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    意外と知られていない玄米のおいしく食べるための保存方法!

    日本人の食生活には欠かせないお米。その中でも注目を浴びている玄米についての保存方法について紹介します。白米より長期保存に向いている玄米。災害の備えとして保存しておくと安心ですよね。時期にあわせた保存方法を学び、おいしく玄米を保存しましょう!

    お米を保存するには玄米のほうがいい!時期に合わせて玄米を保存し、おいしくごはんをたべよう!

    食品を長期保存する場合、できるだけ素材に近い状態で保存するのがよいとされているそうです。つまり、白米で保存しておくより、玄米の状態で保存するほうがよりおいしく保存できる、というわけです!では、玄米の保存方法についてみていきましょう!

    おすすめの玄米の保存方法!

    お米も生鮮食品です!鮮度が大切ですね。
    正しい保存方法を紹介します!

    保存するうえでの大切なポイントは3つ。場所・容器・期間です。ここでは、正しい場所、おすすめの容器、場所をまとめてご紹介していきます。この機会に玄米の保存についてもう一度見直していきましょう!

    玄米の保存も「温度・湿度」「酸化」「呼吸」が大切!

    お米の保存場所は温度湿度が低く、冷暗場所が適しているといわれています。玄米についても同じですね。一般的にお米につく虫は18℃を超え、多湿の条件が揃うと発生すると言われています。
    玄米の保存は「温度15℃以下」「湿度73~74%」が適しているようです。

    そして密閉できる容器に保存するようにしましょう。密閉容器に入れて空気を遮断していないと空気に触れ、乾燥し、酸化が進んでしまい、美味しくなくなってしまいます。
    また、玄米も呼吸をし、臭いを吸っています。保存容器が清潔ではなく、古い米ぬかやごみが放置されたままになっていると虫が発生する原因になってしまいます。

    正しい保存場所で玄米を保存!

    正しい玄米の保存場所とはどこでしょうか?
    炊飯器に近い、場所がない、などの理由でキッチンのシンク下に玄米を保存してしまったりしていませんか?キッチンのシンク下は湿気が多いためNGです!
    キッチンのパントリーなど暗めの場所はわりといいようです。日が当たらない、当たりづらい場所を探して保存しましょう。
    また、冷蔵庫、保冷庫(あれば)が保存場所に適しています。

    玄米保存のおすすめ容器は?

    一般的な保存容器は「米びつ」だと思います。
    米びつの場合、新しい玄米を保存する前は必ず、きれいに掃除するようにしましょう。

    他には、密閉容器がおすすめです。
    チャック付きのビニール袋、中の空気を抜いて真空パックにできればかなり理想的ですね。
    毎回の炊く量が決まっている場合は一定量ずつ保存できて便利です。きちんと密閉できれば、カビ、乾燥、臭い移りは概ね防げますし、外部の虫の進入も防ぐことができますね。

    蓋付きのプラスチック容器。冷蔵庫にも収まるサイズもたくさん種類が売られているのでいいですね。

    また、ペットボトルや牛乳パック(クリップで密閉する)方法などがおすすめです。
    これならお金がかからずに保存ができますね!ペットボトルや牛乳パックなら、冷蔵庫のドアポケットにピッタリ収まるので場所もとりません!

    無酸素保存が一番おすすめ!

    大量の玄米を長期保存する場合、無酸素状態にした保存方法がおすすめです。
    無酸素状態にすることで玄米が呼吸できなくなり、酸化も止まり、乾燥、臭い移り、さらにはカビの抑制にも効果的です。更にこの無酸素状態を14日間保てば、虫(卵・成虫)も死滅するようです。

    無酸素状態を作ることはいたって簡単です。
    密閉できる袋か容器に玄米を詰めて、脱酸素剤(エージレスや使い捨てカイロのこと)を中に入れ、完全に密閉することで完成です。簡単ですね!中にいれた脱酸素剤が全て酸素を吸収するのであとは放置するだけです。

    玄米保存時の虫対策は?

    虫の発生を防ぐ

    一般的にお米につく虫は18℃を超え、多湿の条件が揃うと発生すると言われています。
    玄米も同じです。温度、湿度が管理出来る場所に保存しましょう。
    冷蔵庫などで玄米を保存する場合は市販の虫よけをいれておくと安心です。
    実際、とうがらし、鷹の爪、にんにくなどがお店で売られていると思いますが、虫意外にはあまり効果が期待できないようです。
    また、有機栽培の玄米は非常に虫がつきやすいといわれているようですので要注意です。

    玄米に虫がわいたときの対処法は?

    玄米に虫がわいてしまった場合、天気の良い日を選んで日の当たる場所(ベランダやテラス)に新聞紙など大きい紙などを広げ、均一に玄米を並べておきます。日の暑さに耐えかねて玄米からコウゾウムシは逃げていくようです。

    玄米の保存方法をまとめてみて

    いかがでしたでしょうか。
    玄米も白米よりは長持ちするとはいえ、保存方法はデリケートですね。
    現在行っている玄米の保存方法はあっていましたか?
    もし、違っていたらすぐに玄米の保存方法を見直してみましょう。
    毎日食べるものだからこそ、正しく玄米を保存し、おいしく食べましょう!

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