らっきょうには血液サラサラの他、ダイエットにも効果があった！？

らっきょうは、ネギ科の多年草です。オオニラ、サトニラとも呼ばれる事があるそうです。古くは、中国大陸から日本に渡ってきた食べ物のひとつと言われています。ニラやにんにくと同じくにおいの強い食べ物。そのにおいは硫化アリルという物質のせいです。

らっきょうなどの匂いのもと「硫化アリル」。この成分が実はとっても優秀なんです。昔の人は「畑の薬」と呼んで重宝したそうです。

らっきょうには、「フルクタン」というダイエット効果のある成分をはじめとして、がん予防にもなるという「ジアリルスルフィド」。さらに抗酸化作用が強い「サポニン」も含まれています。らっきょうって体に良い成分がギュッと詰まった食べ物だったんですね。

ダイエットに効果がある成分として、名前が出てきた「フルクタン」。この成分には、具体的にどのような効果があるのでしょうか。フルクタンのほか、らっきょうがダイエットに良いとされる点を、見てみましょう。

フルクタンには、「脂肪の吸収を抑える効果がある」と言われています。それだけではなく、フルクタンには整腸作用や血糖値の急上昇を抑える効果もあるのだそうです。

らっきょうに含まれる食物繊維は、自然なお通じに効果があります。体の中に不要な物をためこまず、お腹スッキリ！美肌効果も期待できる、らっきょうの効果です。

ダイエットも良いけれど、らっきょうには健康に良い効果もあります。らっきょうを食べることで起こる、健康によい効果とはどんなものなんでしょうか。

らっきょうの有名な効果は「血液サラサラ」効果ですね。血液が潤滑に体をめぐる事で、血圧が下がり、心臓への負担を減らします。

らっきょうのニオイのもととしてご紹介した「硫化アリル」。この成分は、ビタミンB1を吸収しやすくさせる事が、わかっています。そのために、非常に血行がよくなり、循環器系の機能を清浄化させる働きがあると言われています。

らっきょうと言えば、カレーのつけあわせを思い出す人も多いのでは？豚肉のカレーと、らっきょうを一緒に食べる事は、健康的にも良い効果があったのです。他にも豚肉料理の隠し味として、刻んだらっきょうを使ってみては、いかがでしょうか。

らっきょうの血液サラサラは有名ですが、その他にも殺菌効果もある事がわかっています。らっきょうの細胞が破壊される時に作られる「アリシン」と言う物質が、ビタミンB1を活性化して、体内で殺菌作用を発揮すると言われているのです。

どんなに体に良い物でも、食べ過ぎはよくありませんね。それだけでなく、らっきょうを食べ過ぎる事により、体によくない効果が出てしまう事もあるそうです。らっきょうを食べる時の注意点はどのような事でしょうか。

らっきょうは、血液サラサラ効果が高い食べ物と言われています。その効果の高さゆえ、食べ過ぎると体に負担がかかってしまうと言われています。特に胃にかかる負担は大きいようです。胸焼け、胃もたれを起こしてしまいます。

では、一日にどのくらいまでらっきょうを食べるのが良いのでしょうか。一般的に言われている、らっきょうの摂取量の目安は、「一日の5粒」だそうです。らっきょうを食べる時は、この摂取量を守って、健康的にキレイになってくださいね！

らっきょうの効果のまとめいかがでしたでしょうか。らっきょうには、血液サラサラだけではない、知られざる効果がありました。らっきょうやニラなどの「ちょっと臭う食べ物」があります。そのちょっと臭うにおいの素が、体によい効果がある事を知る事が出来ました。