ご飯からパンがつくれるなんて!ホームベーカリーで「ご飯パン」
2016/05/14
hanjuku_h
日本の主食、皆さんご存知ご飯です。そして日本の朝食事情を大きく変えていったのがパンでした。今回はこの二つの食材、ご飯とパンについてまとめてみました。おもしろ情報など是非最後までお付き合いください!それではごゆっくりどうぞ!
日本の主食はお米ですが、パンも現代では人気を誇っています。
なんといっても朝食、これは大変化を遂げました。
忙しい朝にパンが手頃だからです。
そんなパンとご飯の関係を見ていこうと思います。
日本の朝ごはんはどう変わったのでしょう?
日本人のためにパンが作られたのは、1840年に中国で起こったアヘン戦争がきっかけでした。徳川幕府は、日本にも外国軍が攻めてくることを恐れ、兵糧としてパンを作らせたのです。米飯では炊くときの煙が敵方にとって格好の標的になりかねません。それに比べ、固いパンは、保存性と携帯性の面ですぐれていると考えたからでした。
パンも日本にかなり昔からあったのですね。
ですが一般的には米がきほんでした。
私たちが普段からパンを食すようになってからはそんなに時間は経っていません。
ご飯は長い間我々の生活を支えてきました。
コメの消費量は減少。パンの追い上げと洋食化が原因とされます。
上の画像は一人当たりのコメ消費量です。
ぐんぐん下がっていますね。
家庭料理が洋食化されること、更にご飯を作るのに手間がかかる、面倒。という理由でご飯ではなくパンや他のものへと置き換わっていったのが原因という見方もあります。
パンがご飯を逆転
更にご飯はパンに追いぬかれています。
衝撃的ですが。これが
ご飯離れの実態となっています。
パンであれば焼くだけ、もしくは最初から調理されており食べるのが簡単であることも一つの要因でしょう。
パンの下剋上が顕著になりましたが、国民食ご飯も黙っていません。
ご飯としての意地を見せ必死の攻防をしています。
ご飯だって負けていません
食の安全意識が高まる中国で、日本のお米の需要が高まっています。
中国では、まだ日本のお米を手に入れるのは簡単ではありません。
オンラインストアで、日本のお米は1kg約12ドルで売られています。
高まる需要に応える為に、日本米の種を使い、より安全な国内米として宣伝する中国の生産者もいます。
しかしながら、そういったお米も土壌汚染されている土地で、栽培されているのが現状だそうです。
日本のお米は品質が良いことでも有名です。
劣勢に立たされた今、海外展開や積極なPRを行い、国内外問わず日本のお米を広く知ってもらえるよう努力しています。
ご飯を守るということはこの田んぼを守ることと同じです。
最近では手間・面倒を解決すべくお米も様々な対策を取っています。
その一つが無洗米。
洗わずすぐ炊けることで、少しでも手間を省き食べてもらえるようになっています。
ご飯をもっと身近に!
お米の努力がにじみ出ます。
お米も日本人のご飯として生き残るために姿を変えました。
白米ではなくパンとなったのです!
それこそがみなさんご存知米粉パン!
米を粉にして利用します。
パンや麺になってご飯として生き残りをかけたお米!
米粉(べいこ、べいふん、こめこ)は、米を製粉したもの。穀粉(こくこ)ともいう。団子、餅、煎餅、麺類、米粉パンなどの原料となる。近年では特に、 製粉技術の発達によって粒子を平均数十マイクロメートル以下まで細かく、損傷澱粉を少なくするなどして、従来の米粉(上新粉)より小麦粉の代用として使いやすくした微細粉米粉が注目されている。製粉技術の進歩に 日本では、国産米(地元産米)の消費拡大につながる新たな需要が期待されている。
もちもちさくさくが持ち前の米粉パン甘い香りが特徴です。
更には米粉クッキーも!ご飯のみならずおやつにもお米を!
米粉で作ると香ばしくできるそう!
パッと見た程度では全然わかりません!
いかがでしたか?
にほんでのご飯の形態が大きく変わり、ご飯=お米ではなくなってきています。
お米も日本人のご飯としてあり続けるべく姿を変えて対抗し、海外にもそれを打ち出しています。
ご飯の未来はどうなるのでしょう。
パンがお手軽でいいのもわかるのですが、日本の伝統的なご飯、お米も忘れないでもらいたいなとつよくかんじました。
またパンやクッキー麺類になることで日本のご飯として生き残りをかけたお米。
これからどう変化していくのか目が離せません
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