ゼリー等に含まれるゼラチンにもアレルギーがあるのをご存じですか?
2016/04/17
mnkhome2015
2016/04/27 更新
チョコレートでアレルギー!?ちょっと驚いた人も多いのではないでしょうか?そう、実はチョコレートでもアレルギー症状を引き起こすこともあるのです。毎年、バレンタインデーの後には、チョコレートアレルギーを発症してしまう人も多いようです。
最近ではチョコレートダイエットなども存在するためか、チョコレートは実は健康にも良い食べ物だと認識されつつありますよね。しかし、実はチョコレートでアレルギー症状が出ることもあるのをご存知ですか?あまり知られていないかもしませんが、チョコレートでもアレルギー症状が出るのです。チョコレートアレルギーとは、原材料のカカオマスによってアレルギー反応が起こると言われています。
カカオマスに含まれているチラミンと言う成分には、細い血管から血液が漏れ出して腫れてしまうという「血管性浮腫」を引き起こす作用があります。もちろんカカオマスが含まれているものはチョコレートだけでなくココアもありますが、ココアにも同じような作用があり、摂取後には血管収縮を起こします。その効果が切れる頃に反作用で急激な血管拡張が行われるのですが、このときに様々なアレルギー症状が出ると言われています。
チョコレートアレルギーの症状には、チラミンによって毛細血管が集まっている粘膜が腫れたり、じんましん、頭痛などがあります。ちなみに「チョコレートを食べると鼻血が出る!」と言う人も、実はチョコレートアレルギーの症状だと言えるのです。実はこれも、チラミンによる作用のひとつなのです。
その他にも、腸の粘膜が腫れあがれば腹痛を起こしたり下痢になったりもします。もちろん嘔吐することもあれば、ひどい時にはアナフィラキシー・ショックを引き起こして死亡した人もいるぐらいなのです。チョコレートアレルギー、侮れませんね。
そんなチョコレートアレルギー、実は毎年増加傾向にあることをご存知ですか?年に1度、チョコレートをたくさん食べる日がありますよね。そう、バレンタインデーです!このバレンタインデー、実はチョコレートを食べる量に気を付けなければ、チョコレートアレルギーを発症してしまう可能性もあるのです。
チョコレートを食べ過ぎたぐらいでアレルギーを発症!?何だか信じがたいかもしれませんが、本当の話なのです。実際にバレンタインデーにチョコレートを食べ過ぎたことが原因で、突然アレルギー症状を発症し、病院に駆け込む人も少なくないそうです。そのため、バレンタインでチョコレートをたくさんもらったとしても、食べる量には気を付けなければなりません。
チョコレートが大好きな人からしてみれば、チョコレートでアレルギー症状が出るなんて、かなりショックなことかもしれません。チョコレートが大好きなのに、アレルギー症状が出ちゃったら、もう食べられなくなってしまうの?と不安になったりもするかもしれません。確かに、毎日チョコレートばかりを食べ過ぎていたとしたら、急性のアレルギー症状を引き起こす原因となるでしょう。でもこれはチョコレートだけでなく、全ての食品に関して言えることですよね。
何でも食べ過ぎはよくありません。もちろん、嗜好品でもあるチョコレートは、適量にするのに越したことはありませんよね。毎日の3度の食事はバランスよくしっかりと食べ、チョコレートに関しては毎日大量に食べ過ぎないように、適量を守ることがアレルギーを引き起こさないためにも大切なのです。
いかがでしたか?チョコレートアレルギー、実は普通のアレルギー症状と遜色ないようですね。もちろん食べ過ぎさえしなければ、アレルギー症状を発症することはありませんので、日々の摂取量に気を付けることが大切です。また、チョコレートを食べると鼻血が出る人は、アレルギー症状の一種でもあるため、特に注意が必要です。摂取量にはくれぐれも気を付けて下さいね。
チョコレートアレルギーは、確かに発症してしまうと怖いかもしれませんが、その一方でチョコレートには健康に対する効果があるのも事実です。アレルギー反応だけを恐れて食べないよりは、適度に食べることが好ましいのです。また、小さな子どもは適量を守れず、アレルギー症状を発症してしまうことも少なくありません。かならず親が適量を守らせるように気を付けてあげましょう。
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