冷凍保存で、お弁当や常備菜に♪春菊の冷凍保存活用のススメ

春菊は乾燥に弱い食材です。
保存する時は、できるだけ乾燥しないような方法で保存しましょう。
まずは春菊の冷蔵保存方法をご紹介します。

冷蔵保存する場合、春菊を軽く水洗いし、乾燥を防ぐために湿らせた新聞紙で包みます。
さらに新聞紙ごとポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れます。
冷蔵保存した場合の春菊の保存期間は、２〜３日程度だと言われています。
４日目以降も葉の変色などがなければ食べることはできますが、春菊の栄養価は時間を追うごとにどんどん低下していきますので、できるだけ早く食べきりましょう。

春菊に限らず、野菜は基本的に畑にある状態になるべく近い体勢で保存すると長持ちすると言われています。
春菊は収穫前、根が下、葉が上の縦方向に生えています。
冷蔵庫で保存する場合も、野菜室のスペースが許せばできるだけヨコでは無くタテ置きで保存すると長持ちします。

冷蔵保存だと比較的保存期間の短い春菊ですが、冷凍保存することでその保存期間をグッと長くすることができます。
下茹で・小分けにして冷凍保存にしておけば、使うときはとっても楽チン♪
そんな便利な春菊の冷凍保存方法をご紹介します。

これで春菊の冷凍保存は完了です。
冷凍にした春菊は、冷凍庫で１ヶ月ほど保存が可能です。
下茹でしてあるので、使う時はそのまま自然解凍しておひたしや和え物に使うことができます♪

春菊は冷凍保存で長持ちさせることができますが、購入する時点でできるだけ新鮮な状態を見分けられるようになることも大切です。

新鮮で長持ちする春菊の特徴は、以下の通りです。
①葉の色が濃い緑で、葉先までしっかり水分を含んでいる
②茎の太さは太すぎず、全体に張りがあるもの
③茎の下の方まで葉がついているもの

以下の状態の春菊は、あまり新鮮とはいえませんので選ばない方が無難です。
①葉が変色しているもの。黄色になっているもの
②茎が硬く、太いもの。（食感があまりよくない）

春菊そのものを冷凍するのも良いですが、春菊を軽く調理してお弁当のおかずにしてから保存すると、朝の準備がとっても楽ちんになりますよ！

春菊は一口大、人参は太めの千切りにしておきます。
☆の材料はあらかじめ合わせておきます。

人参をフライパンに入れ、ごま油で炒めます。
しんなりしてきたら、合わせ調味料と春菊を加えます。
汁気がなくなるまでさらに炒め、仕上げにごまを少量ふりかけ混ぜればできあがり。

春菊の冷凍活用レシピ完成！

春菊を冷凍する前に、こんな風に一手間加えてお弁当の副菜を作っておくと便利です。
カップに入れるかラップに包んで、ひとつひとつ使う分ごとに冷凍しましょう。
忙しい朝のお弁当準備に大活躍することまちがいなし♪
解凍方法は、前の晩に冷蔵庫に移しておくか、冷凍の状態で朝お弁当につめておけば、食べる頃には自然解凍されています。

いかがでしたか？春菊は冷凍することで、長持ちするだけでなく次に使う時の調理の手間も減らすことができるんですね。
春菊のように副菜に使うことが多い食材は、以下にサッと調理に使えるかどうかがポイントとなるので、冷凍保存は是非活用してみてほしいところです。
特にお弁当用の副菜として、予め調理してから冷凍しておくと、朝のお弁当準備が本当に楽になりますよ！是非、ためしてみてくださいね♪