2016/06/07
りーかーまま
食品にリジンが含まれています!という文言を見たことはありませんか?実はリジンとは、身体にうれしい効果をたくさん秘めた栄養成分のことなのです。今回はリジンの含まれる食品とリジンがもたらす効果について勉強しましょう!リジンの効果を知ればリジンを摂取したくなるはず!
そもそもリジンとはどのような栄養成分でどのような効果があるのでしょうか?
リジンとは、必須アミノ酸のひとつで、人体を構成するたんぱく質の組み立てに必要な栄養素です。肉などの動物性たんぱく質に多く含まれています。ブドウ糖の代謝を良くして集中力を高めたり、カルシウムなどの吸収を促進するほか、肝臓機能の強化などの効果が確認されています。
リジンは必須アミノ酸とされています。必須アミノ酸とは体内で生成することができないため、食品から摂取することが必須とされています。
リジンとは必須アミノ酸[※1]のひとつで、体のたんぱく質の組み立てに必要不可欠なアミノ酸の一種です。リジンは牛乳から発見されたアミノ酸で、生体のたんぱく質中に約2~10%含まれています。抗体やホルモン、酵素などをつくる機能を担っており、体の組織の修復や成長に関与しています。また、脂肪燃焼に必要なカルニチンの合成原料でもあります。
リジンは豆類や魚介類、そば、牛乳、乳製品、肉類全般に多く含まれるといわれています。
これらの中でも特におすすめなのはかつおと大豆で、カツオには100gあたり6600mg、大豆(分離大豆たんぱく)には100gあたり5500mgのリジンが含まれています。
そこで食べ物からリジンを摂りたいという場合には、かつおもしくは大豆製品を食べることをおすすめします。
リジンはたくさんとればたくさん効果がでるというものではなく、1日の摂取量は決まっています。適量を摂取し、リジン効果を得ましょう。
リジンの1日の摂取量の目安は、成人の場合は体重1㎏当り12㎎です。妊娠中や授乳中、狭心症や心不全などの疾患がある場合は、必要量が増加します。食品では、動物性タンパク質と大豆に多く含まれます。小麦粉を加えると、栄養価が高まるとされています。普通の食生活で不足することは少ない栄養素とされていますが、ビタミンC、B6、鉄、ナイアシンの不足によって有効に作用しないこともあるため、食生活のバランスを整えることが大切です。
リジンは特殊な食物ではなく、身の回りにある食品で摂取することが可能です。次ではリジンの効果について学びましょう。
ここまではリジンが多く含まれる食物や、リジンの摂取量について学びました。ここからはリジンの効果について学びましょう。果たしてリジンにはどのような効果があるのでしょうか?
リジンは体内のたんぱく質を育成する効果があります。また、たんぱく質とカルシウムの体内吸収効率を活発化させる働きもあるため、身体の成長と修復を増進する効果があるとされています。
リジンは、脂肪を消化するリパーゼを活性化する働きをもっているため、中性脂肪酸を体内で分解してくれます。従って、分解された脂肪酸とグリセリンが肝機能を向上させてくれようとする働きをし、肝機能を向上させる効果があるとされています。
リジンは脱毛防止効果があるともされています。海外ではすでにリジンを薄毛の方に対するサプリなどとして発売するなど定着もすすんでいます。特に、男性ホルモンによる脱毛に対して効果が高いとされているようです。
大豆と鶏そぼろの山椒炒め
大豆、お肉それぞれからリジンを摂取し、リジン効果を得ましょう!
大豆、お肉にはリジンがたくさん!リジン効果で身体の基礎を強化しましょう!
(リジン効果レシピ 材料)
大豆(茹で)缶詰可 150g
鶏ひき肉 150g
醤油 大さじ1 1/2
酒 大さじ1
みりん 大さじ1 1/2
砂糖 大さじ1/2
山椒 お好みの量
ごま油 適量
(リジン効果レシピ)
1 フライパンを中火で熱し、ごま油をひく。ごま油の香りがしてきたら、鶏ひき肉をいれて色が変わるまで炒める
2 大豆を投入し、お肉と大豆が満遍なく混ざったら、酒を入れて軽く炒め合わせる。
3 砂糖、みりん、醤油の順に調味料を投入し、味がついたら火を止める。そこにお好みの量の山椒を入れたら完成!
ご飯のおともにぴったりなおかずなので、毎日続けられそうですね!
リジンの効果まとめいかがでしたでしょうか??リジンは人間の身体を強化するのに欠かせない効果がたくさん詰まっています。上記事でも記載しましたが、リジンは体内で生成することが不可能なので、食品から摂るしか手段がありません。従って、日ごろから意識しながら摂取することが効果を実感できるため重要です。今回のリジンの効果まとめでリジンのことが少しでも理解していただければ幸いです。
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