牛乳の栄養は健康と美容によし!夏バテしないよう牛乳を飲もう♡
2016/06/02
fanny
焼いても煮ても、お寿司のネタとしても美味しい鯖。鯖には様々な栄養が豊富に含まれ、身体に良いことは知られていますよね。そんな鯖が一番美味しくなる旬の季節はご存知ですか?ここでは鯖の旬と、美味しい鯖の見分け方や注意点などをご紹介!鯖を美味しく食べましょう♪
日本で一般的に流通している鯖は、主に「マサバ」と「ゴマサバ」の2種類です。
マサバは特に10月から2月にかけて脂が乗り、美味しくなります。10月から11月のものを「秋鯖」、12月から翌2月頃までのものを「寒鯖」と呼んだりするんですよ。マサバの産卵期は春から初夏に行われます。
ゴマサバ
こちらが「ゴマサバ」です。違いが分かるでしょうか?
ゴマサバは名前の通り、体にゴマのような黒い斑点があるのが特徴です。ゴマサバはマサバに比べて脂が少なく、季節による味の変化があまりありません。そのため、1年を通じて漁獲されています。ただ、マサバの味が落ちてくる季節に大量に漁獲されるため、夏が旬とされているのです。
マサバの旬は10月から2月にかけて、ゴマサバの旬は夏ごろとされています!ということは夏から冬にかけて2種類の鯖を楽しむことができるんです♪ もともと鯖には栄養が豊富で身体に良いと言われていますが、旬の時期の鯖には脂ものっていてさらに沢山食べられますよね。そんな鯖の栄養について少し見ていきたいと思います!
旬の時期の鯖は特に、他の魚と比べても脂がとても多い魚なんです。脂と聞くとコレステロールなどが多いと思われがちですが、鯖の脂は不飽和脂肪酸というDHAやEPAがたっぷりと含まれた脂なのです。この脂にこそ健康にいいと言われる秘密があるんですよ!旬の鯖はさらにこの脂が多く含まれているので食べないとそんな魚なのです。
旬の鯖にたっぷりと含まれている不飽和脂肪酸は、最近ではダイエットに良いと注目されています。
鯖に含まれるDHAやEPAには食欲抑制効果があることが発見され、その成分であるGLP-1は「痩せホルモン」とも呼ばれています。さらに疲労回復や細胞の再生に効果を現すビタミンB群、カルシウムの吸収を助けるビタミンDなども豊富に含まれているのです。特に「血合い」部分には鉄分が豊富なため、貧血予防にも役立つんですよ。
そして不飽和脂肪酸には、悪玉コレステロースや中性脂肪を減少させる働きや、血液を流れやすくして、動脈硬化た脳梗塞、血栓、心筋梗塞などの病気を予防してくれるのです。加えてDHAには脳細胞を活性化させる効果があることも分かり、ボケ防止にも役立つのではないかと考えられています。旬の鯖にはこの不飽和脂肪酸がたっぷりとありますから、是非旬の時期には鯖を食べましょう!
旬でさらに美味しくなった鯖。せっかくなら新鮮で美味しい鯖を買いたいですよね?
「鯖の生き腐れ」なんて言葉があるほど、鯖は傷むのが早い魚です。それは旬の鯖でも同じこと。買う際はできるだけ新鮮なものを買うようにしましょう。
旬の時期、新鮮で美味しそうな鯖を見分けるにはいくつかの見るべき場所があります。
旬の鯖は目を見る
まず最初に鯖の目を見ましょう。目が濁っていないか。。もし目が白濁していたらその鯖は鮮度が落ちている証拠です。目は透明でキラキラしている鯖を選びましょう!
旬の鯖 おなかと模様を見る
次に鯖のおなか部分を見ましょう。ぷっくりと膨らんでいるか、ぺしゃんこなのか。お腹がぺしゃんこの物は内臓まで鮮度が落ち傷んでいる場合があるので注意です!張りがあって大きく膨らんでいれば、鮮度もよく脂がのっている美味しい鯖である証拠です。また、エラが漁紅色で身と皮に張りがあり、皮の青色模様がはっきりしているものも鮮度が良いとされています。
旬の鯖 切り身の場合はパック内をよく見る
切り身で売っている場合は、切り口がぶよぶよしていないかを確認しましょう。まらパック内に血が溜まっていないかも確認すると良いでしょう。下処理をしたものでパックに血が溜まっているということは血抜きがちゃんとできていないということです。こうなっていると、血の生臭さが肉に移ってしまい味が台無しになってまいます!
鯖が美味しくなる旬の季節、様々な食べ方で鯖を楽しむ方もいるでしょう。ですがその中で、食あたりや寄生虫に苦しむ人が出てくるのです。
鯖が美味しい旬の季節にこそ気を付けなければなりません。
まず、「食あたり」ですが鯖は消化酵素がとても強い魚です。そのため死んだ後、自らの酵素で分解が起こるため腐敗菌が繁殖してしまいます。そうとは知らず食べてしまうと食あたりを起こすのです。できるだけ新鮮な鯖を食べましょう。
一時期ニュースなどで話題になり覚えている方もいるでしょうか?実は鯖には「アニキサス」という寄生虫がいる可能性があるのです。
鯖には旬の時期でも、アニサキスという寄生虫がいる場合があります。人によってはこのアニサキスでアレルギー症状を引き起こすこともある怖い寄生虫です。また、アニサキスが生きたまま体内に入ってしまうと、胃壁を食い破ることがあり激痛に襲われます。取り除くためには開腹手術が必要になります。アニサキスは冷凍や加熱をしっかりすることで死滅するのできちんと処理してから食べましょう。
旬の鯖は脂がたっぷり乗っていて本当に美味しく、鯖の脂は健康にいいので是非食べてもらいたい魚です。ですが、旬の時期に限らず鯖は腐りやすいので買ったらその日に食べるか、冷凍保存をしましょう。寄生虫であるアニサキスは生きたまま体内に入ると本当に厄介ですので、処理だけは十分に注意してやることをお勧めします。
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