じゃがいもの保存期間はどのくらいかな?保存方法は常温?冷蔵?
2016/07/07
はるとママ
2016/05/18 更新
一般的にじゃがいもは常温で保存ができて保存期間も長いと思われがちですが、それには幾つか条件があるんですよ。寒い冬もあれば暑い夏もあるんです。年中同じ場所で保存できるならびっくりですよね。今回は保存場所によって変わるじゃがいもの保存期間をお教えしたいと思います!
常温での保存期間
数ヶ月
じゃがいもを常温で保存した場合の保存期間は、数ヶ月です。これは、湿気が少なく、風通しの良い冷暗所で保存した場合の保存期間ですので保存場所を考えて選ぶようにしましょう。
また、じゃがいもを一つ一つ新聞紙でくるんでおくと湿気を取ることができ、より保存期間を長くさせることができますよ。
ただし、じゃがいもを保存する際の最適な温度は5度前後と言われていますので、常温でじゃがいもを保存する場合は、冬場のみにしましょう。夏場には5度を超えてしまいますので、じゃがいもを常温で保存することはおすすめできません。
じゃがいもは日光に当たると皮の部分が緑化してしまう。
じゃがいもは日光に当たると皮の部分が緑化してしまうのです。緑化すると、有害物質であるソラニンが生成されてしまい、食中毒の原因ともなりますので保存期間に関わらずこのような変化が起きていたら注意が必要です。
冬場でじゃがいもを常温保存する際には、日光の当たらない場所で保存するよう気を付けましょう。
じゃがいもを常温保存した場合、保存期間は数ヶ月もちますが、皮が緑化していないかなど食べる前にチェックをするようにしてください。保存期間を過ぎていないからと油断せず、食中毒から身を守るためにも注意したいですね。
冷蔵庫での保存期間
冷蔵庫・・・3〜4日程度
野菜室・・・数ヶ月
じゃがいもを冷蔵庫で保存した場合はの保存期間は3〜4日程度です。冷蔵庫での保存期間が短い理由は、乾燥していることと温度が低すぎることが原因です。そのため、冷蔵庫で保存するときは、野菜室に入れるようにしましょう。野菜室でじゃがいもを保存した場合の保存期間は、冬場の常温保存と同じく数ヶ月保存することができます。
冷蔵庫で保存する場合は、新聞紙で包み、ビニール袋等に入れて保存するようにしましょう。ビニール袋に入れることで保存期間を伸ばすだけでなく、冷蔵庫内の乾燥からじゃがいもを守ってくれるんです。じゃがいもが乾燥してしまうとじゃがいもの水分が抜け、表面がシワシワになってしまい、美味しいじゃがいもではなくなってしまうんですよ。この一工夫でじゃがいものおいしさが保てるんです。
冷凍庫での保存期間
そのままの状態・・・できない
加工した状態・・・2〜3週間
じゃがいもを冷凍庫で保存する場合は、そのままの状態ではできません。そのままの状態で冷凍すると解凍した時に、じゃがいもの水分が抜けて中身がスカスカなおいしくないじゃがいもになってしまうんです。
そのため、冷凍保存する場合は、茹でるなど、調理をしてから保存袋に入れるなどして保存しましょう。この場合の保存期間は2〜3週間です。
じゃがいもを茹でて、マッシュポテトの状態にして冷凍しておけば、解凍してポテトサラダやコロッケなどささっと作れるので便利ですよ。保存期間内で使い切れそうな分だけマッシュポテトにしておくのも良さそうですね。
・腐った匂いがする
・カビが生えている
・中身が黒く変色している
・芽が出すぎてじゃがいもがシワシワになっている
このような状態になってしまった時は、保存期間に関わらず食べないようにしましょう。
じゃがいもに芽が出てきた場合は多少の場合は取り除くことで食べれるようになります。芽にはソラニンという毒が含まれているので、しっかりと取り除くようにしましょう。加熱すれば多少なら大丈夫と思われがちですが、この物質は加熱しても壊れないので注意が必要です。
じゃがいもの保存期間が最も長いとされるのは、冬場の冷暗所での常温保存。そして、冷蔵庫の野菜室で保存した場合です。
しかし、芽が出たり皮が緑化してきたりと何かしらの変化があった場合は保存期間に関わらず早めに食べるようにしましょう。冷凍保存する場合は、加工してからなので、芽がでる心配はありませんが、保存期間は2〜3週間とされているので必要な分だけを冷凍庫で保存するようにしましょう。じゃがいもは保存期間が長いからといって油断せず、新鮮なうちに美味しく頂いてください。
少し放置しただけで、あっという間に芽がたくさん出ていたり、皮が緑色になっていたりしたことありませんか?
これらはソラニンという毒なのできちんと取り除かなければいけません。食中毒になってしまう危険性があるので注意したいですね。たくさんじゃがいもをもらった時など、一つずつ新聞紙で包むなど一手間加えて保存期間を長くさせるようにしましょう。
また、りんごと一緒に保存すると芽が出てくるのを防ぐことができるので、さらに保存期間が長くなるかもしれませんね。こういった豆知識を取り入れてじゃがいもの保存期間を長くさせていつまでも美味しいじゃがいもが食べられると良いですね。
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