実は茨城はメロンの産地！茨城のメロンの種類とおいしさ教えます！

ウリ科キュウリ属に分類されます。
原産地は東アフリカ地方、中近東地方。
主な産地：茨城県(約２４％)、北海道(約１７％)、熊本県(約１５％)

メロンは果物だけど、キュウリ属に分類されるんです。
全国の約四分の一のメロンが茨城県で生産されているんですね。

茨城でメロンがたくさん生産されるわけは？
・茨城の土地は水はけがよく、メロンの栽培に適している。
・茨城県のメロンの産地、鉾田や茨城町、鹿嶋市は１年を通して温暖で昼夜の温度差があるので、おいしいメロンができる。

茨城県は、メロンの栽培にぴったりな土地と気候なんですね。

茨城県で生産されるメロンはどんな種類があるのでしょうか。

外観、果肉はアンデスメロンに似ています。
香りがよく糖度は高いのに、さわやかですっきりな味と甘さが特徴的なメロンです。

茨城県の出荷時期：４月中旬～５月下旬

特徴はきめ細かいジューシーな果肉、上品な甘さ、なめらかな舌触りです。

茨城県の出荷時期：４月下旬～６月下旬

名前の由来は、「アンシンですメロン」からきているそうで、アンデス地方とは関係ないそうです。
特徴は、果肉がしまっていて、味も香りもマスクメロンに似て甘さが強いメロンです。

茨城県の出荷時期：５月上旬～６月下旬

特徴はなめらかな口当たりと、深みのある甘さ、ジューシーな甘い香り。

茨城県の出荷時期：５月下旬～７月中旬

緑色の果肉で糖度が高く、甘みはさわやかです。
果肉がやや固めなので、日持ちがいいです。
　
茨城県の出荷時期：６月～７月下旬

特徴は、甘く芳醇な味と香り、甘く豊潤な味です。
高級メロンの代表です。

茨城県の出荷時期：８月中旬～１１月中旬

茨城では、たくさんの種類のメロンが栽培されているんですね。
出荷時期も４月中旬から１１月中旬まで。
茨城ではおよそ半年間もメロンを楽しめるんですね。

おいしいメロン！どうやって見分けるのでしょうか？

１．メロンの形：きれいな均整がとれた形のメロンは、きちんと管理されているので、味に　　　　　　　　ばらつきがありません。

２．メロンの網(ネット)：全体にまんべんなくネットがかかっていて、網目が盛り上がって　　　　　　　　　　　いるのがおいしいメロンです。

３．メロンの大きさ、重さ：ずっしりと重いメロンは、身がしまって栄養がいっぱいです。

４．メロンの香り：みずみずしいメロンの香りがしているもの。甘さの強い香りがあるとき　　　　　　　　　は熟れすぎかもしれません。

カタチや重さ、網目でも見分けられるんですね。
香りも大事ですね。

おいしいメロンを選んだら、食べごろも見極めたいですね。

メロンの食べごろは、収穫から一週間程度と言われています。
熟成した食べごろのメロンの見かけ方は、弾力、香り、色の３つで確認できます。
メロンの底の方のおしりの部分を指で押してみて、少しやわらかさをかんじるようなら食べごろです。

食べごろがわかれば、未熟や熟れすぎで失敗することもなくなりますね。

メロンはどこで保存するのがベストなんでしょうか。

メロンを熟れさせたいときは、常温で保存します。
冷蔵庫で保存すると、熟せず鮮度が落ちてしまいます。
食べる２～３時間前に冷蔵庫で冷やしてください。

冷やしすぎもよくないんですね。

メロンにはどんな栄養があるんでしょうか。

メロンの主な成分は、果糖、ショ糖、ブドウ糖です。
これらは吸収が早く、即効性のエネルギー源になります。
のどの渇きを抑え、食欲を増進させるので、夏バテ解消、疲労回復に効果があります。

メロンの主な栄養素は、利尿作用のあるカリウムやビタミンC、βカロテンなどです。
βカロテンは強力な抗酸化作用があるので、美肌効果が期待できます。
ギャバが多く含まれているので、リラックス効果もあります。

疲労回復や美肌効果もあるなんて、意外ですね。

茨城のメロンの種類からおいしいメロンの選び方、栄養まで調べてみました。
もし、茨城に出かける機会があったら、ぜひ茨城のメロンを食べてみてくださいね。
きっと、お気に入りの茨城メロンを見つけることができると思いますよ。