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砂ずりの銀皮ってなに?下処理ってどうやってしたらいいの?

先日、砂ずりという言葉を初めて聞きました。それがなにかと思ったら、どうやら砂ずりとは砂肝と同じものをいうみたいです。そんな砂ずり、おうちで食べるのに下処理をするとより美味しく食べられますが、下処理で出た銀皮はすてるしかないのでしょうか?

砂ずりの下処理の仕方

砂ずりの処理の仕方①砂ずりって何する所?

砂ずりとは食用にされる鶏の一部分で、砂嚢(さのう)と呼ばれる消化器官のことである。砂嚢は食べたものをすりつぶす機能を持っており、分厚い筋肉からできている。このため、歯ごたえがあり、コリコリとしている。また脂肪分がなく、低カロリーである。また鉄分やタンパク質を多く含んでいる。

出典:http://lance3.net

砂ずりの下処理の仕方②砂肝じゃなくてなんで砂ずりっていうの?

砂ずりというのは、砂肝のことです。主に東日本では砂肝と呼ばれ西日本では砂ずりと呼ばれることが多く、また焼き鳥屋などでは、砂ずりの焼き鳥を単にずりと呼ぶことが多いです。

砂ずりの下処理の仕方③なんで下処理が必要なの?

砂ずりの下処理で取るところは、銀皮と言われます。見た目でいうと、内側の白いところです。
これが着いたままだと、食感がだいぶ固くなります。そのために、ちょっとした料理で柔らかい砂ずりを召し上がりたい時は、下処理でその銀皮をとってしまいます。
ただ、砂肝のコリコリ固い食感が好きな場合は、わざわざ下処理をする必要もないので、下処理はせずに、そのまま召し上がって下さい。

砂ずりの下処理の仕方④下処理された銀皮って食べられないの?

下処理で砂ずりから取られた銀皮は、そこそこの量になると思います。砂ずりの下処理の仕方③でも書きましたが、砂ずりは下処理せずに、そのまま食べることもできますから、勿論銀皮も食べることはできます。
これは、銀皮だけの料理となると、とてもコリコリした食感になります。また、長く煮込むと柔らかくもなりますし、じつはコラーゲンなので、トロトロになります。

砂ずりの下処理方法①砂ずりの銀皮の取り方(包丁)

砂ずりの下処理方法①やり方

1、砂ずりをとりだし、二つに開きます。

2、真ん中の青白い部分で2つに切り分けます。 2つのこぶに分けるイメージです。

3、コブの両側についている青白い部分を包丁でそぎ落とします。

4、こんな感じに切り落とせます。 もう片方も切り落としましょう。

5、そうしたら、山を縦に二等分して完成です。

大体、買ってきた量の20%ぐらいは、剥ぐことになります。

砂ずりの下処理方法②砂ずりの銀皮の取り方(竹串)

砂ずりの下処理方法②道具

竹串(爪楊枝) もしくはフォークでも可。

砂ずり下処理方法②やり方

1、白いところの終わり半分くらいのところに爪楊枝を刺します。

2、爪楊枝を90º上に向けます。

3、反対側からも刺して90º上にします。

4、後は手で引っ張って包丁などで切ります。

5、真ん中にぶっさして爪楊枝(竹串)を起こすと筋にそって剥がれます。
キッチンばさみ、包丁もいらないです。

下処理した砂ずりの銀皮の食べ方

下処理した砂ずりの銀皮の食べ方:材料(2人分)

砂肝の銀皮:130g

(☆)
醤油:小さじ2
酒:大さじ1
みりん:大さじ1
さとう:小さじ1/3
おろしにんにく:小さじ1/3
豆板醤:小さじ1/3~(お好みで増量)
.
サラダ油:小さじ2
.炒りゴマ:少々

下処理した砂ずりの銀皮の食べ方:作り方

1、銀皮の皮は、小さめに切ります。

2、フライパンに油をひき、1を入れ、赤い色がなくなるまで炒めます。

3、☆の調味料を入れ、汁気がなくなるまで炒めます。皿にもってゴマをかけたら完成です。

下処理した銀皮で、美味しいおつまみができちゃいます。甘辛コリコリがたまりません。

砂ずりの下処理方法は、いかがでしたか?

砂ずりの下処理をすると、銀皮は結構出ます。下処理後の銀皮をそのまま捨ててしまうのは絶対にもったいないので、ぜひ銀皮は銀皮で料理してみて下さい。
下処理後の砂ずりは。それぞれ料理に使いますが、勿論下処理をしなくても、砂ずりは食べられます。
下処理する、しないは、それぞれの料理に合わせて判断されて、上手に使い分けて下さい。

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