
ほかの野菜にはない脂肪分解効果!きゅうりの栄養と活用レシピ
みずみずしい食感が美味しいきゅうり。夏のお祭りで食べる冷やしきゅうりはとっても美味しいですよね!そんな水分をたっぷり含んだきゅうりは、どんな栄養があるのでしょう?他の野菜にはない、脂肪分解に役立つきゅうりの栄養素と活用レシピについてご紹介します。
「きゅうりにはほとんど栄養がない」...こんな話をきいたことはありますか?
その噂の由来は、なんと世界のギネスブック。
ギネスブックに、きゅうりは「世界一栄養のない野菜」として記録されてしまっているんです。
本当にきゅうりには栄養がないのでしょうか?きゅうりに含まれる栄養成分について詳しくみていきましょう。
きゅうりに含まれる栄養
「きゅうりに栄養がない」といわれるその理由...それは、きゅうりを構成する95%は「水分」であるからなんです。水分とはつまり水。水には基本的に、栄養はほとんど含まれていません。残りの5%は、以下の栄養素で構成されています。
・カリウム
・カロチン
・ビタミンK、Cなど
栄養面で見ると、きゅうりって食べる意味あるの?と思わず思ってしまいそうですね。
でもちょっと待って下さい。きゅうりは「世界一栄養のない野菜」であると同時に、「世界一低カロリーな野菜」としても知られています。
そして、きゅうりには他の野菜にないオドロキの健康効果があるんです!
高い脂肪燃焼効果
きゅうりには、非常にめずらしい「ホスホリパーゼ」という分解酵素が含まれています。
このホスホリパーゼは、肉や油などの脂肪を積極的に分解するという性質を持っています。
つまり、カロリーが高い肉や揚げ物などと一緒にきゅうりを食べると、余分な脂肪や栄養を分解してくれ、太りにくくしてくれるというわけです。
すりおろすことで栄養価アップ!
効果の高い脂肪分解酵素、「ホスハリパーゼ」を多く含むきゅうり。
さらにこの酵素は、すりおろすことでさらにその効能をアップさせます。
きゅうりをすりおろすと、きゅうりの細胞がまんべんなく破壊され、ホスハリパーゼが刺激を受けて活発化します。
脂肪分の高い料理には、すりおろしきゅうりをかけることで余分な栄養摂取を防いでカロリーオフしてくれるんです!
やみつききゅうり
材料(きゅうり5本分)
醤油大さじ2
胡麻油 大さじ2
すりごまお好みの量
ほんだし等小さじ1
粗挽き胡椒適量
塩小さじ1
栄養カロリーオフレシピ手順①
きゅうりをピーラーで、縞模様に皮むきする。
端を切り落とし、三等分にカット。
栄養カロリーオフレシピ手順②
三等分にカットしたきゅうりを、更に縦方向に四つにカット。
栄養カロリーオフレシピ手順③
カットしたきゅうりを密閉できる容器に入れる。
全ての調味料を入れ、蓋をしてよくシェイクする。
栄養カロリーオフレシピ手順④
きゅうりに味がなじんだらできあがり。
すぐ食べても、少し時間をおいて食べても美味しいです。
きゅうりの栄養カロリーオフレシピ完成!
常備菜にしておきたい、きゅうりの栄養カロリーオフレシピです。
このレシピの考案者の方は、実家から大量にきゅうりが送ってもらった時、美味しく大量消費する方法としてこの食べ方を思いついたそうです。
一度に大量に作って冷蔵庫にストックしておけば、カロリーの高いお肉などの献立と一緒にサッと出せますね!
アジの干物のきゅうりおろし和え
材料(2人分)
アジ(干物)1枚
キュウリ1本
大葉2枚
ポン酢しょうゆ大さじ2
白ゴマ適量
栄養カロリーオフレシピ手順①
【下準備】
材料を以下の通りに下ごしらえしておく。
きゅうり:両端を切り落とし、おろし器ですりおろす。ザルに上げ、手で水気を軽く絞る。
大葉:軸を切り落とし、せん切りにしておく。
グリルを予熱しておく。
栄養カロリーオフレシピ手順②
アジの干物は、一度グリルで焼きめをつける。
菜箸などで皮と骨を取りながら、身をよくほぐす。
栄養カロリーオフレシピ手順③
ボウルにほぐしたアジの干物、キュウリのすりおろし、ポン酢しょうゆを入れる。全体をよく混ぜ合わせて、器に盛る。仕上げに大葉と白ゴマを散らす。きゅうりの栄養カロリーオフレシピ完成!
こちらは先ほどご紹介した、すりおろしきゅうりを活用したレシピです。
すりおろしきゅうりは脂肪分解をより一層助けてくれる働きがありますので、魚や肉などのタンパク質と一緒に食べると効果アリです!
すりおろしきゅうりとポン酢でさっぱりと食べられるので、夜食やお酒のアテにもぴったりですね♡
いかがでしたか?
きゅうりには栄養があまりない、ときいて、驚いた方もいるでしょうか。
でも注目すべきは、きゅうりの栄養素よりもその脂肪分解効果!
他の野菜よりもずっと優れた脂肪分解酵素を含むきゅうりは、正しく食べれば健康への大きな助けとなってくれます。是非すりおろしきゅうりも活用して、ヘルシーレシピを作って見て下さいね!