いまはガスだけではない!圧力鍋は今やガスを超えたIH対応の時代!
2016/04/04
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お店で食べる焼き鳥は格別の美味しさ。自宅ではなかなか上手に焼けませんね。家でもできる焼き鳥の焼き方はコツさえ覚えれば美味しさもアップ。フライパンを使う手軽な焼き方から、みんなで囲んで楽しめる焼き方など、上手な焼き鳥の焼き方をご紹介します。
日本で古くから食べられていた鳥はキジやウズラ、鴨などといった野鳥でした。日本で最初に作られた焼き鳥もキジ肉だったようです。
料理方法として焼き鳥が紹介されたのは江戸時代。1682年の料理本「合類日用料理抄」には「焼き鳥」の作り方が掲載されています。明治時代には焼き鳥の屋台が登場していますが、鶏肉はかなり高価でしたので、鶏の端肉や内臓を串に刺して焼いていました。
『焼き鳥=大衆料理』になったのは、昭和30年代。アメリカから安いブロイラーがたくさん入ってきたことがきっかけでした。焼き鳥は日本には欠かせない食文化に成長してきましたが、時代を経ると安さだけではなく、味の良さも重要になってきて、こだわりの地鶏を取り扱うお店も増えてきました。
現在、焼き鳥は日本料理として海外でも認識されるようになり、全世界に焼き鳥人気が徐々にひろがってきています。
自宅で食べる焼き鳥は、スーパーで手軽に、お手頃価格で手に入りますが、お店の味には敵いませんね。手作りで、少しでもお店の味に近づける!そんな焼き方をマスターしたいですね。
焼き鳥店に負けないような焼き鳥を作りたいなら、下ごしらえから学びましょう。下ごしらえのコツを知って作る焼き鳥は失敗もなく、美味しさに違いが出ます。焼き方を覚える前に焼き鳥の上手な下ごしらえの方法をご紹介します。
焼き鳥の下ごしらえは肉を上手にカットすることが重要です。よく切れる包丁でないと皮は切りにくいのでよく切れる包丁を使いましょう。できるだけ同じ大きさに切り、串に刺したときの厚みを均等にすると焼きやすいです。
肉を刺す前に、串は水に浸けておきます。このひと手間で、どんな焼き方でも串が焦げにくくなります。
刺しはじめは、小さい肉から。串の先端に向かって大きい肉を刺し、先の方が太くなるようにします。焼く調理器具によっては均一に焼けますが、大抵の場合は先端が先に焼けるので、小さい肉だと焦げて硬くなってしまいます。
また、隙間をあけて肉を刺すと串が焦げるので隙間なく刺しましょう。
肉は一本につき50グラムが目安です。失敗しない焼き方のためにも大切なポイントです。
焼き鳥を家庭で作るなら、簡単・手軽なフライパンを使う焼き方がおすすめです。家庭で楽しむ焼き鳥は手軽で美味しいが一番。フライパンを使う焼き方をご紹介します。
フライパンに少量の油をひいてから焼きましょう。フライパンに肉がくっつくのを防ぎ、こんがりとした焼き目を付けることができます。
最初の1分は、肉を動かさずに焼き目がつくのを待ちましょう。その後、ひっくり返して火を弱めて5~7分ほどじっくり焼きます。肉は動かさずにフライパンをゆするぐらいにして中まで火を通しましょう。
肉から出た脂はそのままにせず、キッチンペーパーでしっかりと吸い取るのが美味しく焼き上げるポイントです。
たれで仕上げるときは、この後でフライパンにたれを入れ、弱めの火で焦げないようにからめましょう。
家庭で焼き鳥を焼くときはやはりグリルを使う焼き方が定番。ガスレンジのグリルを使うと余分な脂が抜け、表面がパリッと中はジューシーに焼きあがります。グリルを使う焼き方をご紹介します。
グリルは予熱が大切です。強火で2分ほど予熱してから焼き始めましょう。網には油を塗っておくと肉がくっつきません。
お使いのグリルで焼き時間は違ってきますが、両面焼きなら10分ほど、片面焼きなら4~5分ずつ焼きます。
グリル内の温度は一定ではありません。奥の方と中央より端の方が高温になりますから、途中で場所を入れ替えて、焼きむらを防ぎましょう。
一度に多くの焼き鳥を作るなら、ホットプレートを使う焼き方がおすすめです。煙も出ず、食卓で食べながら焼くのも楽しいです。ホットプレートを使う焼き方をご紹介します。
ホットプレートなら煙も出ずに美味しい焼き鳥がいただけます。
予熱を十分にしてから、鉄板が焦げるようなら油を薄くひきましょう。片面を2分焼き、焼き具合を確認したらひっくり返して裏面も2分焼きます。
肉から脂が出てきたら、脂はふき取りましょう。
両面に焦げ目がついたら蓋をして3分程焼き足します。芯まで火が通り、肉の旨味も逃がしません。フライパンやグリルを使うより一度にたくさん作れる焼き方です。
家庭で楽しむ焼き鳥は焼き方次第でごちそうになります。お店の味には敵わなくても下ごしらえのコツ、焼き方のコツさえ覚えたら、我が家の焼き鳥が自慢料理に変わります。焼き方はどれも簡単。焼き鳥はアレンジも豊富なので、焼き方を覚えたら工夫して楽しみましょう。
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