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2016/03/22
pikapita
最近、巷で噂は聞くけれどオメガ3って何?食べ物なの?なんて方は多いのではないでしょうか。必須脂肪酸で効果はあっても悪いところがない。そんな理想的なオメガ3の詳しい解説と、その効果、どう摂ればいいのかを説明していきたいと思います。
まずオメガ3は不飽和脂肪酸です。 不飽和脂肪酸とは脂質を構成する部品で、植物由来や海洋由来のものが多く、対して肉、卵などに含まれるものは飽和脂肪酸が多いです。
その不飽和脂肪酸の中でも、更に一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸にわかれ、更に!多価不飽和脂肪酸の中でも炭素の二重結合が3番目にあるものをオメガ3脂肪酸と呼びます。
注※単にオメガ脂肪酸という商品などと間違えないようにしましょう! オメガ3脂肪酸が含まれている場合もありますが、オメガ6や9は全く別の不飽和脂肪酸でオメガ3とは効果も違います。
オメガ3脂肪酸には植物由来のαリノレン酸と、魚由来などでお馴染みのDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)、DPA(ドコサペンタエン酸)があります。
オメガと呼ばれるものは他にオメガ6(アラキドン酸やリノール酸)、オメガ9(オレイン酸)がありますが、特にオメガ3とオメガ6の効果は近年注目されていて、積極的に摂るようにすすめられています。
オメガ3の一つαリノレン酸の効果は体内でDHAやEPAに変換されるものです。 アレルギーを抑制する効果やうつ病の予防つながるものもありますが、特筆すべきものはこれらの効果は直接DHAやEPAを摂取した場合ではないということです。
オメガ3の一つDHAの効果は脳の伝達性を高める、つまり記憶力などに関係するものや、目の網膜にも効果があります。 結果的に頭のよくなる効果とうたわれますが、認知症の予防や改善効果もだんだんわかってきています。
EPAの効果はまず血液をサラサラにしたり、血圧降下、中性脂肪を低下させる効果などがあり、心筋梗塞などの心臓病や脳梗塞などの動脈硬化が原因になる病気の予防に役立ちます。
オメガ3の一つDPAの効果は、基本的にEPAと同じなんですが、血液をサラサラにする効果はEPAの10倍もあり、アルギニンと一緒に摂ると一層効果が高まります。 唯一の難はDPAは魚にはほとんど含まれておらず摂りにくいことです。
シソ科の植物の仲間の種子であるチアシードはオメガ3脂肪酸を多く含みますし、オメガ3と言えばチアシードです! 水に入れると膨らみゼリーの様な食感になるチアシードは、ハリウッドセレブなどが食べていることで話題になりご存知の方も多いのではないでしょうか?
チアシードは多くの栄養、効果がありますがオメガ3でいえばαリノレン酸です。 なにより食べやすいのが特徴で、ほとんど味がないのでどんな料理でも食感以外は邪魔をしません。 注意してほしいのが温度で、40°Cを超えると変質するので効果が半減します。 熱い料理には使わないようにしましょう。 生でも大丈夫ですが、そのまま乾燥状態ですと喉に引っかかったりしやすいのでふやかす方が効果的に食べやすいですよ。
亜麻仁オイルもチアシードと同じくαリノレン酸を多く含みます。 その量は他のオイルの10~20倍以上にも及び、一日当たり小さじ1杯程度の量でOKなので食べやすいですね♪ サラダにかけたり気軽に食べられますが、こちらも加熱はいけません。 炒め物などには使わずそのまま食べられるように工夫しましょう。
積極的な摂取が推薦されているオメガ3系の油は火を通すと※酸化しやすいです。酸化した油は健康に悪いですから、オメガ3系の油は加熱せずに摂取する必要があります。
酸化してしまっては効果もありません。 オメガ3は絶対的効果がありますが熱にだけは弱いのです・・・
オメガ3脂肪酸の中でもDHAやEPAを多く含む食品は青魚やマグロの頭部などです。 先述しましたが、αリノレン酸はDHAやEPAに変換されるので魚嫌いの方は無理に直接とらなくてもいいかもしれません。 他の栄養素もありますからなるべく食べたほうがいいのですが、αリノレン酸が非常に摂りやすいですし、効果的ですから覚えておいてください!
いかがでしたか? オメガ3の効果について詳しく紹介していきました。単にオメガ3といっても結構違いもあるのです。 皆さんもオメガ3の効果を最大限活かすために、上記の事を参考にして健康維持に役立ててください!
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