こんにゃくの食物繊維で便秘が悪化することもあるのをご存知ですか?
2016/06/18
うめ子
おでんや、筑前煮など味がしみ込むとおいしいこんにゃく!ヘルシーで食物繊維が豊富に含まれていることからダイエット食としても好まれており、実際に試してみた方もたくさんいるのではないでしょうか?今回はこんにゃくにと含まれる食物繊維について調べてみたいと思います!
こんにゃくはコンニャクイモを原料に作られた食品です!
胃腸のホウキという呼び名通り、こんにゃくに豊富に含まれる食物繊維が身体の中をきれいに掃除してくれるのです!
スーパーで安く手に入るこんにゃくですが、実は旬があり11〜1月の寒い時期のようです!
・食物繊維(グルコマンナン)
・カルシウム
・カリウム
・マグネシウム
・ビタミンB6
・ヨウ素
・鉄
・亜鉛
・モリブデン
・セラミド など
・腸内環境を整える
・生活習慣病の予防改善
・便秘改善
・骨粗鬆症予防
・花粉症やアレルギーの緩和
・ピロリ菌の抑制
・美肌効果 など
こんにゃくはヘルシーな上に食物繊維が豊富でうれしい効果がたくさん含まれている食べ物です!
ここからはこんにゃくの食物繊維に着目してみたいと思います!
こんにゃくに含まれる食物繊維は第6の栄養素とも呼ばれている成分で、人の消化酵素では消化されずに外に排出されるのです。
さらに食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の二つに分けられます。
水溶性食物繊維は、水に溶けるとゲル化し、食べ物を胃から小腸にゆっくり運ぶ働きがあります。さらに水溶性食物繊維の中でもアルギン酸という成分は食品中ではミネラルと結合しており、身体の中に入ることで身体の中にある別のミネラルにくっつく性質ももっているのです。
不溶性食物繊維は水に溶けない食物繊維で、いや長で水分を吸収し大きく膨らんでいきます。そのため便量を増やしたり、腸の蠕動運動を活発にする働きがあるのです。繊維質が多いのも特徴でしっかり噛まない食べられない物が多くあります。
こんにゃくに多く含まれる食物繊維は食べることによって、胃の中でふくらみ、食欲が抑えられるようです。
身体の中で膨らんで滞留するため満腹感が得られるということなのです。そのため自然と食べる量が減少し、結果的にダイエットに繋がるということです。
実際に肥満者によるこんにゃくの食物繊維摂取の実験も報告されており、ダイエットをしたい人にはオススメの食材かもしれませんね!
こんにゃくに含まれる食物繊維は便秘を解消する働きもあります。
実はこんにゃくの食物繊維であるグルコマンナンは、腸内細菌によってオリゴ糖が作られます!このオリゴ糖が乳酸菌のえさになることで腸内環境を整えてくれるのです。
さらに便を柔らかくする効果もあるので便を出やすくしてくれるのがこんにゃくの素晴らしいところなのです!
特に女性は便秘で悩まれている方も多いのではないでしょうか?ぜひこんにゃくパワーでスッキリしてみてください!
こんにゃくの食物繊維は糖尿病を予防してくれます。
グルコマンナンには糖の吸収を抑制する力があるためです!
食物繊維にはゲル化することで胃から腸にゆっくりと食べ物を運ぶと紹介しましたが、そのおかげで急な血糖値の上昇も防ぐことができるのです!
大人になると仕事やプライベートでのストレスなど無性に食べたくなって、夜遅い時間に甘い物を食べ過ぎたり、ジャンクフードなどに手を伸ばしてしまいますよね?
運動する機会も減っていき気づいたときには糖尿病なんてこともあるかもしれません!
予防のためにも改善のためにもこんにゃくを食べるのもいいかもしれませんね!
こんにゃくの食物繊維であるグルコマンナンは胆汁酸を運ぶ働きがあり、コレステロール値を下げてくれるのです!
コレステロールには細胞を作る働きがある一方で食べ過ぎてしまうと増加し脂質異常症や、動脈硬化などの病気を招くことになってしまいます。
そんなときにこんにゃくです!例えば、お肉など動物性の脂質を食べるときなどにこんにゃくも一緒に食べてみてはいかがでしょうか?コレステロールの増加を抑えられるかもしれませんよ!
今回はこんにゃくと含まれる食物繊維について紹介しましたがいかがでしたでしょうか??
こんにゃくは病気や便秘から身体を守ってくれたり、お肌を美しく導いてくれるありがたい食べ物だったんですね!
しかしこんにゃくの食べ過ぎも禁物です!こんにゃくの食物繊維は食べ過ぎると水分が足りなくなって逆に便を硬くしてしまったり便秘にしてしまうことがあるようです!
こんにゃくを食べるときには水分もしっかりとって、上手に食物繊維のよさを引き出しましょう!
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