記事ID25421のサムネイル画像

その保存の仕方間違っているかも!?栗の正しい保存方法をご紹介!

ホクホクの食感とほんのりとした甘みが美味しい栗。旬の時期には栗拾いに出掛けたり、貰ったりする人も多いでしょう。そんな栗ですが保存方法に困ったことはありませんか?栗の保存方法って意外と知らないですよね。そこで、栗の正しい保存方法をご紹介したいと思います!

生栗の保存には下処理が重要!!

栗が美味しい季節、栗を買ったり貰ったりすることも増えますよね。栗の実に虫がつくのは美味しい証拠とも言われますが、虫が湧き始めると大変。。栗は収穫後放置すると2日~3日ほどで虫が湧き始め、白い斑点ができてしまいます。

一度虫が湧き、白い斑点が出てしまったらもうその栗は食べることはできません。せっかくの栗がこんな風になってしまうなんてもったいないですよね。

生栗の下処理 ①水やお湯に浸す

生の栗を買ってきたり貰ったりしたときは、まず栗の表面をきれいに洗いましょう。

洗い終わったら、水かお湯に半日ほど浸しておきます。浸すと皮が剥きやすくなるので調理の際に楽なんですよ。水につける時間があまりない時でも、最低1時間は浸すようにしましょう。長い人では1日浸けるなんて方もいるんですよ。

生の栗の保存方法 ①火を通しビニール袋で冷蔵庫へ!

生の栗と、火が通っている栗の保存方法は異なるのです。まずは、生の栗の保存方法からご紹介します!

まず、生栗の保存方法として栗農家さんもやっている保存方法をご紹介しますね。この保存方法は、生栗の状態に比較的近づけて、保存しやすい状態にした保存方法なんです。
用意するものは、水2L、鍋、ビニール袋です。この保存方法での栗の量は約1kgを想定しています!

初めに2Lの水を鍋に入れ、火にかけ、水温を80℃にしていきます。80℃になったら栗を素早く全部鍋に入れ、80℃以上にならないよう注意して弱火にします。この状態で1分間栗を浸け、時間になったら水を切りましょう。

水を切った栗を、栗の表面が乾く程度に陰干しをします。これで下処理は完了!!保存には、爪楊枝などで何か所か穴を空けた(結露を防ぐため)ビニール袋で保存します。栗を穴をあけたビニール袋に入れたら冷蔵庫に入れましょう。この保存方法での、保存期間は約1週間~1か月程です。この保存方法で大切なのは、結露せず、乾燥しすぎないことです。

生の栗の保存方法 ②水に浸しておく

まずは綺麗に栗を洗います。洗ったら大き目の鍋などを用意し、栗を入れ水に浸しておきます。保存場所は冷蔵庫に入らない場合は、あまり火が当たらない涼しいところに置きましょう。

この保存方法で大切なのは毎日綺麗な水に変えることです。水に浸すことで、虫の駆除と乾燥予防になり、こまめに水を入れ替えることで栗の風味を保てるんですよ。ですが、この保存方法は1週間程しか持ちません。早めに食べてしまいましょう。

茹でた栗の保存方法 ①冷蔵庫に保存

お次は茹でた栗の保存方法についてご紹介していきますね!

栗は茹でてしまうと常温での保存ができなくなってしまいます。季節にもよりますが、常温での保存方法にしてしまうと半日で腐ってしまうこともあるんですよ。
茹でた栗を保存する際は、粗熱をとった後に、傷まないよう水分をしっかりと拭き取ります。

水気をとったら、タッパーや、ラップ、ジップ付き袋に入れできるだけ空気に触れないようにして冷蔵庫に入れます。この保存方法での賞味期限は3日ほど。長く保存することはできません。

茹でた栗の保存方法 ②冷凍保存

茹で栗は冷凍保存することも可能なんですよ。

茹で栗を冷凍するときには、栗を固めに茹でる必要があります。これは普通に茹でて冷凍し、解凍すると柔らかくなりすぎてしまうためです。
固めに茹でた栗の鬼皮と渋皮を剥き、水気をとります。次にラップで平たくなる様に包み金属製のトレイに並べて冷凍していきましょう。金属製の物を使うことで急速冷凍に近い状態となり、味が損なわれないんです!

この保存方法での賞味期限は、約1か月程度。冷凍となるとどうしても味が落ちてしまいやすいのです。解凍するときは、電子レンジでも自然解凍でも湯煎にかけても大丈夫ですよ。
冷凍での保存方法は、使用用途によって茹でてペースト状にしてからでも皮付きのままでも冷凍保存ができます。茹で栗の場合にはこの保存方法が一番使いやすいかもしれませんね。

栗の保存方法 まとめ☆

いかがでしたでしょうか?
生の栗で一番長持ちする保存方法は、冷蔵庫や暗室で保存することです。

ですが、生のままだと虫が湧いてしまいますので、下処理はきちんと行うように注意しましょう!生の栗は0℃近くの環境に置かれると糖度がますと言われています。冷蔵庫に保存できるのであればチルドが良いかもしれませんね♪

茹で栗の場合には、冷凍するという保存方法が一番長持ちするようです。火を通してしまった栗は常温での保存方法は向きません。傷んでしまうので気を付けましょう。その栗の状態や使用用途につき様々な保存法ほうがありますので、是非ご自分に使用用途に合った保存方法を試してくださいね。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ