卵を見分けよう。サイズや新鮮さ、無精卵か有精卵か色々調べました。
2016/04/26
kabumama
卵といえば、私達の生活に欠かせない食材。食事のメインから脇役までこなしてくれる主婦の味方ですが、時々サイズごとに売られていることはありませんか?卵のサイズといってもピンと来ないかもしれませんが大きさに関係あることは確か、今回はそんな卵のサイズについてご紹介!
卵といえば今や欠かせない食材。
お値段も様々で種類やブランドも豊富、どれを買おうか迷うこともしばしば。
一番身近な違いといえば卵のサイズなのでは?
でも一体大きさってどのくらい違うのでしょうか?
今回はそんな卵のサイズについて、サイズ別でご紹介します!
それではまず最初に、なぜこのようなサイズ差があるのでしょうか。
普段何気なく使う卵ですが、サイズ差にはこんな理由があるってご存知でした?
たまご博物館館長の高木伸一さんに話を聞くと、卵のサイズの違いは「卵を産むニワトリの年齢の差にある」という。
つまり、もっとも若いニワトリが産む卵がSサイズ。それが年齢を経ていくと、M→L→LLと大きくなっていく
鶏の種類や、体の大きさではなく年齢がサイズに影響していたんです!
ご存知でしたか?
これは成長によって体が大きくなるから・・・という理由とは少し違います。
若い鶏とそうでない鶏を比べても体の大きさに大差はありません。
では一体なぜなのでしょう?
ニワトリの卵はそもそも、まず卵の黄身にあたる卵黄が、卵管を通って下りてくる。このとき卵白が分泌され、黄身のまわりに白身がつく。そして、体の外に排出される直前のところで殻に覆われ、私たちになじみのある「卵」になって出てくる。ただ、卵管が太くなって増えるのは、途中で分泌される白身。卵が大きくなるのは、その結果だ。
つまりサイズの違いというのは卵白の量が違う、という事だったんです。
意外なことですが黄身の量はあまり違いがありません。
それでは次に卵のサイズについて具体的にご紹介しましょう!
ではサイズの話に移りましょう。小さいサイズからまずは見ていきましょう。
Sサイズの卵といえばどのくらいのサイズなのでしょう?
この重さは殻を入れた重さなので実際使う量としては普段使う卵より小ぶりと考えるといいと思います。
更にこれよりも小さなSSサイズも存在します。
かなり小ぶりになりますよね・・・!
食べざかりのお子さんがいるご家庭などでは少し物足りないかもしれません。
先ほどご紹介したように黄身の大きさはサイズが大きくてもそんなに違いはないので
この小さなサイズの卵の特徴は黄身を強調したい、もしくは黄身だけを使いたい時に向いていると言えます。
卵かけご飯や、黄身だけを使うお菓子などには小さなサイズが適していると言えます。
次にご紹介するのはMサイズ。
一番ポピュラーなサイズの卵だと言ってもいいかもしれません。
それではMサイズの大きさは具体的にどのくらいでしょう?
こちらも殻を入れた重さですが先ほどと比べるとぐっと大きくなりますよね!
一番白身と黄身のバランスがとれた大きさだと言ってもいいかもしれません。
またこのMサイズにも少し小さめのMSサイズというものがあります。
本当に微妙な差ですが、サイズが大きくなりましたよね。
少しだけ小ぶりな卵サイズがこのMSサイズです。
Mといったバランスのとれた卵の大きさは目玉焼きやゆで卵にするのがおススメです。
少し小ぶりのMSも少し小さい分旨みが凝縮されているのでおススメですよ!
それでは最後にLサイズの卵についてご紹介します。
このサイズはメジャーに使われているものよりも少し大きめサイズです。
殻を含めた重さでも小さいサイズと比べると断然大きいですよね!
10g以上重くてボリュームがあります。
しかしこの上を行くLLサイズの卵もあります。
卵は大きくても80gを超すものはどうやらないようですが
一番小さいSSサイズと比べると最大36gの差があります!
結構大きな変化ですよね。
このLやLLサイズの物はやはり大きい分白身の量が多いので
白身のみを使う料理や、卵の量を使う料理に使用することに向いていると言えます。
白身が多いという事はとろとろになると言う事でもあるので
オムレツや料理の上にとろとろの状態でかけたい時などは大きいものが向いています。
いかがでしたか?
卵のサイズの差は思っていたよりも大きく、その差は年齢によるものでした。
また黄身の大きさはサイズが違っても変わらないので白身の量が重さが直接の原因でしたよね。
普段何気なく使っている卵ですが、サイズによって使い分けのできる食材なので
ぜひお料理やお菓子作りの用途に合わせて、卵のサイズを選んでみてくださいね!
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