うまい！長崎のおいしい郷土料理を徹底的にまとめてみました！

長崎の郷土料理といえばなんでしょうか。
ちゃんぽん、焼きラーメンなど独特なものが思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか？
長崎は内陸と海が近い諫早などでおおきくその郷土料理のレパートリーが変わります。
今回は様々な場所の郷土料理を徹底調査、長崎のおいしいものを探してみましょう。

とんでもないボリュームで若者に大人気の長崎の郷土料理の一つが佐世保バーガー。
飲食店並びに、家庭でも様々な姿で作られ、長崎の若者のおなかを満たしてきました。
佐世保バーガーの魅力はそのとんでもないボリュームにあります。
日本の郷土料理となっていますが、そのようには見えないどでかいボリューミーな一品。

長崎の佐世保でなぜこのような郷土料理ができたのかと申し上げますと、
１９５０年ごろ、米軍関係者からハンバーガーのレシピを教わり、そこから独自に地元食材を取り入れて発展したものが歴史の始まりとされ、アメリカとの結びつきの濃い佐世保だからこそ馴染んだ、長崎の名物郷土料理と一つになったのです。
まちづくりの一環とし、近年では佐世保バーガー認定店ができるなど、長崎を盛り上げる名物として知られています。

どこか懐かしい匂いのするこちらは長崎五島の郷土料理であるかんころもちです。
かんころもちは五島の方言でさつまいもを薄く切って天日干ししたものの意味で、特産品にもなっています。

特徴としては、強い甘みが特徴で、硬くなりにくいこと、ヨモギやいりごま入りなど様々なアレンジがあり多種多様な楽しみ方あがあること、煮ていくと溶ける性質を持っていることなど、ふつうのお餅ではないことがお分かりいただけるかと思います。
長崎五島と郷土料理はシンプルかつ優しく懐かしいおばあちゃんの味でした。
先人が日持ちをよくしようと手を凝らした名品でもありますね。

かんころもちも元をただすと輸入ですね。
長崎は貿易でも栄えました。古くから海外伝来の名品が多いのが特徴といえるでしょうか。
それにしてもかんころもちは保存の点で長崎を救ったこともある命の郷土料理だったとは！

最後はこれで締めずして何で締めましょうか。
長崎代表の郷土料理、それがちゃんぽん。内陸並びに都市に近い場所で栄えた郷土料理が佐世保バーガー、五島など海に近い地域ではかんころもち。
そして、長崎全土ではそう！ちゃんぽんでしょう。
このちゃんぽんは絶対に外せない長崎の誇る郷土料理の一つです。

全国的にも
長崎＝ちゃんぽん
という方も多いのではないでしょうか？
なぜこんなにもちゃんぽんが郷土料理の一つとして有名かを調べてみました。

こちらも伝来説が濃厚で、中国から来たものとされ、呼び方は
ポルトガル語のなまったものでは？
という見方もあるほどなんだとか！
長崎の郷土料理は伝来したものが根付いたものであるのですね。
鎖国時代から開けていただけのことはあります。
海外輸入の食べ物が長崎郷土料理バージョンとして今に続いています。

長崎の郷土料理でありながらにして中華料理のような作り方。
色濃く伝来先の特徴を引き継いでいます。

郷土料理というとやはり日本で発祥し、進化や変化を遂げ、現在に至るものが多い気がしてしまうわけですが、長崎に至っては違いましたね。
貿易の要所であったこともあり伝来した味も多く感じます。

みなさんもぜひ長崎にお越しの際には異国情緒あふれる長崎の郷土料理を味わってみてくださいませ。