2016/06/07
りーかーまま
お酢に健康効果があることは知っていても、酸味の強いお酢を毎日飲むのはなかなか習慣にしにくいですね。フルーティーなリンゴ酢は適度な甘みもあるので、飲用するのも苦になりません。リンゴ酢ならではの嬉しい効果もあるので毎日の健康生活に取り入れるのにぴったりです。
米国でお酢といえば「リンゴ酢」
1000mL中に300mL以上のリンゴ果汁が使用されているリンゴ酢は、リンゴのフルーティーな香りが魅力です。
リンゴ大国アメリカでは、お酢といえばリンゴ酢というほど人々に親しまれています。
リンゴ酢は、酸味の中にもほのかな甘みと果実の風味が残っているため、お酢が苦手な人にも好評です。飲用のお酢やドレッシングの材料としてよく使用されています。
通常の醸造酢と違い、穀物を使用していないためアミノ酸は含まれませんが、リンゴに含まれるクエン酸やリンゴ酸がたっぷり含まれています。
疲労物質分解効果&疲労回復効果
*酢酸
…疲労物質分解効果
*クエン酸・リンゴ酸
…疲労回復効果
お酢に含まれる酢酸は、疲れを感じる時に分泌されている乳酸やピルビン酸などの疲労物質を分解する効果があります。また、リンゴに含まれるクエン酸やリンゴ酸は疲労を回復させる効果があります。
リンゴ酢はこの疲労物質分解の効果と疲労回復効果を併せ持つため疲労回復に非常に効果的といわれています。
有機酸で善玉菌活性化
リンゴ酢に含まれる有機酸は、腸内フローラの善玉菌を活性化させる効果があるといわれています。
リンゴ酢にはその名も「アップルペクチン」という成分も含まれており、この成分も腸内フローラの状態を改善する効果が確認されています。ビフィズス菌の増殖効果や腸の蠕動運動の促進など腸の動きを活発化させ、正常な働きへと導いてくれます。
さらに、疲労物質の分解効果があった酢酸は腸内でも活躍し、悪玉菌の減少効果があるといわれています。
お酢はダイエット食材としてもよく知られています。
酢酸の働きで、新しい脂肪の合成を抑制する効果があったり、クエン酸の働きで代謝を高めることもできたりします。さらに、リンゴ酢にはインスリンの抑制効果もあり、血液中から糖を体内に脂肪として溜め込むことを防ぐことができるといわれています。
リンゴ酢はダイエット食材!?
リンゴ酢にはダイエット効果がありますが、だからと言ってリンゴ酢の取りすぎはカロリーオーバーのもと。バランスのとれた食生活こそがダイエットの近道です。
リンゴポリフェノールや酢酸には、整腸作用ががることは前述の通りですが、腸が整えられることにより、血液循環を良くし、体内に溜まった老廃物や毒素を排出することができます。これらの働きにより、肌荒れやお肌のくすみの改善などの美肌効果が期待できます。
さらにリンゴ酢に含まれるビタミンCは美肌に欠かせない成分です。
リンゴ酢は化粧水・洗顔料としても◎
お酢といえば食用のイメージですが、実は化粧水や洗顔料としても優秀なんです!
*洗顔水…水5:リンゴ酢1
洗顔後に洗顔水でさっぱり。洗顔料でアルカリ性に傾いた肌を中性に戻します。
*毛穴ケア…水200mL:リンゴ酢15mL
コットンで拭き取って毛穴汚れを落とし、毛穴を引き締める効果があります。
*ニキビケア…水3:リンゴ酢1
コットンに浸し、ニキビに10分間パックし洗い流します。アクネ菌の殺菌効果が期待できます。
1日の摂取量目安は15〜30mL
体に良いと聞くとついつい多く取りたくなってしまいますが、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」。適量の摂取を心がけましょう。
1日の適量なので回数や量はお好みで調整してくださいね。
水や炭酸水、牛乳などで割ったり、蜂蜜を加えたりお好みの飲みやすい方法でお試しください。
リンゴ酢もお酢ですので、酸による刺激があります。飲用する際には空腹時や食前は避けるか、胃を保護する食品と一緒に摂取するようにしましょう。
また、酸で歯のエナメル質が溶けるともいわれています。リンゴ酢を飲んだ後にはうがいをお勧めします。
定番のリンゴ酢ドレッシングで舌鼓
リンゴ酢の定番ドレッシングはやはりマイルドな酸味が風味豊かです。ドレッシングを手作りするとお料理の幅も広がりますね。グリーンサラダだけではなく、マリネやカルパッチョなど色々な味を楽しむことができます。
リンゴ酢でピクルス
リンゴ酢は飲用でも美味しいですが、もちろん料理にも応用可能です。リンゴ酢のピクルスは酸味がマイルドで食べやすいのでオススメです。リンゴ酢さえあれば、後の調味料はよく使うものばかりなので、自宅でお手製のピクルスを作るのはいかがでしょうか?
・リンゴ:4個
・穀物酢:600mL
・氷砂糖:180g
①リンゴを水で洗い、よく水を切ります。
②リンゴを8等分し、芯を取り除きます。
③煮沸した瓶にリンゴと氷砂糖を交互に敷きつめていきます。
④③に穀物酢を加えて密封し、冷暗所で保存します。
⑤1日1回瓶をゆっくり回転させるなどして密封したまま混ぜます。
⑥1ヶ月ほど寝かせて完成です。
リンゴ果汁からリンゴ酢を作るのは難しいですが、リンゴ果実とお酢・氷砂糖で作るリンゴ酢は手軽に作れてかつリーズナブル。ぜひ一度挑戦してみてください。
健康・美容効果抜群のリンゴ酢
甘くて美味しいリンゴ酢は、お酢嫌いの方でも比較的飲みやすいお酢です。リンゴ酸やアップルペクチンといったリンゴ酢ならではの健康効果・美容効果もあるので、ぜひ毎日の生活にリンゴ酢を取り入れてみてくださいね。
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