2016/02/23
まなまき
カリフラワーには実はレモン以上のビタミンCなどの栄養が含まれていて、カリウムも豊富。美肌効果やダイエット効果もあるってご存知でしたか?そんな栄養たっぷりのカリフラワー。どんどん食卓のメニューに取り入れたい栄養豊富なお野菜なんですよ!
カリフラワーは別名「花きゃべつ」とも言われ、真っ白い花のような外見が特徴の、栄養たっぷりのお野菜です。旬は秋から春にかけての寒い時期で、「スノークラウン」や「寒月」などの品種があります。
見た目が似ているのでブロッコリーと何が違うの?と思っている方も多いのではないでしょうか。実はブロッコリーが突然変異したものがカリフラワーで、どちらも同じアブラナ科の野菜なんです。だから、カリフラワーはブロッコリーの弟分みたいなものですね。
現在はブロッコリーの方が人気で、カリフラワーの5倍ほど流通しています。でもカリフラワーは以下に見ていくように、栄養たっぷりのおすすめのお野菜なんですよ。
カリフラワーとブロッコリーはビタミンCを多く含んだ栄養豊富な野菜です。実際に食べるときの状態を想定して茹でた後のビタミンCの量を、分かりやすくレモンと比較してみましょう。
茹でたカリフラワー:53mg/100gあたり
茹でたブロッコリー:54mg/100gあたり
レモン:100mg/100gあたり
茹でカリフラワー200gを食べれば、レモン100gを摂取するのと同じ量のビタミンCを摂取することが出来るわけです。すっぱいレモンより茹でカリフラワーの方が美味しく摂取できそうですよね♡(ちなみに、大人の1日の推奨ビタミンC摂取量は100mgです)
また、カリフラワーのビタミンCの優れた点は、熱や水などに強いので、お料理しても壊れにくいことです。茹でてサラダにしたり、炒めたり、グラタンにしたり、と好きな調理をしてもビタミンCの栄養素がちゃんと含まれているって嬉しいですね!
カリフラワーの主な栄養としては、ビタミンC、カリウム、食物繊維などが多く含まれています。以下にその効用について見ていきましょう。
カリフラワーが多く含む栄養素ビタミンCには免疫力を高める働きがあり、風邪を予防する効果があります。蕾の部分よりも茎の部分の方により栄養が多く含まれているので、捨てずに料理して積極的に食べるようにしましょう。
さらに、カリフラワーの栄養として含まれているビタミンCには、シミの原因となるメラニン色素を作りにくくする働きがあります。また、コラーゲンを生成するのを助ける作用もあるので、美肌づくりに効果的なのです。
人の体はストレスを感じるとアドレナリンを作り出そうとし、その際にビタミンCを大量に消費してしまいます。そのため、ストレスを感じていると思ったら、カリフラワーをたくさん食べて栄養摂取しましょう!レモンより多くのビタミンCを含んでいますから効果的ですよ。
カリフラワーには強い抗酸化作用を持つ栄養素が含まれていますし、コレステロールが体内に吸収されるのを防ぐ効果もあります。また、カリフラワーに豊富に含まれるカリウムには血圧の上昇を防ぐ効果もあります。栄養たっぷりのカリフラワーを摂取して健康的な生活を送りたいですね。
カリフラワーに含まれる栄養素としてカリウムがありましたが、カリウムには腸の動きを活発化させる働きがあり、老廃物を排出したりむくみを解消する作用があります。そのため、便秘解消やダイエットにぴったりの栄養素なのです。
また、便秘の解消に非常に効果的な食物繊維も2.9g/100gと、白菜やレタスの倍以上の量を含んでいるのが嬉しいですね。
つぼみの部分がしっかりときれいに盛り上がっているものを選びましょう。また、持ったときにずっしりと重みがあるものが新鮮なものです。また、後ろの芯の部分もよく確認しましょう。しまっていて形はきれいな丸型になっているものがよく、穴が開いたものは古いので避けましょう。また、色は純白のものが良く、茶色や黒色のシミのあるものは良くありません。
キッチンペーパーを湿らせて茎の部分に巻いておくと乾燥を防ぐことができます。その上で、ラップかポリ袋で全体を包んで冷蔵庫の野菜室で保存します。それでも日持ちはしないので、2、3日で使い切るようにしましょう。
どうしても数週間保存したい場合は、固茹でして小分けで冷凍保存も可能です。ただし、その際には水分をしっかり切るようにしましょう。栄養素が逃げないうちに出来るだけ早めに消費しましょう。
カリフラワーはビタミンCやカリウムが豊富で、実は栄養豊富な野菜だって知らない人が多かったのではないでしょうか?しかも、茹でても焼いても壊れないタイプの栄養素ビタミンCというのは嬉しいですね。生でも食べられますし、栄養豊富なカリフラワー。是非食卓のメニューに加えてみてください!
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