではホイトード、台湾ではオアジェンなど、国それぞれに卵や小麦粉にまぜて焼き上げチリソースや甘めのあんかけがかけられてる料理があります。また、スペインなどでもオムレツの具に入れて楽しまれています。
日本での牡蠣の生での食べ方は昔は酢牡蠣が一般的でした。アメリカやオーストラリアのオイスターバーなどの文化が入ってきて広がったので、やはりレモンをかけるのが一般的です。日本独特の薬味としては紅葉おろしやポン酢をかけるのも好まれています。
特に最近流行っている「牡蠣小屋」では主にこの食べ方で提供されます。もともとは採ったばかり牡蠣を浜辺で食べる漁師の食べ方でもあります。殻のまま加熱することで旨味が凝縮され、ふっくらジューシーな牡蠣のおいしさが楽しめる食べ方です。
もともとの牡蠣の旬は冬ということもあり、温かい鍋物は相性がいい食べ方です。海鮮系の鍋にも入れられますが、やはり土手鍋が代表的ではないでしょうか。内側に味噌をぬった鍋で牡蠣や野菜を煮て、味噌を少しずつ溶きながら食べる鍋料理です。
牡蠣フライは洋食が広がった日本で作られた牡蠣の食べ方で、日本独特のものだそうです。タルタルソースやレモンをかける食べ方が一般的ですね。他の牡蠣は食べられなくても牡蠣フライは食べられるという方もいるのではないでしょうか?外国の方も日本で食べて気に入ることも多いそうです。
牡蠣は料理のメインの食材としてはもちろん、調味料や肴として加工されることも多くあります。牡蠣のキムチ・佃煮・オイル漬け・燻製などの副菜や、オイスターソース・だし醤油の原料として旨味を発揮しています。
また、牡蠣エキスがサプリメントに、殻にもミネラルやカルシウムが含まれているので肥料や美容製品、ペット用の補助栄養食品に使われています。牡蠣の豊富な栄養は直接食べるだけでなくいろいろな形で利用されているのです。
世界中で食べられている牡蠣は、その食べ方も国や地域によってさまざまです。もうすでに牡蠣が大好きな方も食べたことのない食べ方にチャレンジして新たな牡蠣の魅力を知っていただけたらうれしいです。また、苦手な方も調味料などで牡蠣の旨味を上手に取り入れてみてはどうでしょうか?
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