甘くておいしい甘酒♪甘酒の種類と体に良い効果が得られる方法とは?
2016/02/19
のぽさん
最近「飲む点滴」と言われて話題になってる甘酒。気になってる人も多いのでは?冬だけの飲み物かと思いきや1年中飲める優れものなのです。でも作れるの?賞味期限は?そんな甘酒の賞味期限やあれやこれやを調べてみました!上手に生活に取り入れて素体美人を目指しましょう♪
甘酒効果と賞味期限①~甘酒の種類
甘酒に酒類…?と思われた方もいらっしゃると思いますが、実は甘酒には2種類あったんです!
江戸時代、甘酒は暑気払いとして飲まれていました。また、腹持ちもよくダイエットにも良いとされる甘酒。そんな甘酒に種類があることはあまり知られていないようです。酒粕で作られた甘酒とお米と麹で作られた甘酒。それぞれの甘酒の特徴を見てみましょう。
日本酒を作った後に出る「酒粕」で作る甘酒は、甘さがないので砂糖を加えて作ることが多く、また酒粕自体にアルコールが残っているのでアルコールを含んでいます。
いわゆる「飲む点滴」と呼ばれて最近話題になっている甘酒はこちらのタイプです。麹が等に変わるので砂糖を加えなくても甘く、アルコールも含まれていません。
甘酒効果と賞味期限②~酒粕で作った甘酒の栄養素と効果
飲む点滴と呼ばれてるくらいだから米麹で作った甘酒の方が体にいいんじゃないの?と思ったあなた…!それは勘違いですよ!!
酒粕そのものの栄養素もとても高くて優れものもの!そんな酒粕を使ってるので栄養素が低いわけがない。ということで、まずは酒粕で作られた甘酒の栄養素を見てみましょう。特に美肌に良い効果が多いみたい♪
酒粕から作られる甘酒に含まれるタンパク質は【レジスタントプロテイン】と呼ばれるもので、消化されにくく油を外に運び出してくれます。それによって悪玉コレステロールも減少しますし、不溶性食物繊維もたっぷり入っているのでダブルで便秘にも効果的!
シミの元のメラニン色素の活性を抑えてくれ、角質層の肌細胞同士をつなげてお肌の潤いを保ってくれる【スフィンゴ脂質】。保湿と美肌に効果的!また、ビタミンBも含まれているのでお肌にとても良いのです。
甘酒効果と賞味期限③~米麹で作った甘酒の栄養素と効果
「飲む点滴」と呼ばれるほど完成された飲み物の米麹で作った甘酒。夏は夏バテ防止にも最適なのですよ☆
さて、それでは米麹で作られた甘酒の栄養素と効果を見ていきましょう!
発酵食品であることから麹本来のオリゴ糖も豊富に含まれています。食物繊維と一緒に腸内の環境を整え便秘を改善し、美しい腸へと導いてくれます☆
人間の体に必要なアミノ酸やブドウ糖が豊富に含まれていて、特に必須アミノ酸9種類がすべて入っています。しかもこの必須アミノ酸は体の中で生成できないアミノ酸で体外から摂取するしかないんです。
麹で作られた甘酒には、点滴に含まれる成分すべてがバランスよく含まれているから。昔から飲まれているのも納得ですね。
甘酒効果と賞味期限④~甘酒の賞味期限
それぞれの栄養素を見てきたところでそれぞれの賞味期限を知りましょう!特徴が違うので賞味期限もそれぞれ。間違わないようにしてくださいね。
アルコールも入っているため、作ってから冷蔵保存で3日くらいが賞味期限。それ以上持たせようとしたら途中で火を入れて殺菌すると1週間くらい持つようです。
米麹で作った甘酒は冷蔵庫でも発酵が進んでしまうのであまり日持ちがしません。賞味期限は遅くても1週間程度。でもそれにかかわらず早めに飲み切っていまうのが◎もう少し持たせたかったら80℃くらいまで一度温度を上げて発酵を止めてしまう方法もありますよ☆
どちらの甘酒も1回分だけ作るって難しいですよね。そんな時は冷凍保存してしまいましょ☆
その時は酒粕は半年くらいが賞味期限、米麹は3か月くらいが賞味期限になります。
酒粕の甘酒も米麹の甘酒も手作りできますよ!ということで次は作り方をご説明します☆
3〜4杯分
酒粕 100g
水 600㏄
砂糖 50g
塩 ひとつまみ
生姜(すりおろし、または絞り汁) おこのみで
甘酒効果と賞味期限⑤~甘酒の作り方 酒粕
酒粕を細かくちぎる
甘酒効果と賞味期限⑤~甘酒の作り方 酒粕
お鍋にお水と酒粕を入れて一晩おいてふやかします。
甘酒効果と賞味期限⑤~甘酒の作り方 酒粕
一晩おいたお鍋を火にかけ、酒粕を溶かします。お酒が苦手な方やお子様に飲ませたい方は、一度沸騰させてアルコールを飛ばすと〇。また、香りを楽しみたい方は沸騰する直前の状態を保つといいですよ。
甘酒効果と賞味期限⑤~甘酒の作り方 酒粕
酒粕が溶けきったら砂糖とお塩を加えてひと煮立ち。生姜やシナモン・ゆずなどお好みで加えても美味しい♪
もっと簡単に作りたい方は、沸騰したお湯に茶こしや味噌こしで酒粕を溶かしいれる方法もありますよ♪こうすれば一晩お水に漬けなくても良いのです。
炊飯器を使った方法が一般的なようですが、今回はあえて炊飯器を使わない&比較的簡単にできるレシピをご紹介します☆
2人分
乾燥米麹50g
温かいお米50g
お湯(50度~60度)1カップ(250cc)
甘酒効果と賞味期限⑤~甘酒の作り方 米麹
沸騰したお湯を50~60度にさまし、その中にご飯と米麹を入れる。
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均等に良く混ぜて魔法瓶に移し8時間以上置きます。この時しっかり蓋をしましょう。
甘酒効果と賞味期限⑤~甘酒の作り方 米麹
8時間たったら、出来上がり!お好みで水や牛乳などで割って飲みましょう☆
甘酒の賞味期限やあれやこれや、いかがでしたか?飲む時間は朝が良いそうですが、薬じゃないのでいつ飲んでもいいそうです。酒粕で作られた甘酒も米麹で作った甘酒も、それぞれに良いところがあるので、飲み分けて上手に生活に取り入れたいですね!
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