低カロリーな食材"しいたけ"の賞味期限と保存方法をご存知ですか
2016/03/29
kuwaoro56
しいたけの賞味期限ってどれくらいなんでしょう?湿気や水気に弱く、保存方法の難しそうなしいたけですが、正しく保存すれば賞味期限を伸ばすことができます。正しい保存法を知っていれば、賞味期限を伸ばすのはもちろん、味や栄養にもメリットがあるんですよ。
賞味期限は保存方法によって様々
しいたけの消費期限は、基本的には一週間程度です。保存方法によっては、二週間以上持ちますので、長期保存したい場合は正しい保存方法を覚えておきましょう。
賞味期限が過ぎると痛みが出てきます。
賞味期限が過ぎたしいたけは、傷むと変色します。しいたけの傘の裏から変色が始まり、通常は白い部分が黒くなってきたら傷んできた合図です。しいたけを半分に切って、中が赤かピンクになっていたら完全に傷んで酸化してしまった証拠です。賞味期限過ぎてしまったしいたけは、こうなるともう食べられません。賞味期限が過ぎていなくても、異臭がする時や、触ったときにぬるぬるする場合も食べないようにして下さい。
生しいたけの賞味期限
野菜室保存の賞味期限は、1週間程度
夏場は半日程度
生しいたけは湿気に弱いので、直接ラップを巻いたりポリ袋に入れてしまうと水滴がついてしまい傷んでしまいます。必ず、新聞紙やキッチンペーパーに包んだ上で、ポリ袋にいれます。そして、しいたけの軸を上向きにして、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
湿気から守るのが賞味期限を伸ばすポイント
夏場などの暑い時期以外なら、常温でも保存できますが、常温よりも野菜室での保存の方が長持ちします。常温で保存する場合でも、新聞紙に包んだ上で冷暗所で保存します。賞味期限を伸ばすには、しいたけの苦手な湿気から守ることが大事です。
干しシイタケの賞味期限の目安は、なんと1年程度。カビが生えていなければ食べられます。
干ししいたけは、密封できる袋に入れ、乾燥剤があれば一緒に入れて冷蔵庫で保存します。市販の干ししいたけだと、予め密封できる袋に入っているものもあります。常温保存もできますが、生しいたけと同じように、高温多湿の場所は避けましょう。
戻したしいたけの賞味期限は、冷蔵だと2~3日程度。冷凍すると1か月程度持ちます。
戻したしいたけは、冷蔵庫で保存できますが、長期間の保存はできません。賞味期限を伸ばしたい場合は、冷凍保存がおすすめです。
切ったしいたけ、またはそのままのしいたけをざるに並べて、干し台などに吊るして天日干しします。新聞紙に並べて干してもOK!切らずにそのままのしいたけを干す場合は、かさが下になるように並べます。夏場なら1日程、冬場なら2・3日程度干すと、干ししいたけの出来上がり!たったこれだけで、しいたけの賞味期限がぐっと伸びます。
風通しが良ければ、こんな方法でもOK!
干す前に、しいたけは洗わないで下さい。雨の当たらない風通しの良い場所で干すのがおすすめです。場所が無い場合でも、ガラス越しの日光で干ししいたけを作ることが出来ます。
しいたけは、乾燥すると細胞壁が壊れ、その中に詰まっている旨みや栄養素が外に出やすくなるためより美味しくなると言われています。天日干しする事でビタミンDも増え、カルシウムの吸収に役立ちます。賞味期限も伸び、風味も良くなるなんて一石二鳥ですよね。
しいたけの軸を切り落とし、適当な大きさに切ってからフリーザーバッグに入れ、空気を抜いた上で冷凍庫に入れます。いしづきさえ切り落せば、細かく切らずに冷凍保存もできます。手間がかからず、簡単に賞味期限を伸ばせる方法です。
切り落とした軸は、いしづきを切り落として、細かく割けば食べることができますし、一緒に冷凍してもOKです。出来るだけ空気が入らないような状態で冷凍保存することが大切です。冷凍保存したしいたけを使う際は、解凍してしまうと、べちゃべちゃになってしまうので、解凍せずに調理しましょう。
賞味期限を長期にするなら干ししいたけ!簡単に賞味期限伸ばすなら冷凍保存!
しいたけは、生の状態で保存するよりも、軽く天日干ししたり、冷凍した方が栄養価も味も上がりますし、賞味期限も長くなります。作る料理にもよりますが、多くの場合、味に支障はないかと思います。賞味期限を長持ちさせるには、干ししいたけに加工するか、冷凍保存がおすすめです。是非一度、お試し下さい。
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