2016/04/09
neko.shinohara
2016/05/14 更新
夏になると食べたくなるのがそうめんですよね。そんなそうめんですが原料は何かご存じですか?今回はそんなそうめんの秘密について調べてみました。これを読めばそうめんの秘密もわかること間違いありません。それではそうめんの原料を見ていくことにしましょう。
夏の風物詩、そうめん。つるつるとしたのど越しがおいしいそうめんですが。原料は何でしょうか?
分かる方は少ないのではないでしょうか。
今回はそんな原料の秘密を探っていこうとおもいます。
古代中国の後漢の『釈名』や唐の文献に度々出てくる「索餅」が日本に伝わったものとする説が有力である。 その他の説として、南北朝時代に元から禅僧の往来や貿易によって「索麺」が伝えられたものという説がある。
そうめんは中国から日本に伝来したしたようです。
おいしいそうめんはここからきているようですね。
そうめんの原料が今回のテーマ早速見ていきます。
小麦粉がそうめんの原料のひとつになります。
おいしいそうめんにはおいしい小麦粉が欠かせません。
原料の小麦粉にも種類があります。
いったいどんな種類の小麦粉をつかうのでしょうか?
中力粉がベースとなります。
強力粉はよく聞きますがうどんやそうめんにはこの中力粉を使用します。
中力粉はうどん粉とも呼ばれます。他の粉との違いは、グルテンの含有量です。中力粉のグルテン量は、強力粉(パンやパスタ)と薄力粉(天婦羅の衣やスポンジケーキ)のほぼ中間にあります。
グルテン量の差で違ってくるようです。
このグルテンとはどのようなものなのでしょうか?
原料として向いている理由が必ずあるはずです。
イネ科植物の貯蔵蛋白質の一種で,おもに小麦に含まれる物質。麩素,麩質ともいう。プロラミン属のグリアジンとグルテリン属のグリテニンとの混合物で特有の粘弾性を持つ。製パンなどの小麦粉の適性を左右するほか,小麦より分離して各種用途に付され,古くから麩として利用されていた。
ここに小麦粉の適性を左右するとありますね。
そのくらい小麦粉は小麦粉でも大きく変わるというこということですね。
小麦粉を原料とする食べ物にとっては大きなポイントになっていますね。
そうめんの原料で次に欠かせないのが水。
長崎の手延べそうめんなど水が豊かな場所に名産地が多いのも、原料の水が豊富だからでしょう。
水が原料の中でも命といえます。
原料が適当だとどうしてもおいしいそうめんにはなりません。
水の存在は原料の中でも最大限のこだわりを見せている製造者も少なくないようです。
半田そうめんは原料の水に大変こだわっていますね。
やわらかい水で丹精込めて作られるそうめん。
おいしそうです。
手延べそうめんの原料。
こちらは雲仙のきれいな水で精製されて私たちに提供されます。
素晴らしいこだわり、単純な原料で作られる食べ物だからこそ、原料そのものの味が顔を出しますね。
最後の原料が塩です。
あののど越しと、甘みを引き立たせるのにはこの塩が欠かせない存在となっています。
そんな原料の塩も各産地でこだわっています。
麺の熟成を抑え、麺そのものを引き締めるためにも、手延素麺づくりにおいて塩は欠かせません。また、麺を茹で、水洗いした後も微量の塩分が残るので、その味わいも素麺のおいしさを左右する重要な要素となります
この微妙ながら残る塩分です。
ここがそうめんの味や風味を決めてきます。
ですからそれだけ製造者もよいものを使おうと頑張っていらっしゃいます。
「半田そうめん」をつくる上で、塩は重要な役割をします。塩は味付けだけではなく、熟成加減に作用するので、塩がキツ過ぎても弱過ぎてもいけないそうです。麺づくりは、何度も延ばしては休ませる事でグルテンが強く結びつき繊維状につながります。
塩がどれだけ大事な原料なのかよくわかりますね。
おいしくするには原料の選定は絶対に外せないということでしょう。
いつも食べているそうめんについて少しわかったでしょうか?
ということで原料は非常に単純で驚かれた方も多いのではないでしょうか?
しかしだからこそ、味にごまかしがききません。
製造者はわずかなこれらの原料にこだわり、おいしいそうめんを作っているのですね。
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