2016/05/16
kuwaoro56
低カロリーで高タンパク、味もタンパクなのでなんにでも合わせやすいささみは、ダイエットの味方であるとともに安いことが多いので家計の味方でもあります。そんなささみ、上手に使いたいですよね?そんな時は冷凍保存がオススメ!ささみの冷凍保存エトセトラを調べてみました♪
ささみの冷凍保存とエトセトラ①~ささみの栄養素
【ささみ】は、胸肉の裏側についているお肉のこと。笹の葉に似ていることからささみと呼ばれているそうです☆
脂肪がほぼ含まれていないささみは、カニやエビとほぼ同量の脂肪しか含まれていないんだそう。そんなささみのカロリーは、1本当たり50Kcal前後とかなり少なめ!また、筋肉の生成に欠かせないたんぱく質は非常に多く、またアミノ酸バランスに優れて消化吸収も良いためダイエット中の方は積極的に採りたいお肉です♪
疲労回復や粘膜・消化器系を守ってくれるナイアシンも多く含まれています。ナイアシンとはビタミンBの一種で、糖質・脂質の代謝に必要な酵素として働いてくれるのです。ささみ100gで、1日に必要な推奨量をなんと9割もカバーしてくれます!
ビタミンB群とは、ナイアシン(B3)を含む8種類の総称ですが、ささみにはそのすべてが含まれており、余すことなくビタミンB群の恩恵を受けることができる素晴らしいお肉なのです。パンテトン酸など脂質や糖質の代謝を上げてくれたり、疲労回復を促進してくれたり、いいこと尽くしですね!
ささみの冷凍保存とエトセトラ②~冷凍で栄養素…
ささみに含まれているたくさんの栄養素…冷凍保存することで壊れちゃったりしない?
豊富に含まれているささみの栄養素、冷凍保存することで壊れちゃったらもったいないですよね。せっかくなら余すことなく摂取したい!
でも大丈夫☆冷凍保存したときに栄養素が壊れることはありませんが、冷凍保存・解凍の仕方にちょっとコツがいるのです。
水分は雑菌の元。冷凍保存するときは、表面についてる水分をキレイにふき取ってあげましょう。
冷凍保存するときに大切なことは、空気に触れさせない事。空気に触れさせてしまったら酸化が進み傷んでしまううえ、冷凍焼けの原因にもなってしまいます。
ゆっくりと時間をかけて解凍してあげることで、冷凍によって壊れた細胞壁から栄養素が流れ出ることを抑えることができますよ。もし時間的に難しいようであれば流水解凍がオススメ。その際はお肉がお水に触れることが無いよう清潔な袋に入れて空気を抜いてから口を閉じ解凍を始めると◎
ささみの冷凍保存とエトセトラ③~正しい冷凍保存
それでは、正しい冷凍保存の方法を見ていきましょう!
買ってきたばかりだから賞味期限まだ先だし…と賞味期限ぎりぎりまで冷蔵庫においておくと、やっぱり味も落ちてしまうので買ってきて使わない分はすぐ冷凍!が鉄則です。
上記でも触れましたが、余分な水分は雑菌の元。キレイにふき取ってから冷凍するのが◎
また、気になる方はこの段階でささみの筋を取ってしまいましょう。解凍してからの調理がぐっと楽になりますよ。
使わない分は、1回ずつの小分けにして冷凍しましょう。そうすることで冷凍時間も短縮されます。
また、冷凍するときは、金属パットやアルミホイルを上手に使うといいですね。金属は熱伝導が良いためより早く冷凍が完了します☆
下準備や火を入れてから冷凍するのも良い方法です。ニンニクと生姜と醤油と玉ねぎを一緒に漬け込んで汁ごと冷凍…などなど。調理するのも早くなるし、保存期間も普通に冷凍するよりも伸びる利点が!忙しいときの見方になってくれそうですね♪
ささみの冷凍保存とエトセトラ④~魔法の水
この世には、パサつきやすいささみをふっくらジューシーに仕上げてくれる魔法の水があるという…
ブライン(brine)液。あまり聞きなれない言葉ですが、要するに塩化ナトリウム水溶液=塩水のことです。塩がタンパク質を分解してくれるそうなのですが、これにもう2つ材料を足したものが魔法の水。その材料とは…重曹と砂糖!
タンパク質を分解してくれる塩にさらに重曹を加え分解要素をプラスし、砂糖を加えることでお肉の中に水分をたくさん保持してくれるので、ふっくらジューシーに仕上がるのです。割合は、お肉の重量の塩・重曹・砂糖1%+お水10%。この魔法の水にお肉を半日~一晩(1日)漬け込むと、火を入れた後はそれはもう違うお肉のような衝撃を受けますよ。もちろんその後冷凍保存もできますし、下味も付いた状態に。冷凍保存する前に是非!
ささみの筋を取るにはいくつか方法がありますが、ここでは包丁を使ったやり方と包丁を使わないフやり方をご紹介します☆包丁を使った方が筋に身がつかずキレイに取れますが、ちょっと難しいので、やりやすい方でやるのが一番です。どちらの方法も筋をつまむ必要性が出てきますが、料理用のピンセットみたいなものがあれば楽ちんにできますよ。
1本
ささ身1本
包丁1本
ささみの冷凍保存とエトセトラ⑤~ささみの筋の取り方
筋をつまみやすくするために、先端部分(1cm程度)に切れ目をいれます。
ささみの冷凍保存とエトセトラ⑤~ささみの筋の取り方
筋の切れ目を入れた部分をでつまみ筋が裂けてしまわないよう気を付けながらながら、筋の下側(内側)部分にそって切り目を入れます。筋に包丁を添わせつつ包丁の先っちょを使って切るとうまくいきますよ。
ささみの冷凍保存とエトセトラ⑤~ささみの筋の取り方
切り目を入れたささみをひっくり返して筋がまな板の方になるようにし、筋の端っこをまな板に抑えながら包丁の背でささみを押しやるようにしてそぎ取ります。筋取り完了!
鶏ささみの筋を取る/料理の基本・下ごしらえ
こちらの動画もオススメ。簡潔に説明してくれていますよ。
1人分
ささみ3個
フォーク1本
ささみの冷凍保存とエトセトラ⑤~ささみの筋の取り方
筋の端っこにフォークを入れます。
ささみの冷凍保存とエトセトラ⑤~ささみの筋の取り方
筋をつまみ、左奥の方向へ引っ張り出します。この時フォークでささみを押さえつけると楽です。筋取り完了!
いかがでしたか?家計にも優しく体にも優しい美味しいささみ。上手に冷凍保存して美味しく召し上がってくださいね♪
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