サバの刺身は美味しい?怖い寄生虫アニサキスの予防方法は?
九州の方はサバを刺身で召し上がるそうです。本州から北ではあまりサバを刺身で食べる習慣はありませんが、サバの刺身はとても美味しいそうです。サバを生で食べる時怖いと言われているのがアニサキスという寄生虫。この予防法を交えてサバの刺身についてのお話です。
サバのさばき方
サバを刺身で食べるならやはりとりたて
サバの内蔵にはアニサキスという寄生虫がいると言われています。これは非常に怖い寄生虫で胃袋を食い破るとも。とりたてのサバは内蔵にいますが、時間がたつと身のほうに移動してくるそうです。とったサバはすぐにさばいて刺身にしてしまいましょう。
サバのさばき方
ウロコを取り、頭を落とします
サバには薄いうろこが多少あります。刺身にした時は皮は剥いでしまいますが、焼き物などではウロコがあると困りますので、包丁の先でとっておきます。腹ビレ、胸ビレから頭の先端に向けてナナメに切り込みを入れ頭を落としていきます。
サバのさばき方
内蔵を取り出す
肛門まで包丁で切り込みを入れ、血合いと一緒に内蔵を取り出します。アニサキスがいるのはこの部分ですので、刺身で食べる場合は、この作業が終わったらいったん包丁とまな板もよく水洗いしておくのが安心です。
サバのさばき方
三枚におろす
腹がわ→背がわという順番で深く切り込みを入れます。しっぽに近い部分に包丁を刺し(切り取ってしまわない方が楽です)頭まで包丁を骨に沿わせるようにして切り離します。最後にしっぽの所を切り取って二枚おろし。もう半身も同じようにしておろして三枚おろしの完成です。あとは皮をはぎ、刺身にすれば良いだけですね。
刺身で食べる場合はきちんとチェック!
アニサキスを目視で確認
とりたてのサバなら身に入り込んでいる事は無いようですが、刺身で食べる場合は、念のためアニサキスがいないか目視でよく確認してください。このように目視できますので見つけ次第取り除いてください。これでサバの刺身にしても安心なサバがさばけました。
どうしても怖い人のためのアニサキス対策
アニサキスは冷凍すると死滅する
とりたてでも、気をつけてさばいても刺身で食べるのは怖い。怖いものは怖い!と思うのは当然だと思います。本州ではサバを刺身で食べる習慣が無いのですがしめ鯖にする場合にもこのアニサキスが怖いので業者ではいったん冷凍にした物を使用するようです。
どうしても怖い人のためのアニサキス対策
とりたてであっても腹わたの温度が上がると身のほうに移動してくるそうなので、調理する時はこまかく切る、刺身で食べる時はよく噛むようにすると良いそうです。怖いのは生きたままのアニサキスなので、切ってしまえば痛い思いはせずに済みます。
サバの刺身の美味しい食べ方 ゴマサバ
福岡ではポピュラーなサバの刺身の食べ方のひとつゴマサバ
ゴマサバという種類のサバもいますが、ここでは刺身のアレンジ料理方法のひとつの事を言います。そのままおつまみにも、ご飯に乗せてもとっても美味しいそうですよ!本州ではあまり馴染みのない料理ですが、とても美味しそうですね。
サバの刺身の美味しい食べ方 ゴマサバ
美味しい刺身アレンジ ゴマサバの作り方
サバの刺身をすりごま、しょうゆ、酒、みりん、すりおろしたしょうがで作ったタレに漬け込むだけと簡単に作る事が出来ます。そのまますぐに召し上がっても良いですし、冷蔵庫で1日漬け込めばさらに美味しく食べられるそうです。
都内でゴマサバが食べられるお店
都内で刺身のゴマサバが食べられるお店
博多ほたる 麻布十番店
簡単に作れると言っても「サバの刺身は自分で作るにはハードルが高くて」と、思う方は、都内でゴマサバが食べられるお店があるので、機会があれば足を運んでみてはいかがでしょうか。
都内でゴマサバが食べられるお店
ゴマサバの他九州 博多の美味しい物が食べられる
もつ鍋や博多串焼きなどもこのお店の名物なのだそうです。毎日新鮮な食材を九州から空輸しているそうです。これで、おもいきりゴマサバを楽しむ事が出来ますね。
サバの刺身 まとめ
サバのさばき方から、刺身にした時に怖いアニサキスについて、福岡でよく食べられる美味しいゴマサバのご紹介から、都内で食べられるお店まで盛りだくさんがお届けしました。いかがでしたでしょうか?やはり慣れないサバの刺身はじぶんではさばくのが少し怖いですね。お近くに刺身を食べさせてくれるお店があればそこを利用するのが良いようです。