記事ID29582のサムネイル画像

フワっ♪トロッ♪とろけるマシュマロの原料を今と昔で比べてみました

子供から大人まで好きな方が多いマシュマロ☆マシュマロって白くてフワっと軽く可愛い印象を持つお菓子ですよね。しかし、今のマシュマロの原料と昔の原料は違うと知っていましたか?昔の原料は人にとってとてもありがたい効能がありました。マシュマロの原料を調べてみました。

マシュマロの原料

マシュマロの原料はふんわりとさせたメレンゲです。
シロップを加え、ゼリーで固めて粉をまぶしたソフトキャンディーの一種になります。

マシュマロの原料*昔と今の原料は違う

今のマシュマロの原料は卵白を泡立てたメレンゲですが、昔のマシュマロの原料は「スベニタチアオイ」という植物の根っこでした。
スベニタチアオイの樹液に卵白と砂糖を混ぜたものを「マシュマロ」と呼ばれていましたが、19世紀頃に現在の原料のゼラチンを使った作り方に改良されました。

マシュマロの原料だったスベニタチアオイの成分は喉や胃腸の炎症を抑える効果があったため、マシュマロが作られる前から咳止めようのトローチの原料として使用されていました。

マシュマロの原料*マシュマロの由来

名称は、昔の原料となったアオイ科のウスベニタチアオイの英語名、marsh mallow に因んでつけられました。
元はこの植物の根を古代エジプトの王族がすりつぶしてのど薬として使っていたみたいです。
ですが現代の製法では、この植物は原料として使われていません。
フランス語でも、植物名 marshmallow のフランス語名 Guimauve(ギモーヴ)がそのまま菓子名になっています。

マシュマロの原料*マシュマロの作り方

マシュマロは砂糖、卵白、ゼラチン、水を原料とします。
成型後、くっつかないよう、デンプン(コーンスターチなど)が表面にまぶされます。
空気が多く含まれるため、重量も軽く、軽い食感が楽しめます。

まず、ゼラチンを戻しておきます。
次に、鍋に砂糖・水あめ・水を入れて火にかけ、煮詰めて熱いシロップを作ります。
泡立てた卵白メレンゲに、熱いシロップを糸を引くように落としながら混ぜ入れ、さらに、戻しておいたゼラチンを素早く混ぜ、十分に泡立てます。型にコーンスターチと粉砂糖を振っておき、生地を入れ固めます。

これがマシュマロの作り方です。

菓子メーカーの量産品では、卵白を使わず、ゼラチンとコーンスターチ、時には大豆タンパクや増粘剤などを使っていることが多いみたいです。
白いマシュマロ以外に、チョコレート、イチゴ香料、バナナ香料や着色料を加えた色つきのマシュマロや中心部にジャムなどを詰めたマシュマロもあります。
フランス菓子としてのギモーヴは、フルーツピューレにゼラチンを加え、泡立てて固めます。ただしメレンゲを使う製法のほうが簡単であるため、フランスでもメレンゲを使用したギモーヴもあり、日本で売られているギモーヴにもメレンゲを使用したものがあります。フルーツピューレを使ったほうが風味はフレッシュであり、メレンゲを使用しない場合は食感も違ってきます。

ギモーヴ

昔の原料で作られていたマシュマロは原料であるスベニタチアオイの根っこをすり潰し砂糖と一緒に煮詰め冷やして作られたそうです。
原料は違くても今のマシュマロに近い食感だったそうです。
原料が違くても似た食感が作れるんですね。

マシュマロの原料*レシピ

簡単!マシュマロビスケット☆

材料
マシュマロ 適量
ビスケット 10枚

①ビスケット一枚の上にマシュマロをのせます。

②500Wで30秒ずつくらい様子を見ながら加熱
③いい具合に膨らんだら、もう一枚のビスケットを上にのせて軽く押します。 そうしたらまた、500Wで30秒くらいで加熱。
(素早くできればもう一度加熱する必要はありません。持ち上げてビスケットが取れなければ大丈夫です。 )

④温かいうちにもう一度ビスケットを軽く押して完成!
マシュマロの位置を変えたり、絵を描いたりすると面白いと思います

私も作ったことありますが簡単で美味しいです!
温めすぎるとマシュマロが大きく膨らんでしまうので気をつけて下さい。

餃子の皮を使ったチョコ&マシュマロピザ

材料
餃子の皮 12枚
板チョコ 1枚
牛乳 大さじ2
マシュマロ 15個

①《マシュマロピザのソース作り》耐熱皿にパキパキとチョコを割り入れ牛乳を加えてレンジ600w の1分加熱します。それを均等になるように混ぜる。
②マシュマロを食べやすい大きさに切ります。今回は餃子の皮を使いますので4等分にしたマシュマロを使います。
③餃子の皮にチョコレートソースをスプーンの裏側で塗り、マシュマロを置く。
④オーブントースター180℃で3分焼きます。目安は皮に焼き色がついたら出来上がり!

一時期TVでも取り上げられたマシュマロを使ったデザート感覚のマシュマロピザです。
今回は餃子の皮を使った小さめのマシュマロピザをご紹介いたしました。

マシュマロとグラノラチョコバー

材料
チョコ  適量
マシュマロ  適量
グラノラ  適量

①溶かしたチョコにグラノラ、マシュマロを入れて混ぜ合わせます。
②バットや容器に流しいれ冷蔵庫で1~2時間冷やし固めます。
③固まったら冷蔵庫から取り出し縦に切り分けて出来上がりです。

グラノラを使用しているので満腹感が感じられて良さそうです。
小分けに分けてプレゼントとしてあげるのも良いかもしれませんね。

マシュマロの原料*まとめ

子供から大人まで大好きなマシュマロの原料は卵白で作られてる事がわかりました。
しかし、昔の原料は植物の根をすり潰して作られていたのは驚きです。原料に使われていたスベニタチアオイは喉などの炎症を抑える効果があるみたいなので、昔の人はマシュマロをお菓子ではなくもしかしたら薬として食していたかもしれませんね。マシュマロの原料はわかりましたか?今の原料は卵白やゼラチンですのでお菓子として食べましょう。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ