SoupStockの冷凍スープで、家でも手軽に美味しいスープをどうぞ。
2016/05/13
halea25
日本ではあまり広がっていない「レンズ豆」ですが、世界ではさまざまな調理法で親しまれています。その中でもスープに注目!各国のレンズ豆のスープの特徴や、家庭でも作れるスープレシピをご紹介します。ぜひこれを機にレンズ豆に挑戦してみてください☆
レンズ豆は乾物や料理を見るとオレンジ色だったり黄色っぽかったりいまいちよくわからない人もいるのでは?実はレンズ豆は皮をむくとオレンジ色をしているのです!皮を剥いた状態のレンズ豆なら他の豆のように長い時間浸すことなく調理できてとても手軽なんです♪
【写真はレンズ豆の木】
西アジアから地中海沿岸が原産のマメ科ヒラマメ属の一年草で、旧約聖書に登場したりイタリアでは大晦日に食べる習慣があったりと、古くから各地で親しまれてきた豆の一種です。凸レンズは、レンズ豆と形が似ていたことから名前をとったと言われています。
その地域で栽培され、手軽に使えるレンズ豆のスープは毎日のように家庭の食卓に上がり、レストランでは見かけない家庭料理であることが多いです。お国柄・地域柄がでるのはもちろん、各家庭でそのおうちの味があるそうで、まさに日本のお味噌汁のような存在です。
イタリアではレンズ豆は「レンティッケ」。レンズ豆をコインに見立ててお金がたくさん入ってくるように大晦日の夜にスープを食べる習慣があります。スープと言っても水気は少なく煮込みに分類されることも。大振りのソーセージと煮込んだスープで、コクがあって寒い大晦日にはぴったりです。
メルジメッキがレンズ豆、チョルパがスープの意味、つまりそのままレンズ豆のスープですね!トルコでは羊のだしのスープが一般的で、さらにしっかりレンズ豆が入ったポタージュのようなスープです。乾燥ミントが入っていたり最後にレモンを搾っていただくので意外とさっぱりしているそうですよ!
インド料理と言ってもカレーばかりではありません。豆自体も豆のスープもダールといい、レンズ豆でも、他の豆でも作られます。トマトが入ることも多いのですがシンプルに豆とスパイスだけで仕上げることも!滋味たっぷりのスープです。
最後にしぼるレモンが決め手のさわやかなアラビアのレンズ豆のスープ。クミンやパクチーが入ることもあり、異国の香りが楽しめるスープです。「ショルバ」がスープ、「アダス」がレンズ豆の意味だそう。
エスニックブームとともに広まりつつあるものの、まだ日本では乾物のレンズ豆はみかけることが少ないかもしれません。しかし水に浸けることなく調理できるのでストックしておくととっても便利ですよ!
煮るのもとても簡単!ざっと水洗いしたレンズ豆を水とともに鍋にいれ、ことこと弱火で煮込むだけ。煮込み時間も15分からとお手軽です。水を切って冷凍もできますが早く煮えるのでスープを作るときにささっと入れればボリュームと深みもあるスープに出来上がります。
いつものスープに具材と一緒に入れるだけで簡単にレンズ豆のスープのできあがり!ですが各国風にアレンジするレシピをご紹介します♪
イタリア風ならみじん切りにしたタマネギとニンニク、あればセージもオリーブオイルで炒め、チキンスープと、レンズ豆、ソーセージを加えて煮ます。塩こしょうで味を整えて出来上がり!ベーコンや普通のソーセージでも十分おいしいですが、イタリアのソーセージならより本格的な味が楽しめます。
レンズ豆をターメリックと塩で煮込んでおきます。フライパンでクミンシードやマスタードシード、ショウガなどお好きなスパイスを炒めて香りをだし、タマネギとトマトを炒めてスパイスごと豆の鍋に加えて出来上がりです。辛い方がお好きな方はチリパウダーやグリーンチリを入れるととってもホットなスープになります。
それぞれの地域の個性あふれるレンズ豆のスープはいかがでしたか?その国を訪れたときはもちろん、各国料理のレストランやレシピブックを使ってご家庭で、ぜひバラエティ豊かなレンズ豆のスープを試してみてください。食卓の上のレンズ豆のスープで、まるでその国にいったような気分が味わえますよ♪
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