【観光】欧米で今ブームの日本の食べ物・NGな食べ物【お土産】

日本にいると気づきませんが日本の食文化は実に多様で、古くから日本で親しまれてきた食べ物はもちろん、海外から取り入れ日本で独自に育てられた食べ物も多くあります。また、食べ物に対する懐も深く、海外から見ればとんでもなく斬新なフレーバーのお菓子や組み合わせの食べ物が日々生まれ、受け入れられています。

海外からの旅行者で日本の食べ物を楽しみにくる方も多い中、日本人には思いがけない食べ物がブームを起こしたりしています。いったいどんな食べ物が海外の味覚をつかんでいるのか、みてみましょう♪

少し前から日本で食べておいしかった食べ物として絶賛されているのがたこ焼きやお好み焼きです。
お好み焼きは大阪風も広島風も人気があり、海外の日本料理店では見かけない食べ物なので帰国してからまた食べたくなる食べ物としても挙がっています。

いまフランスでブームが起こってるのが焼き餃子！
パリにできた「GYOZA BAR」が火付け役で、餃子そのものは繊細な味付けながら、醤油と柑橘系の風味のタレをつけて食べるまさに日本の餃子スタイル。ぜひ日本のパンチの効いた餃子も体験してもらいたいものです。
ちなみに中国では水餃子が主で焼き餃子は日本で特に発展した食べ物です。

こちらも中華料理から独自に日本で発展した食べ物、ラーメン。
キアヌ・リーブスがラーメン好きなのは有名な話ですがいまニューヨークやロンドンでラーメン屋がどんどんオープンしているのを知っていますか？日本らしい醤油や魚介系もいいですが肉の臭みに慣れている方なら豚骨の風味がやみつきになるとか。

日本食が好きな外国の方には、とんかつも日本カレーも以前から人気のある日本の食べ物でしたが、それをいっぺんに食べられる「かつカレー」がいまブームになっています。
かつカレーを食べるためにCoCo壱番亭やファミレスを訪れる外国人もいるそうです。

人気の食べ物お好み焼きは小麦粉・卵・キャベツと材料は大抵の国ならば揃うものですが、味の決め手と言えるお好み焼きソースが手に入らないようです。日本独自の食べ物の思い出に、お好み焼きソースをすすめてみてはいかがでしょうか？

キットカットはイギリス生まれの食べ物ですが、海外にはベーシックなものしかない地域がほとんどです。日本のように各地でご当地味や季節限定のフレーバーがでているのは驚きなんだとか。海外発祥でも日本で独自の進化を遂げている食べ物はお土産にもぴったりです。

日本人でさえ好みが分かれる食べ物は文化の違う外国の人には驚きをとおりこして受け入れられないものも多くあります。面白いもの好きなチャレンジャーにはぜひオススメを、そうでなければ要注意の食べ物たちです。

これは想像の範囲内でしょう…納豆！においだけで口にいれられない人が大半で、コアな納豆好きがいる反面、日本食好きでも納豆だけは食べられないという方も多いようです。

欧米でもピクルスやザワークラウトなど酢に漬けたものや発酵食品はあるので保守的なヨーロッパの人でも浅漬けなどは食べやすいとの声もありますが、奈良漬けやぬか漬けのような風味はなじみがなく、強烈な風味に驚くようです。

魚は海外でも多く食べられていますが、日本ほど多様な料理に用いられてはいません。とくに魚を頭から丸ごと食べる形の食べ物はほとんどないと言ってよく、少々グロテスクにも見えるようです。「かわいそう」との声も…。

日本以外では衛生面の観点からもほとんど食べられていない生卵。味や食感以前に抵抗がある人が多いようです。日本の肉料理は人気ですがすき焼きは生卵を使うため食べない人も。

ブームになっている食べ物や嫌われることの多い食べ物を紹介しましたが地域や宗教、文化によって感じ方は様々。どんなにおいしくても食感や見た目、イメージとのギャップで受け入れられない物もたくさんあります。食べ物に対して保守的な旅行者にはメジャーで安心感のある日本の食べ物として寿司や天ぷら、焼き鳥などを紹介することをオススメします。

また、日本は世界中の料理が食べられる珍しい国です。日本食に疲れてしまった方にはなじみのある料理の食べられるお店を紹介してあげてくださいね。もちろん日本の文化を深く知りたい！という方にはご紹介した食べ物以外にもバラエティあふれる日本の食べ物をどんどん教えてあげてください♪